2016816(火)

麦稈ロールの活用


麦稈ロールの活用

 例年より約2週間以上も遅い十勝小麦を収穫するこのお盆時期に、近隣農家から麦稈ロールを譲り受けました。来年栽培する野菜の根元に置いて、乾燥を防ぐ敷き藁として使用します。

 十勝地方では、毎年、小麦収穫前に行われる農村運動会で、「麦稈ロール転がし」と銘打ったプログラムを採用している学校や地区もあります。
 人間の背丈ほどもある、直径約1・7メートルくらいのロールの重さは、約500kgもあるので、一人で転がすのはなかなか、しんどい競技と思います。

 一般的に、農村地帯といえば、牧草ロールが有名だと思いますが、小麦作付面積日本一誇る、ここ十勝の畑作地帯では、麦稈ロールの散在する農村風景が、毎年8月13日に開催される勝毎花火大会にも匹敵する夏の十勝の風物詩の一つです。

 小麦殻は、昔、畑の暗渠工事で、レンガ製の暗渠パイプの周囲を囲んで施工し、透水性を高めてくれる、なくてはならない補完資材でした。

 今は、牛の敷き藁材として、1ロール約2,500円ほどで取引されているようです。また、刈り取り後の残渣はそのまま土中にすき込まれ、堆肥分として畑の栄養になります。

 また、山梨県のポール・ラッシュ祭では、麦稈ではなく牧草ロールのようですが、ハーベストコンサートの舞台として利用されています。この、催しでは、他にトラクターパレードなど、魅力的なプログラムが目白押しにあるようで、わたしがいつかぜひ行ってみたいイベントの一つです。

 わたしも、この地で、いつかそんなイベントを開催したいものです。

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 音更町で開催された菜の花イベントにて






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 ABOUT
office FARM
代表:帯広畜産大学卒、十勝の農協へ就職。その後新聞社に転職、2006年独立起業。デベロッパーも手がけ、産直の立ち上げにも関わる。今は無農薬での農園経営に魅了される。




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