2010年6月12日(土)
今日のチャリ旅は。
サイクリング。×35

今日は午前中はいつものお買い物・・・途中、フルートさまでいつものように美味しそうなパンを物色です^^
するとUさまと奥の方から優しそうな旦那様が笑顔で挨拶してくれて、レジでUさまとお話ししていると、車で休んでいるはずの女房が私の最近気にしてる脇腹をツンツンと・・・
こんなところでなんて事をと振り返ると女房が居ないんです(汗)。
アレ?と思ったら、Sさまでした(汗汗)。
今日はフルートさまで、かなりニアミスはあったようですね。
さて、それから帰って、早速チャリへ乗りました。
コースはいつもの売買川から札内川です。
まずは売買川の河川敷を走っていると、トチの木の花が咲いてました。

綺麗ですね~
ちなみにこちらは胡桃の花です。

癒されますね~
さてさらに進んでウグイ川です^^

沢山いますね~
それから札内橋で・・・

気温は29度・・・暑いはずです(汗)。
橋を渡って、目当てのお店に。

ん?何か張り紙が。

スープ不出来のため休業!!!
なんてこったい(泣)。
気を取り直して、また札内橋を渡ると菜の花畑が。

近づくと。

綺麗ですね~
写真を撮ってる方も居ました。
それから帯広川。


さらに進むと桜の木が。

可愛らしいサクランボが成ってます。
暑かったですが、とても楽しいチャリ旅でした。
今日の走行距離25キロ。
全然関係ないですが、今日のツマミ。



マグロの刺身とシイタケステーキです。
どちらも美味しかったです。
さて明日は・・・腰痛が良くなればまたチャリ旅に^^
早めに休みます。
するとUさまと奥の方から優しそうな旦那様が笑顔で挨拶してくれて、レジでUさまとお話ししていると、車で休んでいるはずの女房が私の最近気にしてる脇腹をツンツンと・・・
こんなところでなんて事をと振り返ると女房が居ないんです(汗)。
アレ?と思ったら、Sさまでした(汗汗)。
今日はフルートさまで、かなりニアミスはあったようですね。
さて、それから帰って、早速チャリへ乗りました。
コースはいつもの売買川から札内川です。
まずは売買川の河川敷を走っていると、トチの木の花が咲いてました。

綺麗ですね~
ちなみにこちらは胡桃の花です。

癒されますね~
さてさらに進んでウグイ川です^^

沢山いますね~
それから札内橋で・・・

気温は29度・・・暑いはずです(汗)。
橋を渡って、目当てのお店に。

ん?何か張り紙が。

スープ不出来のため休業!!!
なんてこったい(泣)。
気を取り直して、また札内橋を渡ると菜の花畑が。

近づくと。

綺麗ですね~
写真を撮ってる方も居ました。
それから帯広川。


さらに進むと桜の木が。

可愛らしいサクランボが成ってます。
暑かったですが、とても楽しいチャリ旅でした。
今日の走行距離25キロ。
全然関係ないですが、今日のツマミ。



マグロの刺身とシイタケステーキです。
どちらも美味しかったです。
さて明日は・・・腰痛が良くなればまたチャリ旅に^^
早めに休みます。
2010年6月9日(水)
忠類のこのみ食堂さまへお邪魔しました。

このお店は、情報誌などでお店の存在は知っていて気になってたんですが、こちら方面で食事をする機会が無く、今回初めてのお邪魔です・・・が、料理を頂くのは2度目になります。
さて本題に入ります。
店内は和食処といった感じで、カウンター、テーブル席、小上がりがあります。
メニューは。


今回注文しようと考えていたのはセットメニューか味噌野菜ラーメンだったんですが、ちょっきり千円!に魅かれて醤油ラーメンとミニチャーハンのセットを注文です。
このお店はランチタイム、コーヒーが無料です(セルフ)。
嬉しいですね~
さてそんな事を考えているとラーメンとチャーハンが来ましたよ!

