9. 周辺の見どころ(265)


2025628(土)

音更の「ピュットの森キャンプ場」


音更の「ピュットの森キャンプ場」

 コニファーの元オーナーのKさんに会おうとしたら 音更の「ピュットの森キャンプ場」で作業中とのことで 現地にお尋ねした。帯広市街から国道241の平原大橋を渡り 道道75の交差点を右折して少し丘を登ると右手にあった。おなじみのパン屋「朝寝坊のベッカライ」の反対側の極近接だ。

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 元は某ホテルの建物を再利用したとのこと。キッチンを含めて室内の設備は充実していて家族利用にも対応できそうだ。
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 ベランダとカシワの林の間が テントサイトになっている。ここは西側が高台の上なので 十勝川は一望できるし 夕陽はメチャきれいに違いない。
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 車の乗り入れ可のテントサイトが敷地の手前と奥にあった。
 この日は週末のためか満杯だった。ここは帯広市街から非常に近いので 近郊型キャンプ場として最高のロケーションと思う。



2025626(木)

初夏の日勝峠園地 早急な再建を期待


初夏の日勝峠園地 早急な再建を期待

 日高山脈襟裳十勝国立公園は2024年6月25日に指定されたので 丁度1年が経過した。日勝峠はこの国立公園の一番北に位置する。ここには写真のように(一見)立派な展望台が設置されている。

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 日高側の頂上トンネルの手前を左折し 林道を少し上がると視界が広がりトンネルの真上に出る。
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 ここが日勝峠園地で 展望台や説明板が設置されているが 痛みが激しいのが現状だ。
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 展望台は数年前から立ち入り禁止のロープが張られていたが 現在は 木部は朽ち 階段は崩れ落ちている。もう補修レベルではなく再建が必要な状況だ。
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 鳥獣保護区の看板は錆びて読めない部分もある。
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 看板は枠から外れて地面に落ちていた。内容は国定公園に指定された昭和のころのままだ。
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 標高1000mの園地から南を見ると 新緑が美しい。

 環境省の日高山脈国立公園のHPには20カ所以上の主要ポイントが載っていてその一番目がこの日勝峠園地になっているが その荒廃の程度はひどい。国立公園に昇格で予算も増えたと推測するので 第一優先で再建してもらいたいものだ。
 余談だが 昨年だったかにこの園地を訪れた時に ソロキャンパーと思われる方が 炊事用具を広げて昼食しているところに遭遇した。驚いて「クマ大丈夫ですか?」と聞いてしまった。回りの笹藪の状況からして私なら長逗留したくない場所だ。



2025524(土)

鵡川・福山駐車場のトイレ


鵡川・福山駐車場のトイレ

 国道274の夕張~日高町にある鵡川・福山駐車場のトイレは以前にも紹介したことがあるが 今日久々に立ち寄ったらいろいろ思うところがあった。
 写真は自動ドアが開いたら現れるエンタランスだ。日光が差し込んで何か芸術作品のようにも見える。一瞬たじろいてしまった。

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 外観はこんな感じで やはり気を入れて作っていると感じる。
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 駐車場は十分な広さだが この日は自分を含めて3台だった。食後の昼寝のドライバーもいたようだ。
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 奥の広場も緑豊かでゆったりしている。
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 今回注目したのはこの看板だ。稲里小と稲里中の合作で1996年に設置されたとある。想像するに両校は背後の広場にあったが 人口減などでこの年に廃校になったのではなかろうか。中学校のモチーフにはイワナ・牛・馬・ワシ・キツネが描かれていて 小学校のには恐竜(ムカワリュウ?)の親子・アンモナイト・メロン・鮮やかな星空が印象的だ。なるほど素晴らしい環境に囲まれていたのだろう。
 1996年の閉校が正しければだが 当時の日本社会では少子高齢化が顕在化していなかったが 人口周辺部ではすでに始まっていたのだろうか。ちなみに付近には国道の除雪ステーションはあるものの 定住人口はゼロと思われる。何れにしてもこのような場所でも気を入れて作ったトイレがあるのは素晴らしいことで 奇麗に使わせてもらおう。



2025511(日)

帯広・ひまわり温泉 ビジネスマンの利用


帯広・ひまわり温泉 ビジネスマンの利用

 5/8に帯広の街に出たら 桜は満開状態だった。この日の目的は久々のひまわり温泉だった。

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 ひまわり温泉はお気に入りなので何回か紹介したが 今回はお休み処にある「ビジネスマン達の利用」に注目した。食堂テーブルやマッサージチェアーの奥に「コワーキングスペース」がありWifi・イス・テーブルが用意されている。
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 食堂テーブルでもこんな具合でPCの仕事ができる。
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 隣では上司と部下のような雰囲気で仕事の打ち合わせが始まった。
 ひまわり温泉はモール温泉だがサウナも有名のため ビジネスマンたちも湯上りの仕事の場としての利用しているのだろう。「帯広の市中温泉らしい新しい姿」と思う。



202533(月)

然別湖コタン2025を再訪


然別湖コタン2025を再訪

 3月2日に然別コタンを再訪した。今回は友人を連れて行った。
 確か一昨年から始まったシーズンパス500円だが 今回はこんな紙の名刺のようになってしまった。環境には優しいと思うが 最初の時のようなプラ製のカードは魅力的だった。

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 定番の全景。左が目的の氷上露天風呂のイグルー。
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 氷上露天風呂には我々の他に神奈川から来たという方が一人。湯温は前回より低めで入りやすかった。
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 温泉は右側にあるパイプからドボトボと注がれ 出口は写真左下の穴になるので 正真正銘のかけ流しだ。温度調整もしていないとのこと。
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 以前から気になっていたのは「かけ流したお湯はどこへ行くのか? 湖に流しているのかな?」と言うこと。今回 入り口の管理室で聞いてみた。「黒いパイプが2本見えるでしょう。ちゃんと戻して処理します」「ここは国立公園の真ん中なので キチンと対応しています」という答えだった。「さすが」と感心した。
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 当日の気温はマイナス3℃。氷上露天風呂には理想的な状態だった。
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 この分なら最終日の3月16日まで十分に楽しめるようだ。
 ちなみにこのプロジェクトには大量のボランティアが参加し ホテル風水の従業員寮に宿泊しながら活動しているらしい。最近はボランティア活動の理解が進んで来たので 人集めの心配はないのだそうだ。然別湖コタンの活動が永く続いてくれることを期待する。
 その他の話だが 湖畔にある旧ホテル福原はすでに売却されているが 建て替え・改装・再営業などの話は聞いたことがないと伺った。国立公園内なので何れにしろ簡単ではないだろう。マア 然別湖の自然を静かに楽しむのには 現状が良いのかもしれない。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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