5. ウッドデッキ Wood deck(20)


202449(火)

デッキの除雪 北海道では「雪割り」と言う


デッキの除雪 北海道では「雪割り」と言う

 十勝ヒュッテでは4/7にウッドデッキの除雪をした。この時期の除雪を北海道では「雪割り」と言う。最初に聞いた時は「雪が割れるのか?」と不思議に思ったことを覚えている。もちろんユキワリソウと言う花があることは知っていたが 「これは氷割り」だろうと。
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 デッキの積雪は一か月前にはこんな具合だった。その後は多少降った上に寒かったので なかなか解けなかった。4月になってさすがにデッキ面の1/3ぐらいは露出して下の方は氷になっていた。
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 ウッドデッキの延命にブルーシートを張ったので 氷をはがすのは意外に簡単。作業自体は30分ぐらいで終わってしまった。
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 シートを剥ぎ テーブル・イスを置いて ハイ出来上がり。後は乾燥するのを待つだけだ。あちこちにツーバイ材の痛みも見えるので 乾燥したら防腐剤塗布と裏返し作業が必要だ。
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 サブデッキ・階段も同様に終了。
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 こんな感じになった。後は周りの雪が解ければ屋外作業が出来るようになる。
 「雪割り」は表現の是非はさておき北海道らしい言葉だ。第一 ポカポカとした春の作業はウキウキした気持ちになる。「雪割りは北国らしい素敵な季語」と呼べると思う。



20231211(月)

クリスマスに向けた準備


クリスマスに向けた準備

 十勝ヒュッテでクリスマスに向けた準備をした。もう12月上旬なので例年より少し遅くなってしまった。イルミネーションはセッティングしたままなので通年したので 点灯するだけ。もう3年目なので切れた電球が目立つのは残念だ。まあ今年はそのまま使うことにした。
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 問題はデッキで 何もしないと雪が解けると水がしみ込み木が腐る原因になる。
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 まずは東側のデッキにシートを張った。ただし濡れると滑りやすいので要注意だ。
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 全体にシートを張って出来上がり。こんな感じだ。
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 最後に玄関ドアにありあわせのクリスマスの飾りを付けた。ちょっと貧相なので来年はもう少し良いものを付けようと思う。



2023917(日)

ヒュッテのウッドデッキの補修が必要


ヒュッテのウッドデッキの補修が必要

 「ウッドデッキは第二のリビング」といわれ 十勝ヒュッテでも3x5m+αの広さのデッキを快適に使っている。難点は寿命が短いことで 材質や環境にもよるが一般的に5年から15年と言われている。もちろん使用環境や防腐塗装にも依るようだ。 十勝ヒュッテでは4年目にして真ん中あたりの木にキノコが生え始めた。これでは早晩腐って踏み抜くような事故にもつながる。
 このヒュッテで寿命が短い理由は 標高が370mで霧が多いためだろう。早急に対応しなければならないが 当時のツーバイ材は総量で15万円位したが その後の輸入材の急騰で今は3倍ぐらいになっている。これはちょっとつらいので「部分的に交換する応急処置」をすることにした。
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 先週 リフォーム屋さんのU社長から建築廃材を頂いたので 軽トラにほぼ満杯に積んでヒュッテに運んだ。中にはデッキのツーバイ材(2x6 in, 38mmx140mm)や2x10材の端材も含まれていた。これは有難い。
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 荷下ろし後に仮置きした。手前は半塗装した2x6材 その下には階段にも使える2x10材もある。これと4年前に余った10Fフィート長の2x6材もあるので 傷んだ箇所の修理は出来そうだ。秋の作業の一つにしたい。なお 奥側の古い柱は格好の薪になるので 暖かい焚き火ができそうだ。



20221121(月)

十勝ヒュッテの冬支度(2) デッキのビニル張り


十勝ヒュッテの冬支度(2) デッキのビニル張り

 十勝ヒュッテのウッドデッキはキャビンより広いが 完全な吹きさらしだ。もちろん防腐剤を塗ってはあるが 水がしみ込むと寿命は短くなる。最近の木材価格の高騰からして2x6材を全部替えると大変なことになるので 少しでも寿命を延ばしたい。昨年から冬はビニールシートを張り 意外と効果があったと思う。雪を落とすにもただ押すだけで簡単だ。
 11/18は深夜に雪が降るとの予報が出ていたので 慌てて夕方までにビニール張りを終えた。端と重ね合わせはステープラー(ホチキス)で固定。人が通る所は滑り防止のためにありあわせのカーペットを敷いた。

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 予報の通り11/19早朝には5センチ程度の降雪で 冬対策はぎりぎり間に合った。

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 工事中の五右衛門風呂なども冬囲いをしたが このようにうまく行っている。
 今回のシート張りだが ちょっと雪が積もった上を歩こうとすると非常に滑ることに要注意だ。ここは足を平らに置いてちょこちょこと歩く「ペンギンウオーク」しないといけない。利用者は注意して頂きたい。なお安全のために 階段はビニルを張らなかった。



202292(金)

パラシュート生地のハンモック(1)


パラシュート生地のハンモック(1)

 物置の整理をしていたらビニル袋に真空パックされた「新品のハンモック」が領収書付きで出て来た。サイズは手のひらの1.5倍。
 これは2008年にフィンランドに行った時 機内誌の免税品カタログで「パラシュート生地を使ったハンモック」という売りに感激して即決。35.5ユーロだった。それ以来 15年近く物置で眠っていたのだが 決して忘れたわけではなく「いつかは林間キャンプで使うぞ!」と思っていた。残念ながら保証期間(10年)は過ぎていた。
 調べてみるとチケット・トウ・ザ・ムーン(Ticket to the Moon)はパラシュート生地でいろいろなアウトドア用品を作っているようだ。フィンランド便で買ったのでフィンランド製かと思っていたが タグにはMade in Utopiaと書いてある。これでは全くわからん。

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 ケースの裏側は黄色なので 本体は赤・黄のツートンと思われる。タグは簡単なマニュアルになっていた。
 <品質・性能>高強度パラシュートナイロン(耐荷重180kg 重量500g)/船舶ロープ/ステンレス製フック/高級ナイロン縫製/通気性/洗濯機可/伸縮性/防カビ処理/ユートピア製(Made in Utopia)
 <設置法>安全に固定されていることを確認/高さが十分なことを確認/ハンモックに座って表側をつかむ/お尻を軸に旋回して腕を入れる/横たわってリラックスする/靴は脱ぐ・鋭利なものを持ち込まない・UVに長時間曝さない・火気厳禁
 <ロープの取り付け方>の説明があるが これは現場でないとピンとこない。

 「日本人は細部にこだわる職人」とよく言われるが このハンモックも相当なもので 「こだわりは日本人の専売特許でもなさそうだ」。新型のキャンプ用具を次々に買う人の気持ちもよくわかる。何れにしろ 近々ヒュッテの林間で試したい。楽しみだ。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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