シンプルですね~、どちらも昔風という言葉がハマりそうです。
醤油ラーメンのアップがこちら。

おや?最初から胡椒が振られてますね。
スープは。

見た目通り、素朴感を漂わせる懐かしいスープです。
チャーシューは。

赤身ですが、思ったより柔らかくてジューシーです。
麺は。

キッチリ硬めに茹でられてます。
スープとのバランスがいいですね!
チャーハンは。

具材にシイタケ、タケノコ、チャーシュー、ナルト、ニラの五目チャーハンですかね?
こちらも素朴な味わいでこのお店ならではのお味なんでしょうね。
しっかり頂きました。
帰りにお店の方にその当時のお礼を言いたかったんですが、先を急いでいましたので「ごちそうさま。」の一言でお店を後にしました。
多分、このブログを見ていないでしょうが、このみ食堂さま、この場をお借りしまして、その当時は美味しいお料理の数々、有難うございました。
親族一同皆美味しく頂きました。
次回お邪魔した際には、必ずお礼の言葉を掛けさせて頂きます。
ご馳走様でした。
初めて頂いたのは、また親父(義父)の話でなんですが、昨年、忠類の叔父さんの家で親父さんの四十九日をしまして、その時の仕出しをお願いしたのがこのみ食堂さまだったんです。
しかし四十九日は大変だったんです。(興味のない方はスル―して下さい。)
数回しかお会いしたことが無い女房の親戚達を招いて、一度も伺ったことのない忠類の叔父さんの家で私と女房が仕切ってやらなければならないという事だったんです。
せめて私も女房も四十九日というものを一度でも経験していれば良かったんですが、二人とも初体験です(汗)。
ちなみにその時はなんとか私の挨拶も無事終わり、皆様の協力のもと滞りなく終わりましてやっと肩の荷が下りた次第です(感謝)。
さて本題に入ります。
店内は和食処といった感じで、カウンター、テーブル席、小上がりがあります。
メニューは。


今回注文しようと考えていたのはセットメニューか味噌野菜ラーメンだったんですが、ちょっきり千円!に魅かれて醤油ラーメンとミニチャーハンのセットを注文です。
このお店はランチタイム、コーヒーが無料です(セルフ)。
嬉しいですね~
さてそんな事を考えているとラーメンとチャーハンが来ましたよ!

シンプルですね~、どちらも昔風という言葉がハマりそうです。
醤油ラーメンのアップがこちら。

おや?最初から胡椒が振られてますね。
スープは。

見た目通り、素朴感を漂わせる懐かしいスープです。
チャーシューは。

赤身ですが、思ったより柔らかくてジューシーです。
麺は。

キッチリ硬めに茹でられてます。
スープとのバランスがいいですね!
チャーハンは。

具材にシイタケ、タケノコ、チャーシュー、ナルト、ニラの五目チャーハンですかね?
こちらも素朴な味わいでこのお店ならではのお味なんでしょうね。
しっかり頂きました。
帰りにお店の方にその当時のお礼を言いたかったんですが、先を急いでいましたので「ごちそうさま。」の一言でお店を後にしました。
多分、このブログを見ていないでしょうが、このみ食堂さま、この場をお借りしまして、その当時は美味しいお料理の数々、有難うございました。
親族一同皆美味しく頂きました。
次回お邪魔した際には、必ずお礼の言葉を掛けさせて頂きます。
ご馳走様でした。
2010年6月6日(日)
今日のチャリ旅は、最長記録達成です。
サイクリング。×35

今日はとても良いお天気!
朝ごはんは休日の定番メニュー。


しっかり頂いてパワーチャージ完了^^
さてチャリ旅に出掛けようかどうしようか、女房の返事が鈍いんですよ。
仕方なし、私はチャリ4台分のメンテなどをしていたら10時30分・・・これは後悔すると思って、短パン、ランニングに着替えていざ出発です。
まず最初に寄った場所は。

