2019927(金)

今日のまかない シャケの中身の中国酒炒め 2019.09.26


今日のまかないはシャケの中身の中国酒炒めです。
まさかの内臓。
いただくのは初めてです。

画像
下処理をしてしっかり臭みを取っているのでおいしくいただけます。
胃袋などはコリコリとした食感が良いですし、白子はまろやかな上にマシュマロのようにふんわりとしています。
心臓はもはや肉のように適度なかみごたえがあります。
タカの爪の風味とピリッとした辛さがいいアクセント。
一つの料理でそれぞれ違う食感を楽しめることに加え、中国酒で風味付けをしていることでさらに普段食べられない贅沢感が味わえます。

シャケはなげるところがないと言いますが、下ごしらえによってさらにおいしくいただけることを知りました。



2019927(金)

今日のまかない 汁なし他人丼 2019.09.25


今日のまかないは汁なし他人丼です。
以前こさえた汁なし親子丼の豚肉版です。

画像
マスター曰く「これはこれでおいしい」とのこと。
和なのか中華なのかというとその半々のような一品。
今のところのポイントは、卵をふわトロ気味にしてしまうと味がぼやけてしまうのである程度までは火を入れます。
甘すぎない程度の濃いめの味付けにタカの爪を効かすことで食べ飽きしないキレを加えています。
具材も少なく簡単にできるので、まさにまかない料理にぴったりだと思います。



2019926(木)

今日のまかない 鶏カレー2種 2019.09.24


今日のまかないは鶏カレーです。
ひとつはスパイスを変えたもの、もうひとつはココナッツミルクを使ったものです。

画像
スパイスを変えた方は個人的に好きなクローブが少し前に出てきてはいますが、スパイス全体としての主張は控えめのようです。
辛さもほとんどなく、ブラックペッパーにもうちょっと仕事をして欲しい感じです。

ココナッツミルクの方はココナッツ感と辛さの相性の良さが意外と言えば意外。
加工食品のタイカレーのような甘さは全くないのでくどくもありません。
ただもうちょっとココナッツを後押しするようなものが欲しい感じです。

どちらにも良いところはありつつも、その一方で感じる不足に楽しみがあります。



2019922(日)

今日のまかない ラムの炒め物定食 2019.09.21


今日のまかないはラムの炒め物定食です。
北海道らしくジンギスカン風味となってます(結果的に)。

画像
食べ始めは羊肉を使った炒め物で、噛むほどにジンギスカンが顔を出してくる感じです。
理由は使ったラムが個人的に研究開発しているジンギスカンだからなのですが、今回タレの量が少なかったばかりにマスターの手によって炒め物へと生まれ変わりました。
色を黒くしたり、豆板醤を入れたりと様々なプロセスを経ても消え去ることのないジンギスカン臭にベースが完成したことを確信しました。
いずれどこかでこの手仕込みジンギスカンが陽の目を見ることがあったりなかったり・・といったこととは別に、ただジンギスカンが作れたことに非常に満足しています



2019920(金)

今日のまかない ニラと玉子の辛子炒め 2019.09.20


今日のまかないはニラと玉子の辛子炒めです。
忘れ去られがちな良さが最も大切にされているかのような料理です。

画像
玉子のもろもろ感、ニラやタマネギの甘み、鷹の爪の風味と辛味。
素朴な味付けゆえにそれぞれの良さが楽しめるということは、ある意味一皿で多様性を成立させているように思います。
ゆえに食べ飽きることなく、食べ終わりまで新鮮な印象です。
言い換えればこれを調味料の旨みや香りでもっていくと、途端にひとかたまりの単調な料理になってしまいそうです。
素材が持つ良さをそのまま楽しむことは、調理の技術的にも時代的にも意外と難しいのかもしれないと思ったような気もしなくもなく。



<<
>>




 ABOUT
もごち
修行しているお店のまかないと、その日あったことや気付いたことを記録しています。

エリア芽室町
属性個人
 ブログカテゴリ
 カウンター
2018-11-23から
152,338hit
今日:32
昨日:25


戻る