4. 十勝ヒュッテ A B C(87)
2022年1月30日(日)
イルミネーションをしばらく残す
クリスマスのイルミネーションを昨年末の12/21に取り付けた。電気式・乾電池式・太陽光式の三種類で何れもLEDだ。もちろん年末にはきれいに動作していたが 乾電池式と太陽光式(実はこれにも乾電池がある)は現地の低温環境からして短命だろうと予想した(注)。
一ケ月後に行ってみたら 三種類ともちゃんと点滅していて驚いた。十勝の冬は晴天が多いので意外と太陽光式もイケルのかもしれない。
1月になればイルミネーションは不要だが 今の積雪では取り外し作業が面倒だ。まあ 耐久性試験も兼ねてこのままにすることにした。来年はどのタイプが良いのか確認して 11月下旬から3月まで飾ろうと思う。電気代は微々たるものだ。
注: この手のクリスマスグッズはアジアの工場で作られて 欧米で大量に消費されている。欧米の都市は大体が寒冷地なので 十勝の冬なら想定内なのかもしれない。
一ケ月後に行ってみたら 三種類ともちゃんと点滅していて驚いた。十勝の冬は晴天が多いので意外と太陽光式もイケルのかもしれない。
1月になればイルミネーションは不要だが 今の積雪では取り外し作業が面倒だ。まあ 耐久性試験も兼ねてこのままにすることにした。来年はどのタイプが良いのか確認して 11月下旬から3月まで飾ろうと思う。電気代は微々たるものだ。
注: この手のクリスマスグッズはアジアの工場で作られて 欧米で大量に消費されている。欧米の都市は大体が寒冷地なので 十勝の冬なら想定内なのかもしれない。
2022年1月26日(水)
十勝ヒュッテでワインが凍った?
十勝地方は1/12に大雪が降り その後は冷え込んだと聞く。一カ月ぶりに十勝ヒュッテに向かい 夕刻に到着した。外気はマイナス6℃で室内はプラス1℃だったが 薪ストーブを焚きだしたら1時間もしないで25℃まで上がり ヌクヌクになった。「このヒュッテは断熱に気を付けたので正解だった」と悦に入っていた。
翌日 床に置いてあった未開封の飲み物類を見たら ワインの瓶だけ妙に背が高い。触ったら シールとコルク栓がポロッと取れて エッ!と驚いた。左り隣のお茶のペットボトルには氷が見えるが 右隣のリンゴジュースと日本酒は凍っていない。この状況からすると室温が下がった時にワインが凍って コルク栓が持ち上がったようだ。
さては味が変わったかと試飲したら 少し薄めに感じたがまずくはない。最悪でも料理用にはなるので一安心。
さて アルコール飲料の凍結とヒュッテの室温の関係を考えてみた。エタノールの凍結温度はマイナス115℃付近だが 飲料の凍結はエタノール含有量で変わり 20度でマイナス8℃とのこと。ワインは12度程度で日本酒は15度前後なので 室内がマイナス5℃程度なら ワインが凍り 日本酒が凍らないことはあるだろう。最近の最低気温はマイナス15℃位だから室内はマイナス5℃位にはなったと思われる。昼間は日差しでプラスにはなったろう。
ワイン保管の最適条件を調べてみたら 温度はプラス15℃程度で一定 湿度は65%程度だそうだ。十勝の気象条件だとやはり地下室が必要だ。もともと床下収納を作る設計なので 今年のプロジェクトでは半地下式収納を造ろうと思う。
注1: りんごジュースが凍らなかったのは 糖分も凍結温度を下げるためだろう。注2:今年に計画する半地下収納庫では 地面からの熱は見込めるが 側面には十分な量の断熱材が必要と思っている。
翌日 床に置いてあった未開封の飲み物類を見たら ワインの瓶だけ妙に背が高い。触ったら シールとコルク栓がポロッと取れて エッ!と驚いた。左り隣のお茶のペットボトルには氷が見えるが 右隣のリンゴジュースと日本酒は凍っていない。この状況からすると室温が下がった時にワインが凍って コルク栓が持ち上がったようだ。
さては味が変わったかと試飲したら 少し薄めに感じたがまずくはない。最悪でも料理用にはなるので一安心。
さて アルコール飲料の凍結とヒュッテの室温の関係を考えてみた。エタノールの凍結温度はマイナス115℃付近だが 飲料の凍結はエタノール含有量で変わり 20度でマイナス8℃とのこと。ワインは12度程度で日本酒は15度前後なので 室内がマイナス5℃程度なら ワインが凍り 日本酒が凍らないことはあるだろう。最近の最低気温はマイナス15℃位だから室内はマイナス5℃位にはなったと思われる。昼間は日差しでプラスにはなったろう。
ワイン保管の最適条件を調べてみたら 温度はプラス15℃程度で一定 湿度は65%程度だそうだ。十勝の気象条件だとやはり地下室が必要だ。もともと床下収納を作る設計なので 今年のプロジェクトでは半地下式収納を造ろうと思う。
注1: りんごジュースが凍らなかったのは 糖分も凍結温度を下げるためだろう。注2:今年に計画する半地下収納庫では 地面からの熱は見込めるが 側面には十分な量の断熱材が必要と思っている。
2021年12月22日(水)
クマとシカのためのX’masイルミネーション