幸福駅なんですが、観光客などで賑わってましたね~
そしてお決まりの幸福の鐘を。

オヤジ一人で鳴らしましたよ(泣)。
幸せになれますように^^
さて出発しますか。
快調にツーリングしていると。
こう言ったものに魅かれるんですよ。
暑いですしね。

はい、中札内のえだ豆ソフトクリームです。
お値段は160円(日本農業賞受賞価格?)のようでお手頃です。
お味はなんとなくえだ豆の風味がします(汗)。
さて少し元気が出ましたので目的地へ向かう途中。

中札内小学校?で運動会が開催されてました。
もう少し進むと、美術館があったのでチラッと。

さて先に進みます。
すると更別のスモモの木が。

お花が綺麗ですね~

さて結構疲労が溜まってきてます。
暑いですしね~
途中でパチリ。

だいぶ進みましたね~
ここで大体50キロくらいです。
さてさらに先へ。
最終目的地まで後5キロ!

頑張れ!自分。
はい、ここで親父(義父)さんに逢っていました。
しっかりお参りしました。
しかし私はロード系のチャリで舗装道・・・親父さんは昔の三角乗りするチャリで砂利道・・・もうこの時点で勝負ありです。
昔の人は凄いですね。
さてやっと折り返しになりました。
しばらく走ると。

この登り道が、長いんですよ。
途中、一時平坦な道がありますが、3~4キロ登ります。
流石に息がハァハァと自分でもわかります。
もうこの時点で、お尻が痛いなんてもんじゃないです(汗)、それに出発前から腰痛が(汗汗)。
登り坂より辛かった。
さて、何とか登りきって、さらに進むと。

キタキツネが。
もっと近くで撮りたかったな~
なんて考えながら、畑の真ん中をただひたすら走ります。
するとですね、農家の方が柴犬(親)を放し飼いしたんですよ。
畑の遠くから物凄い勢いで走ってくるのがわかって、多分、私に向かって来るんだろうな~と思ったら案の定です(汗)。
私との間合いを見て襲いかかってくるように吠えてます。
私もこんなところで噛まれても仕方ないので、犬と目を離さず、物凄い形相で大きな声で一喝しました(汗)。
すると一瞬怯んで後ずさりした時に一気に逃げますよ。
こちらも真剣ですから(怖)。
犬を飼ってらっしゃる方、誰も居ないだろう、また広い土地だからといってリードから離すのは止めて下さい。
噛まなければ別ですけどね。
更別のサイクリングロードです。

こちらは軽快でしたね^^
さて一気に中札内、大正、帯広へとやっと我が家に着きました。
本日の走行距離113,8キロ!
初の3ケタ行きました。
ちなみにチャリに乗っていた時間は5時間半です(汗)。
長かったな~
足も腰も腕も肩も首もカチカチ・・・明日はお仕事も稽古も大丈夫かな?
朝ごはんは休日の定番メニュー。


しっかり頂いてパワーチャージ完了^^
さてチャリ旅に出掛けようかどうしようか、女房の返事が鈍いんですよ。
仕方なし、私はチャリ4台分のメンテなどをしていたら10時30分・・・これは後悔すると思って、短パン、ランニングに着替えていざ出発です。
まず最初に寄った場所は。

幸福駅なんですが、観光客などで賑わってましたね~
そしてお決まりの幸福の鐘を。

オヤジ一人で鳴らしましたよ(泣)。
幸せになれますように^^
さて出発しますか。
快調にツーリングしていると。
こう言ったものに魅かれるんですよ。
暑いですしね。

はい、中札内のえだ豆ソフトクリームです。
お値段は160円(日本農業賞受賞価格?)のようでお手頃です。
お味はなんとなくえだ豆の風味がします(汗)。
さて少し元気が出ましたので目的地へ向かう途中。

中札内小学校?で運動会が開催されてました。
もう少し進むと、美術館があったのでチラッと。

さて先に進みます。
すると更別のスモモの木が。

お花が綺麗ですね~

さて結構疲労が溜まってきてます。
暑いですしね~
途中でパチリ。

だいぶ進みましたね~
ここで大体50キロくらいです。
さてさらに先へ。
最終目的地まで後5キロ!

