5. ウッドデッキ Wood deck(37)


2025610(火)

ウッドデッキの作製(7) 完成・ハンモック・木漏れ日


ウッドデッキの作製(7) 完成・ハンモック・木漏れ日

 林間の第二デッキは6/8に完成した。エコ再生材を使っているし なかなかの出来と自画自賛している。Wさんの協力のもとに敷地と束石を整備をしたのは3年前のことだ。その後は放置状態だったが 今年のGWに若者の協力を得て本格的に始動した。作業日数は延べ14日だった。思い出しながら 考えながらの作業なので効率は悪かったが 仕方がない。

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 木漏れ日もなかなか良い。来訪者がテントを張りたければ ここでグランピングも出来る。
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 既に購入してあったハンモックを並べてみた。普通は3m長さが必要だが 丁度合うようだ。
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 柱への固定には手持ちのアウトドア用バンドを使ってみた。
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 3回ほど巻いてワッカを作り カラビナを通した。バンドがずり落ちる心配はないようだ。
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 デッキ床面からの高さは50~60cmにすると うまく乗れるようだ。
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 試してみると快適で 木漏れ日もなかなか良い。柱の強度も心配したが多数の L形金具とエルボ―を使ったためか ゆすってもびくともしなかった。
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 見上げるとこんな感じで 林間ハンモックを楽しめる。
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 これからのシーズン 十勝では暑い日が続くので このハンモックは活躍するだろう。材質がナイロンなので とりあえずは設置したままにしておこう。
 既に頂いたコメントには「柱の端面(小口)が野ざらしは気になる」とか「強度の心配」などもあったが 今後の改良事項と思う。



202569(月)

ウッドデッキの作製(6) いよいよ床張りだ


ウッドデッキの作製(6) いよいよ床張りだ

 第二デッキはいよいよ最終の床張りになった。途中 小雨が降って乾くのをまったり 2x6材の本数不足など心配が絶えなかったが 一度始まればサクサクと進んだ。

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 まずは防腐・防水の塗装。今まではキシラデコール相当の国産を使っていたが 効果がイマイチと感じていたので 今回はロックペイントのナフタデコール16Lを選択した。アマゾンでほぼ2万円。札幌の営業所からの直送であっという間に到着した。効能を読むと「木材にしみ込んでの防腐効果」とあり 以前の塗料とは逆のことが書かれていたが マア様子を見ることにした。
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 塗料の色はパイン材を選択したつもりだったが 現物は色の濃いチェスナット。あわてて注文履歴を確認したら自分が間違えたことが判明。これではあきらめるしかない。
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 床板の隙間の大小は結構大切だ。広いと風通しが良く長持ちするのだが モノが簡単に落ちて困る。狭いと挟まったゴミが取れなくて 木材が腐る原因となる。今までの経験から「この場所の天候からして 隙間は横30mm 縦10mm」とした。
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 構造体の上面を黒いタールで防腐・防水処理をした。
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 こんな感じで順調に進んだ。
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 途中 小雨で中断。塗装面を見ると水滴になっていた。と言うことは防水性はバッチリと言うことだろう。



202562(月)

ウッドデッキの作製(5) エコは疲れる


ウッドデッキの作製(5) エコは疲れる

 第二デッキは林間の新しい空間だ。この作業は続いているが 先が見えて来た。少なくとも自分はそう感じている。ここでは「エコ再生材」の準備を紹介しておきたい。

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 第二デッキの見積りをしてみた。普通に積算すると総工費は20万円位で 半分が資材費 残り半分が人件費だろう。今回はリフォーム会社のU社長に頂いた解体材を再生して使用する。こうすればリサイクル率は80%程度 経費は1/8位になるだろう。もちろん笑えるぐらい手間暇がかかるのは仕方がない。ちなみにGWからやっているのでもう延べ10日以上はかかっている。
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 この「エコ再生」作業で活躍するのが強力なマキタの電動カンナだ。これは古道具屋で捨て値で入手したが 廃業した職人が使っていたものだろう。2x6廃材の表面を削り取り 木部防腐剤を塗れば 新品ほどではないにしても立派な材料として再生できそうだ。
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 廃材の釘を抜き 表層を削り取る。もちろん傷んだところは切り捨てるが 全体としては大丈夫そうだ。
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 結局 2x6の「エコ再生材」(1.6m長さ)を32本作製した。これだけあれば3mx3mデッキの全面に張れる。しかしこの作業に丸2日もかかってしまった。経費は1/8になるものの「エコは面倒で 本当に疲れる」というのが実感だ。
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 次にはエコ再生材の防腐処理をすれば 床張りを始められるだろう。



2025529(木)

ウッドデッキの作製(4) 垂直・水平を最終調整


ウッドデッキの作製(4) 垂直・水平を最終調整

 第二デッキの工事はまだ続いている。何せ現物合わせで考えながら作るので ゆっくりしか進まない。

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 まずは地面に防草シートを張った。これがないとデッキの隙間から雑草が顔を出すことになるので意外に大切だ。
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 上部で十字補強をした。ここにフックを付ければテントの吊り下げセンターになるだろう。
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 水準器を使って4本の柱の鉛直を微調整した。
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 その上で柱を固定した。こうすると柱はびくともしなくなった。
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 外観からも4本の柱は垂直に立っているのが確認できた。
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 次の工事は床張りになるので 保管してあった2x6材を合わせてみた。長さは丁度よさそうだ。この2x6材はリフォーム業のU社長からの頂きものの再利用なので カンナ掛けと再塗装で結構な手間がかかるだろう。
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 この第二デッキを駐車スペースから眺めると 林の中に馴染んでいたので一安心。
 今回は曇天での作業で 昼間の暑さの問題はなかった。しかし 時節柄「元気なダニに食い付かれて皮膚科のお世話になる始末」だった。要注意だ。



2025521(水)

ウッドデッキの作製(3) 階段を先に作った


ウッドデッキの作製(3) 階段を先に作った

 十勝ヒュッテでは急激に新緑が進行している。GW後も第二ウッドデッキの建設が気になったので 出向いて作業を進めた。
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 床の躯体を組み上げた。1.5mスパンだと床材がたわむので 中間に梁を入れることにした。ここまで作業が進むと梁の内部に頻繁に出入りするので 40-50cm高さの躯体をいちいち跨ぐのが辛い。まずは階段を作ることにした。
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 民地石を置いて水平を取り Z型に加工した2x材の側板を置き 天板を付けた。下の端面には腐れ防止にプラ板を張り付けた。
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 屋外階段には色々なタイプがあるが 側板を内側に入れると劣化しにくいし天板の交換も簡単だ。今回もこのタイプにした。
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 梁を増やしたので 床の強度は十分だろう。
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 遠くから見てもしっかりとしてきたようだ。しかし 階段と梁の補強だけで1日半も使ってしまった。ヤレヤレ疲れた。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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