エコ(3)


2009614(日)

ラッピング新聞のエコバッグ


ラッピング新聞のエコバッグ

 十勝毎日新聞が先日なかなかしゃれた企画をしてました。
 なんでもラッピング新聞とのうたい文句で、1面トップの全面が、記事なしの水色のカラー色で塗りつぶされてました。

 それで、このままゴミに出してしまうのはもったいないので、この新聞面を活用して、家にあったデパートの紙袋を参考にして見様見真似で買い物バッグを作ってみました。
 
 よさこいソーランのテレビ番組を見ながらでしたが、結構時間がかかってしまい、なんと製作時間は2時間余。でも、新聞紙を2枚重ね、木工接着剤を使用したので、市販の紙バッグと比べたら倍以上の強度がありそうです。出来栄えも、我ながらなかなかおしゃれではないでしょうか。
 ついでに小物入れ用の袋も作ってみたのですが、こちらは糊とかは一切使わなかったので、簡単に出来ました。
 
 どこかの企業が、わたしとタイアップして、この新聞紙エコバッグを売り出さないかな。時流に乗ってるような気がするけど。でも、今どき、新聞紙で品物を包む習慣もなくなったようだし、そういえば、風呂敷を使う人も見かけなくなりましたね。
 それに、材料費はほとんどゼロですが、どう考えても製作時間を考えると採算は合いそうにないです。

[img:1_0000136101-500x375]



2007417(火)

ウォッシュレットと日本人


TOTO製ウォッシュレットの一部で発火が確認されたとの記事が載ってました。
一瞬、自分の家はどこのメーカーだったかなあと思い出せず、トイレに駆け込みました。

なんでも、日本における温水洗浄便座の普及率は約6割とのことで、世界でこれほど浸透している国はないのだとか。確かに、アメリカ視察に行って見た、何億円もするというモデルハウスのどれにもウォッシュレットはなかった。日本の高い普及率の一番の要因は、日本人の清潔志向にあるみたいで、新聞紙やざら紙で尻を拭くなんていうのは、ご法度の時代かもしれない。
 以前、離島の民宿に子供たちと泊まったとき、便所が汲み取り式で用がたせないと、かれらが嘆いていたことを思い出しました。

でも、ウォッシュレットを使うことで、確かにケツはいつもきれいでも、消費電力量や洗浄水量はバカにならなくて、特に水は家庭で使う4分の1を占めるのだそう。

我が家も買い替え時がせまっている。今度は環境配慮とかCO2削減のため、消費電力ができるだけ少ない製品を選ばなくては。というよりも、節約のためか。



2007330(金)

美しい村


 雪解けの清水町へ向かう農道を走りながら、泥と糞尿にまみれた牛を見つつ、こんなことを考えてしまいました。

 どこかにそんな村はないだろうか。

 糞尿を使ったバイオガスで、暖房や給湯などの熱エネルギーを、完全自給している村。
 集落にある家のデザインは、原色や人工的なサイディングでない外壁が使われていて、庭には壊れた農機具が放置されていない、できれば芝生が張り巡らされている。
 アプローチはぐちゃぐちゃの泥道ではなく、赤や緑の色砂利を敷き詰めるとか。
 畑には多少の雑草も生えていて、自然と対峙しない多様性も認める環境共生型の農業をめざしている農家の人たちがいる風景。

 きっとそんな農山村は景観も美しいだろう。

 とうてい大規模農業をめざしている十勝では望むべくもないかもしれないが。
 せめて、農的暮らしの場をデザインする職業がもっともっとできることを祈りたいと思います。



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 ABOUT
office FARM
代表:帯広畜産大学卒、十勝の農協へ就職。その後新聞社に転職、2006年独立起業。デベロッパーも手がけ、産直の立ち上げにも関わる。今は無農薬での農園経営に魅了される。




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