頑張れ!自分。
はい、ここで親父(義父)さんに逢っていました。
しっかりお参りしました。
なんで今回、大樹町まで来たかというと、親父さんのお墓参りがメインなんですが、親父さんが昔、チャリで砂利道を帯広から大樹まで行ったと話を聞いたので、一体どれだけ辛くてどんな思いでチャリを漕いで、どんな景色を観ながら行ったのかを体験してみたかったんです。
しかし私はロード系のチャリで舗装道・・・親父さんは昔の三角乗りするチャリで砂利道・・・もうこの時点で勝負ありです。
昔の人は凄いですね。
さてやっと折り返しになりました。
しばらく走ると。

この登り道が、長いんですよ。
途中、一時平坦な道がありますが、3~4キロ登ります。
流石に息がハァハァと自分でもわかります。
もうこの時点で、お尻が痛いなんてもんじゃないです(汗)、それに出発前から腰痛が(汗汗)。
登り坂より辛かった。
さて、何とか登りきって、さらに進むと。

キタキツネが。
もっと近くで撮りたかったな~
なんて考えながら、畑の真ん中をただひたすら走ります。
するとですね、農家の方が柴犬(親)を放し飼いしたんですよ。
畑の遠くから物凄い勢いで走ってくるのがわかって、多分、私に向かって来るんだろうな~と思ったら案の定です(汗)。
私との間合いを見て襲いかかってくるように吠えてます。
私もこんなところで噛まれても仕方ないので、犬と目を離さず、物凄い形相で大きな声で一喝しました(汗)。
すると一瞬怯んで後ずさりした時に一気に逃げますよ。
こちらも真剣ですから(怖)。
犬を飼ってらっしゃる方、誰も居ないだろう、また広い土地だからといってリードから離すのは止めて下さい。
噛まなければ別ですけどね。
更別のサイクリングロードです。

こちらは軽快でしたね^^
さて一気に中札内、大正、帯広へとやっと我が家に着きました。
本日の走行距離113,8キロ!
初の3ケタ行きました。
ちなみにチャリに乗っていた時間は5時間半です(汗)。
長かったな~
足も腰も腕も肩も首もカチカチ・・・明日はお仕事も稽古も大丈夫かな?
2010年6月3日(木)
寶 來さま・・・永遠なれ 番外編。
帯広のラーメン屋さん。×242

5月末日、チャリの旅のメイン目的地である寶來さまへ到着・・・色々な景色を楽しんでは居たものの、お店の事が頭から離れず。
しかしお店の前で目にしたものは・・・

前日よりも遥かに長い長蛇の列。
ちなみに前日の同時刻の行列のもよう。

もう、この時点で私の心はかなり怯んでます(汗)。
女房に「やめようか~」と逃げ腰の私に対し、「早く並ぶよ!」と一喝。
こういった時の女房の決断力たるやいなや、私なんか足元にも及びません。(普段はゴニョゴニョなんですけどね^^)
さて、行列の最後尾に並んで5分経過の11時5分。

それから1時間10分経過の12時15分。

普段の事をボーっと考えていたら、あっと言う間です。
お腹もまだ空きませんし・・・(朝、フルートさまのパンをしっかり頂きましたので ^^)
ちなみにこの間で進んだ距離は・・・2歩(汗)。
そしてさらに待ち続けて1時3分。

