201163(金)

写鉄です。白いものは白く、黒いものは黒く


写鉄です。白いものは白く、黒いものは黒く

      黒い面積を生かしたローキーの写真

こんにちは、写鉄です。
忘れている方もいると思いますが、三月に初登場してから、今回で4回目の登場となります。
気が付いたらもう6月なんですね~
今年も残すところ七ヶ月ですね。
この先、暑くなって、冬タイヤのCMが始まって、涼しくなって、雪が降ってきて、忘年会が始まって、今年も終わり…   ですね ~W

そんな寂しい話じゃなくて、話を元に戻します
カメラと写真の話でしたね


今日は露出と、露出補正の話です。
興味のない方は、スルーしてかまいませんョ


カメラでは、いろんな物を写します。
明るいところや、暗いところまで、いろんな明るさを撮ります。
カメラはある意味色々な明るさを撮る道具なんですね。


でも、気が付いていますか?
明るい写真は思ったよりも明るく写らなかったり
暗い写真は思ったより暗く写らなかったりします。

明るい暗いといっても被写体の話じゃなくて照明の話ですが…
ネクラな人を撮った写真が暗い写真ではありません(念のため ~w)

実は、カメラは写す物が明るいか暗いかが解っていないのです。
カメラは何を基準に明るさを判断しているかというと、人の肌の明るさを基準にしています。
人の肌の光の反射率は18%なんです。
当たった光の18%を反射しています。
これを標準発射率と呼んでいます。

白いものは反射率が100パーセントに近くて、黒いものは反射率が0パーセントに近い。


つまりどいう事かというと、カメラで全面真っ白の紙を撮ると、カメラは白かグレーか解らないのいで、標準反射率のグレーが基準なので、白じゃなくグレーに写しまいます。
同じように黒い物は、黒ではなくグレーに写ってしまいます。

スキー場での写真、真っ白い雪はグレーに暗く写り人の顔は暗く潰れてしまう。
お葬式場での写真(たとえが悪くてくてスミマセン)、みな黒い服だから黒は明るく写り、顔が白く飛んじゃう現象が起こります。


※最近のカメラはそういうことを防ぐために、光を測る方法を、画面の中心部に重点を置くとか、画面をたくさん分割して測り、たくさんの写真データーから適切な明るさを決めるという方法をとっています。
失敗写真を少なくするためにネ。


どんな方法でもカメラは、被写体に当たった光の反射を測ることしかできません。
本当は、被写体に当たる光を測ることができるのが理想なんですが~。

画像
       窓辺のお花を白くハイキーで


それじゃ~白い物を白く、黒い物を黒く撮るにはどうしたらいいのかというと、
露出補正という機能を使います。
どこにそのボタンが有るかはそれぞれのカメラの説明書を読んでください。
索引で「露出補正」と調べれば出てくると思いますよ~

明るい物を明るく写すには+に補正。
逆に暗い物を暗く写すのは-に補正します。


明るいハイキーの写真。明るいところは白く飛んでいる、印象的な写真

暗闇に扉の隙間から漏れる一筋の淡い光の写真
暗い中で、ぎりぎりの明るさで浮かび上がる一輪… そんなローキーの写真を撮ることができます。


じつは、鉄鍋さんの写真のほとんどが、この露出調整を行っています。
料理は逆光で撮ると少し暗くなるので、+補正をして明るく…
いろんな事をして、写真を撮っているんですね、鉄鍋さん~(笑)

今日はつまらない話でスミマセン。
次回の写鉄は、もっと楽しい、わかりやすい話にしようと思っています。

最後までお付き合いありがとうございます~






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 ABOUT
鉄鍋
美味しそうな写真を撮るために料理を作っています。なるべく人と違う視点で撮ることができたら~と思っています。
家の中で使うダッチオーブンが当面のテーマです。
さらに2011、5月末に糖尿病と診断され、それ以降は糖質管理食も健康のための重要なテーマとなっています

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エリア帯広市
属性個人
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