4. 十勝ヒュッテ A B C(87)


2022106(木)

五右衛門風呂の基礎作り


五右衛門風呂の基礎作り

 10/3-5は強力な後援者のWさんが来訪してくれたので 二人で五右衛門風呂の基礎作りをした。
 まずは線引きで位置決め。1.5mx1.5の風呂サイトと同じサイズの外キッチンサイトを作るが 傾斜地のために20cmぐらいの段差が生じている。縁石を水平を取りながら並べていく。

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 今回の主な道具はYさんから借用した土ドリルと土固め さらにスコップと水準器だ。
 縁石の高さを揃えた後は砂利を入れて打ち固める。前日の雨もあり地盤はあまり良くない。

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 一日放置した後に コンクリを作って流し込む。2時間ほどして落ち着いてから 塩ビネットを掛け さらにコンクリを流し込んだ。なおコンクリは沢水・セメント・砂・砂利をペール缶で混ぜて計8杯。10cm程度の厚さになったので 重量のある風呂でも後から傾くことは無いと思う。翌日チェックしたら多少のデコボコはあるものの マアマアの出来だった。

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 腰を痛めている私としては とても一人で出来る作業ではない。ご尽力いただいたWさんに大感謝だった。

 部材を仮置きしてみると目指す五右衛門風呂の概要が見えるようになった。しかし組み上げるのは知恵の輪のようで これから先も大変だ。10月連休の若者の参加を期待したい。



2022927(火)

ユンボが整地で大活躍


ユンボが整地で大活躍

 十勝ヒュッテの一期工事は屋外のウッドデッキと物置 二期工事はヒュッテ本体で 三期工事は井戸掘りだった。実は内装などは終わっていないので完成ではないが。しかし 他にもあり四期工事として計画していた。内容は五右衛門風呂・外キッチン・グランピングサイトの建設 焚火サイトとトイレの改良などだ。水道の配管もまだ残っている。
 これらを進めるには 整地と穴掘りの機械(ユンボ)が必須で あれこれ頭を悩ませていたら エゾリス工房のYさんがユンボを借り上げて 操縦までしてくれることになった。自分としては願ったりかなったりだ。

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 まずは大雨が降ってポンプ室に泥水が流入するのを防ぐために 雨水が溜まる池を掘り出した。今度はポンプ室の覆いよりも低いので かなりの大雨でも安全だろう。ただし 白樺の周辺をかなり掘ったので 大風で倒れて電線に触れる事故が起きる可能性はある。

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 次に焚火サイトだが 今までは水平ではなく手前にやや傾いていた。今回は地ならしをして水平にした。

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 一回り大きくなったので 焚火とBBQは楽になるだろう。ただ砂利を撒き直さないといけない。

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 次はキャビンと物置の間に風呂・外キッチンを作るための整地だ。風呂は半露天にするので見える景色はほぼ写真のようになるだろう。正面左は剣山だ。

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 水道配管はポンプ室から約15mの長さになる。十勝では冬の凍上のために深さが1mは必要らしいが 敷地が緩い斜面なので水道管の水抜きが簡単なので 深さを30~40cmと浅くした。
 トイレはメンテナンスから道路近くに設置したが 雰囲気がどうもイマイチで 木製の覆いを計画中だ。この基礎は3m長の枕木を使うが ユンボで整地してから枕木を移動した(人力では無理)。まあまあうまくいった。

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 四期工事の目玉のグランピングサイトは3m四方のウッドデッキと同じ広さの砂利のタープ敷地からなる。南の方向は木々に囲まれたいい場所だ。

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 ここから北の方向には焚火サイト越しにキャビンが見える。

 このように整地が進んだので 10/8-10の連休では五右衛門風呂の積み上げとグランピングのデッキを作るためにメンバーのご協力をお願いしたいと思う。
 これらが出来れば2~3パーティーが重なっても それぞれが干渉せずに静かに滞在できるだろう。また子供連れなら 焚火のほかに林遊びやブランコなど 自由度の高い遊びが楽しめるだろう。多目的で使えれば素晴らしいことだ。



2022913(火)

新規工事の地割と資材搬入


新規工事の地割と資材搬入

十勝ヒュッテでは第三期工事として「五右衛門風呂・外キッチン」と「グランピングサイト」を計画している。
 秋の連休は9月に2回 10月に1回あるが メンバーの参加希望は今のところ10月だけのようなので ここで第三期工事と紅葉見物・シカ肉BBQを行いたい。と言うことで 現在は資材調達と地割を進めている。
 これはグランピングサイトの地割だ。場所は焚火サイトの南側で 右側がテント部 左側がリビング部分だ。

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 テント部は3x3mのウッドデッキで これで雨が降っても床が濡れる心配はない。リビング部は3x3mに砂利を敷いてタープを張る予定だ。

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 五右衛門風呂と外キッチンの場所はキャビンと物置の間で 一応1.5x1.5mの2マスを想定している。スペースが心配だったが 余裕はあるようだ。

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 今 一番頭を悩ませているのは五右衛門風呂の石積みだ。200kgの風呂釜(水+人を含む)と さらに内部にマキ窯を作れるかどうかだ。

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 1回目の軽トラ輸送で 束石やブロックのほかにステンレスシンクも搬入済みだ。

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 2回目の輸送ではセメント類や水道配管部材が多かった。
さらに3回目は頂きものの耐熱レンガだが これでは足りないように思う。

 まあ 準備はここまで進んでいるので 10月の連休に若者達が集まってくれれば 一気に進むと期待している。その前に小型ユンボを借りて運転を練習して穴掘りはしておきたいが 安全第一なので さてどうなることやら。



2022710(日)

蝦夷梅雨・雨漏り(2) 再度の補修


蝦夷梅雨・雨漏り(2) 再度の補修

 7/2に煙突の雨漏りをアルミテープで補修をした。しかし ここ一週間の雨で 再び雨漏りが起きてしまった。どうも煙突表面を伝わる雨漏りではなく アスファルトシングルと煙突室の隙間かもしれない。ということで緊急の補修を行った。
 資材は金属ヘラとシングル接着用のアスファルトセメントだ。

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 当日は肌寒く接着剤が少し硬くて難儀したが 煙突室を中心に可能性のある所を埋めて作業を終了した。
 これで何とか止まってほしいものだ。天井裏が汚くなるのと床が腐食することは避けたい。

 なお アルミテープの施工については 工業設備の専門家の友人から注意を受けた。アルミの熱膨張率は鉄に比べてかなり大きいので もし煙突をアルミテープで巻いた場合は 温度が上下するとテープに隙間が出るだろうとのこと。確かにそのような隙間が出来ていた。専門家はさすがだ。



202273(日)

蝦夷梅雨・雨漏り 補修はしたが・・


蝦夷梅雨・雨漏り 補修はしたが・・

 今年の本州の梅雨は記録的早さで明けて 今や酷暑で大騒ぎだ。結果として 早々に前線が北海道に上がり 「蝦夷梅雨」も前倒しになった。6月の最終の週は十勝でも曇か雨だったようで 7/2に十勝ヒュッテに来たら 屋根に大量の雨漏り跡が。これは大変だ。

 ヒュッテの屋根は工事直前に煙突ハウスを付けることにしたので細かい検討はしておらず 雨漏りの可能性は心配だった。特に煙突の固定部分はアルミテープで止めたので これが破れると煙突を伝わっていくらでも雨漏りすることになる。

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 ということで急遽屋根に登って アルミテープを貼り直したので これで復旧するはずだ。もしだめだったら 屋根のアスファルトシングルの目止め補修が必要だ。えらく大変だろう。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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