そろそろ苛立ちが出て来ます。
その理由をいくつか紹介します。
① 小さな子供達が走り回り、親に怒られ泣くお決まりのパターン。
② 私の後に来た、お婆ちゃんと高校生くらいの男の子(孫)が「この辺に並ぼう。」と私の隣に。
その数分後には私の前に・・・また、この孫が携帯の電池が切れるとか、充電器を買うとか買わないとか、そしてお婆ちゃんを置いて2~3度行列から抜け出し、コンビニやらどこかへ。
ジュースやらお菓子やらを路上で飲食、そしてメール・・・今時の子ですからね~
③ 私の後方で30分に一度は鳴り響く、暴れん坊将軍の着メロ。
④ 私の後ろに居た初老の夫婦、いつの間にか私の隣をキープ、から斜め前に・・・結構な勢いがあります(汗)。
普段はたいしたことじゃないんでしょうけどね~
さて、時折お店から顔をのぞかせて接客に当たる女性なんですが、物腰が柔らかそうで看板娘みたいだな~と思ったら、お店の応援に来た長野様ご夫婦の娘さんだったんですね。
どうりで本物の看板娘でした^^
なんて事を考えていると、やっと暖簾の前まで来ましたよ!
すると看板娘さんが、「次の2名のお客様、中へどうぞ。」
と声がかかった瞬間、私の心の中は葛藤してます。
それはいつの間にか私の前に並んでるお婆ちゃんと孫、それと初老の夫婦が居るからです。
どうしようか、譲った方がいいのかそれとも・・・と躊躇した瞬間、信じられない事が起こりました。
それは普段はどちらかというと俊敏という言葉からはかけ離れている女房が、まるでコアラにバンビが乗り移ったかのように真っ先にピョンと店内へ(爆)。
その様はまるで野原をピョンピョン跳ねまわるコアラを見てるようでした^^
私は口をポカーンと開けたまま・・・きっとお婆ちゃんと孫、初老の夫婦もあっけに取られてた事と思います(汗)。
さて店内に入ると席に着いているお客さんは誰一人としてラーメンを頂いてる人は居ません。
ここから席に着くまでどれくらい待つのかな~
相席や店内で待つお客が多くて狭い中を先程の孫が、トイレだの漫画だの右往左往する度に私にぶつかって行くんです。
心の中で「優しいおじさんで良かったね。」なんて考えていると、カウンターの席が空きやっと座ることが出来ました。
時間は?

1時50分・・・座るまで2時間50分掛かりましたね。
さて注文したものは私がシナチクチャーシュー大盛り、女房は普通の醤油ラーメンです。
すると女将さんが「シナチクチャシュー大盛りと醤油ね。」と注文の確認です。
ここでメニューを見ると当然、シナチクラーメンの札はないです。

昔はあったと思うんですけどね~
チャーシュー麺の札はありますが、ここ寶來さまではチャーシューと書いてチャシューと読むんです。
それがこのお店のしきたりなんです。
そんなことを考えていると、いつの間にか私の隣には孫が、女房の隣には初老の夫婦が・・・この人達とは最後まで離れられない運命(さだめ)のようです(汗)。
私が席に着いて、麺茹でが3回転目でようやく私のシナチクチャシュー大盛りが来ました。

2時25分・・・ここまで辿り着くのは長かったですが、それ以上の価値が私にはあるんです。
ではスープを一口。

何の躊躇いもなく喉をスーッと通って行きます。
そしたらですね、今まで並んでいた疲労感がスーッと抜けていき、さらに頂くと、心穏やかになっている自分に気が付きました。
次は麺を手繰り一口、また一口と食べ進めていくと、いつの間にかあの頃のように一心不乱にラーメンと格闘している自分が居るんです。
その姿は30年前と変わらないんでしょうね。
食べ終えた常連客達は帰り際、さまざまな思いや感謝の言葉をかけて帰っていく中、私の番になり私はいつも通り一言、「ご馳走様。」と感謝の言葉を掛けてお店を後にしました。
話したい事や伝えたいことは沢山ありますが、余計な気を使わせたくなかったんです。
閉店が決まってから何度かお邪魔する機会はあったんですが、女房が店主さまが可哀そうでちょっと・・・と拒んでいて(私もそうだったかもしれません)。
しかし今回はあの行列に怯んだ私の手を引っ張ってくれたり、並ぶ順番でヤキモキしていた私を気遣ってくれた女房に感謝します。
それと私のソウルフード。
すっかいラーメン、帯広の元祖 太麺を提供し続けてくれた長野様ご夫婦に心から感謝します。
最後に一言。
出来る事なら、私がお店を継ぎたかった(涙)。
完
しかしお店の前で目にしたものは・・・

