20201129(日)

100円ショップの温度計を校正した


100円ショップの温度計を校正した

100円ショップの温度計を校正した 11/29/2020

 十勝ではそろそろ外気が氷点下で 室内・外の温度差が大きくなったので 温度計は必需品だ。二つのセンサーで室内・外を一か所で表示できる温度計が最良だが まず市販の寒暖計で様子を見ることにした。100円ショップでピンクの寒暖計を買って使い始めたが どうも様子がおかしい。ストーブの近くだとすぐに40℃越えだし 外気はマイナスのはずなのに一向に下がらない。翌週に同じ100円ショップへ行って今度は白の寒暖計を買ってきた。これは良さそうだが 確証が持てない。商品パッケージには誤差があるので計った値を証明には使えませんと但し書きがあった。100円だからまあそうだろうなと思ったが 温度がはっきりしないので体調にも自信が持てなくなってしまった。
 これでは白黒つけるしかないと思い 氷水を使って温度校正をやってみた(100℃もやるべきだが この寒暖計の最高温度が50℃なので仕方ない)。氷水をかき混ぜてしばらくつけておくと 白はほぼ0℃だがピンクは8℃だ。この差にはさすがにびっくりした。ピンクをひっくり返してみると 実は玉の部分がずれていた(落としてもずれるくらいの状態)。はは~これかと思い 0℃に合わせてきっちり固定した。
 その後 白はストーブから1.5m離れた室内 ピンクは北側の窓の外側にテープで張り付けた(熱シールドでガラスから4cm離した)。両方とも今のところは良さそうな温度を示している。
 今回の件で100円ショップのモノがすべてダメというつもりはない。むしろ100円で素晴らしいものもたくさんある。ただ 大量生産の工業製品では 部品はそれなりの精度で出来るのだが 組み立てる時にトラブルが生じたりするので 検査をしないととんでもないもの出来上がることがある。まあ温度計の校正法ぐらいは覚えておいても損はないか。

追: 最初の記事では誤字がありました。更正→校正に訂正させていただきました。はずかしい限りです。






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 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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