前日よりも遥かに長い長蛇の列。
ちなみに前日の同時刻の行列のもよう。

もう、この時点で私の心はかなり怯んでます(汗)。
女房に「やめようか~」と逃げ腰の私に対し、「早く並ぶよ!」と一喝。
こういった時の女房の決断力たるやいなや、私なんか足元にも及びません。(普段はゴニョゴニョなんですけどね^^)
さて、行列の最後尾に並んで5分経過の11時5分。

それから1時間10分経過の12時15分。

普段の事をボーっと考えていたら、あっと言う間です。
お腹もまだ空きませんし・・・(朝、フルートさまのパンをしっかり頂きましたので ^^)
ちなみにこの間で進んだ距離は・・・2歩(汗)。
そしてさらに待ち続けて1時3分。

そろそろ苛立ちが出て来ます。
その理由をいくつか紹介します。
① 小さな子供達が走り回り、親に怒られ泣くお決まりのパターン。
② 私の後に来た、お婆ちゃんと高校生くらいの男の子(孫)が「この辺に並ぼう。」と私の隣に。
その数分後には私の前に・・・また、この孫が携帯の電池が切れるとか、充電器を買うとか買わないとか、そしてお婆ちゃんを置いて2~3度行列から抜け出し、コンビニやらどこかへ。
ジュースやらお菓子やらを路上で飲食、そしてメール・・・今時の子ですからね~
③ 私の後方で30分に一度は鳴り響く、暴れん坊将軍の着メロ。
④ 私の後ろに居た初老の夫婦、いつの間にか私の隣をキープ、から斜め前に・・・結構な勢いがあります(汗)。
普段はたいしたことじゃないんでしょうけどね~
さて、時折お店から顔をのぞかせて接客に当たる女性なんですが、物腰が柔らかそうで看板娘みたいだな~と思ったら、お店の応援に来た長野様ご夫婦の娘さんだったんですね。
どうりで本物の看板娘でした^^
なんて事を考えていると、やっと暖簾の前まで来ましたよ!
すると看板娘さんが、「次の2名のお客様、中へどうぞ。」
と声がかかった瞬間、私の心の中は葛藤してます。
それはいつの間にか私の前に並んでるお婆ちゃんと孫、それと初老の夫婦が居るからです。
どうしようか、譲った方がいいのかそれとも・・・と躊躇した瞬間、信じられない事が起こりました。
それは普段はどちらかというと俊敏という言葉からはかけ離れている女房が、まるでコアラにバンビが乗り移ったかのように真っ先にピョンと店内へ(爆)。
その様はまるで野原をピョンピョン跳ねまわるコアラを見てるようでした^^
私は口をポカーンと開けたまま・・・きっとお婆ちゃんと孫、初老の夫婦もあっけに取られてた事と思います(汗)。
さて店内に入ると席に着いているお客さんは誰一人としてラーメンを頂いてる人は居ません。
ここから席に着くまでどれくらい待つのかな~
相席や店内で待つお客が多くて狭い中を先程の孫が、トイレだの漫画だの右往左往する度に私にぶつかって行くんです。
心の中で「優しいおじさんで良かったね。」なんて考えていると、カウンターの席が空きやっと座ることが出来ました。
時間は?

1時50分・・・座るまで2時間50分掛かりましたね。
さて注文したものは私がシナチクチャーシュー大盛り、女房は普通の醤油ラーメンです。
すると女将さんが「シナチクチャシュー大盛りと醤油ね。」と注文の確認です。
ここでメニューを見ると当然、シナチクラーメンの札はないです。

昔はあったと思うんですけどね~
チャーシュー麺の札はありますが、ここ寶來さまではチャーシューと書いてチャシューと読むんです。
それがこのお店のしきたりなんです。
そんなことを考えていると、いつの間にか私の隣には孫が、女房の隣には初老の夫婦が・・・この人達とは最後まで離れられない運命(さだめ)のようです(汗)。
私が席に着いて、麺茹でが3回転目でようやく私のシナチクチャシュー大盛りが来ました。

2時25分・・・ここまで辿り着くのは長かったですが、それ以上の価値が私にはあるんです。
ではスープを一口。

何の躊躇いもなく喉をスーッと通って行きます。
そしたらですね、今まで並んでいた疲労感がスーッと抜けていき、さらに頂くと、心穏やかになっている自分に気が付きました。
次は麺を手繰り一口、また一口と食べ進めていくと、いつの間にかあの頃のように一心不乱にラーメンと格闘している自分が居るんです。
その姿は30年前と変わらないんでしょうね。
食べ終えた常連客達は帰り際、さまざまな思いや感謝の言葉をかけて帰っていく中、私の番になり私はいつも通り一言、「ご馳走様。」と感謝の言葉を掛けてお店を後にしました。
話したい事や伝えたいことは沢山ありますが、余計な気を使わせたくなかったんです。
閉店が決まってから何度かお邪魔する機会はあったんですが、女房が店主さまが可哀そうでちょっと・・・と拒んでいて(私もそうだったかもしれません)。
しかし今回はあの行列に怯んだ私の手を引っ張ってくれたり、並ぶ順番でヤキモキしていた私を気遣ってくれた女房に感謝します。
それと私のソウルフード。
すっかいラーメン、帯広の元祖 太麺を提供し続けてくれた長野様ご夫婦に心から感謝します。
最後に一言。
出来る事なら、私がお店を継ぎたかった(涙)。
完
2010年5月31日(月)
寶來さま・・・永遠なれ。
帯広のラーメン屋さん。×242

私が幼少のころから通い続けて30年・・・一番長く通い続けたラーメン屋、寶 来さまが平成22年5月31日(本日)をもって暖簾を下ろす。。
今までの色々な場面を30年間、見続けて来た。
そんな思い出が、並んで数時間の間に溢れだして来る。

店内に入ると親父さんが、一生懸命ラーメンを作り上げていく。
メニューはこちら。

ちょっと光の加減が悪くてハッキリ見えませんが。
カウンターの席に着くと、長野様ご夫婦、応援に駆け付けた娘さん、それにお手伝いのお母さんが二人。
いつものように、頑張っていらっしゃいました。
注文したのは私がシナチクチャシュー麺大盛り(千円)、女房は醤油ラーメン(600円)です。
さて女房の醤油ラーメンがこちら。

これが寶來さまの基本といえる醤油ラーメンなんです。
感慨深いものがあります。
私のシナチクチャシュー麺大盛りがこちら。

いつもはシナチク大盛り通称シナ大ですが、今回は全て堪能したかったので。
スープがこちら。

私の大好きなメニューに無いシナチク。

シナチクは全てお店の方が、手で裂いてくれる手間暇が掛かったもの。
麺は。


お店の2Fで店主自ら作る自家製麺です。
この太麺に、子供のころは格闘しました。
訳も分からず、ただひたすら啜ってました。
それが大人になるにつれて、段々抜けられなくなるうどんみたいな麺。
私の太麺中毒は、ここから始まってるんです。
チャシューがこちら。

注文があるごとにお母さんが手切りしてくれるんです。
それは昔から変わってません。
トロトロチャシューが好きな私ですが、寶來さまはこのチャシューでなければバランスが良くないんです。
久々にタップリとチャシューを堪能しました。
いろんな思い出と共に頂いたシナチクチャシュー麺大盛り・・・しっかり私の記憶と舌に何度も確認しながら刷り込みました。
あああ、美味しかった。

長野様ご夫婦のラーメンを作る時のやり取りや、私の子供のころからの思い出も、残さず全部、頂きました。
思い出や記憶は決して消えることはありません。
長野様ご夫婦にこれからは肩の荷を降ろして、第2の人生を満喫して頂きたいと心から願います。
今まで親子3代に渡り、素敵なラーメンを有難うございました。
私のラーメンの原点、寶來さま・・・永遠なれ。
今までの色々な場面を30年間、見続けて来た。
@ 最初は子供のころ、親のラーメンをお椀で分けてもらって頂いていた。
@ 小学4年生ころに初めて一人前を自分一人で完食することが出来た。
@ 中学3年でやっと大盛りを完食出来た。
@ 大人になってからも通い続けて、一時、スープがぬるくなって、通うのを止めて、私の親父が寶來さまにお邪魔した時、店主さまに「息子さん、転勤になったのか?」と聞かれたと。
@ 私が寶來さまのラーメンを女房と頂いてる時に、一見とわかる客に、「これ、手打ちラーメンなの?なんだ、なんだ・・・」と文句を言われても黙ってラーメンを提供した店主さま。
@ 女房と付き合い出した頃、寶來さまで私の家族がぞろぞろ入ってきて、ガチンコしたこと(汗)。
@ 娘を連れて、親子3代でラーメンを頂いたこと。
@ その娘が、寶來さまのラーメンが親父からの遺伝子で大好きなこと。
@ 親父さんが病気で倒れたこと。
@ 倒れても、復活してくれたこと。
@ 豪快な麺捌きをしていたのが、今は職業病で指まで変形して痛みをこらえて麺揚げをしていること。
そんな思い出が、並んで数時間の間に溢れだして来る。

店内に入ると親父さんが、一生懸命ラーメンを作り上げていく。
メニューはこちら。

ちょっと光の加減が悪くてハッキリ見えませんが。
カウンターの席に着くと、長野様ご夫婦、応援に駆け付けた娘さん、それにお手伝いのお母さんが二人。
いつものように、頑張っていらっしゃいました。
注文したのは私がシナチクチャシュー麺大盛り(千円)、女房は醤油ラーメン(600円)です。
ちなみに私の中学生の頃の記憶は醤油ラーメンが一杯400円でした。
さて女房の醤油ラーメンがこちら。

これが寶來さまの基本といえる醤油ラーメンなんです。
感慨深いものがあります。
私のシナチクチャシュー麺大盛りがこちら。

いつもはシナチク大盛り通称シナ大ですが、今回は全て堪能したかったので。
スープがこちら。

このスープは醤油は確かヒゲタ醤油、それに塩と化学調味料、スープは豚骨とモミジなどにラードを足してます。
開店当時から継ぎ足し継ぎ足し、長年守り続けてきた貴重なもの。
私の大好きなメニューに無いシナチク。

シナチクは全てお店の方が、手で裂いてくれる手間暇が掛かったもの。
麺は。


お店の2Fで店主自ら作る自家製麺です。
この太麺に、子供のころは格闘しました。
訳も分からず、ただひたすら啜ってました。
それが大人になるにつれて、段々抜けられなくなるうどんみたいな麺。
私の太麺中毒は、ここから始まってるんです。
チャシューがこちら。

注文があるごとにお母さんが手切りしてくれるんです。
それは昔から変わってません。
トロトロチャシューが好きな私ですが、寶來さまはこのチャシューでなければバランスが良くないんです。
久々にタップリとチャシューを堪能しました。
いろんな思い出と共に頂いたシナチクチャシュー麺大盛り・・・しっかり私の記憶と舌に何度も確認しながら刷り込みました。
あああ、美味しかった。

長野様ご夫婦のラーメンを作る時のやり取りや、私の子供のころからの思い出も、残さず全部、頂きました。
思い出や記憶は決して消えることはありません。
長野様ご夫婦にこれからは肩の荷を降ろして、第2の人生を満喫して頂きたいと心から願います。
今まで親子3代に渡り、素敵なラーメンを有難うございました。
私のラーメンの原点、寶來さま・・・永遠なれ。