12/21に十勝ヒュッテに来た。今回の目的はX’masイルミネーションを完成することだ。先週の札幌は大雪だったが さすが十勝で 雪は5センチというところか。笹は十分に出ているので風で飛ばされたわけでもなさそうだ。到着時の気温は0℃だった。
前回は外壁をもみの木をイメージしたイルミの配線をしておいた。今回は低めの立木2本にLEDイルミを絡めてみた。どんな形になるかは点灯してみないとわからないので 適当にやった。
買い出しに麓に降りて 日が暮れてから戻って来たら ちゃんと自動点灯になっていた。当然回りには何の明かりもないので 「お~ そこそこきれいに見える」。この場所でイルミネーションをしても おそらく誰も来ないので クマ・シカしか見ないだろうが 逆にいろいろ実験は出来そうだ。
今回は 通常電気型(LED 21m 2千円程度 トランス・タイマー接続) 電池型(LED 12m 千円程度) ソーラー電池型(LED 10m 千円程度)の3種類のイルミセットを使ってみた。通常型は光量が十分でこれが本命と思うが 配線が面倒でタイマーも別途に必要だ。他の2種は独立型なので配線はらくちん。しかし太陽電池はここの環境では心もとない。早速に受光面が霜で曇っていた。
今回が今年の最後の十勝ヒュッテだろうが イルミはまだまだ暗いので 来年もいろいろ試してみたい。
前回は外壁をもみの木をイメージしたイルミの配線をしておいた。今回は低めの立木2本にLEDイルミを絡めてみた。どんな形になるかは点灯してみないとわからないので 適当にやった。
買い出しに麓に降りて 日が暮れてから戻って来たら ちゃんと自動点灯になっていた。当然回りには何の明かりもないので 「お~ そこそこきれいに見える」。この場所でイルミネーションをしても おそらく誰も来ないので クマ・シカしか見ないだろうが 逆にいろいろ実験は出来そうだ。
今回は 通常電気型(LED 21m 2千円程度 トランス・タイマー接続) 電池型(LED 12m 千円程度) ソーラー電池型(LED 10m 千円程度)の3種類のイルミセットを使ってみた。通常型は光量が十分でこれが本命と思うが 配線が面倒でタイマーも別途に必要だ。他の2種は独立型なので配線はらくちん。しかし太陽電池はここの環境では心もとない。早速に受光面が霜で曇っていた。
今回が今年の最後の十勝ヒュッテだろうが イルミはまだまだ暗いので 来年もいろいろ試してみたい。
2021年11月18日(木)
ヒュッテの木製基礎を塗装
今年の9~10月にヒュッテの木製基礎を補強したが(9/29報告) そろそろ雪が降るので冬備えの防腐塗装を始めた(11/14)。塗料はキシラデコール相当品。写真の手前は塗装済みで 奥は未塗装だ。X字補強が無いところは 床下収納を作るので後から板張にする部分だ。来年の作業なので下のブロックなどは仮置きになっている。
床下に入ってゆっくり塗装していくと ビスの打ち忘れやボルトの修正の必要な箇所に気付くので 最終点検にもなる。
二度塗りをしてから 雨水がしみ込みそうな箇所にタールを塗れば まあ3-4年は大丈夫と思う。
床下に入ってゆっくり塗装していくと ビスの打ち忘れやボルトの修正の必要な箇所に気付くので 最終点検にもなる。
二度塗りをしてから 雨水がしみ込みそうな箇所にタールを塗れば まあ3-4年は大丈夫と思う。
2021年9月30日(木)
木造基礎の補強 やっと終わった
基礎・土台の補強(2) 9/29/2021
資材の準備から1か月以上かかったが基礎・土台の補強を完了した。主な対策は 金具・ボルトで補強 中間柱の設置 下梁の設置 X字補強などだった。
床下で地面は軟斜面のため作業はとにかくやりにくかったが まあ 何とか終えることできた。
なお 床下に収納スペースを計画している。広さは床面の1/4で2 x 2.5メートル 高さ1.2メートルになる。床面には開口部を設置済みだ。すでに下面はブロックを仮置きしていて 砂利・コンクリートを敷き 板張り・断熱スタイロ張りを張れば 冬でも凍らない十分な広さの収納スペースが出来るだろう。
この作業を終えて自宅に戻って来たら 日本海が震源の地震があり地質学的な理由で太平洋側での震度が大きかったそうだ。グッドタイミングだったなと思ったが この補強で震度5程度なら大丈夫だろうと勝手に思っている。しかし やがて来る釧路沖大地震については保証の限りではない。もちろんコンクリートの基礎が一番なのだが このような木造基礎は多少の経年変化や凍上があっても 水準器とスペーサーで修正できるメリットもある。
資材の準備から1か月以上かかったが基礎・土台の補強を完了した。主な対策は 金具・ボルトで補強 中間柱の設置 下梁の設置 X字補強などだった。
床下で地面は軟斜面のため作業はとにかくやりにくかったが まあ 何とか終えることできた。
なお 床下に収納スペースを計画している。広さは床面の1/4で2 x 2.5メートル 高さ1.2メートルになる。床面には開口部を設置済みだ。すでに下面はブロックを仮置きしていて 砂利・コンクリートを敷き 板張り・断熱スタイロ張りを張れば 冬でも凍らない十分な広さの収納スペースが出来るだろう。
この作業を終えて自宅に戻って来たら 日本海が震源の地震があり地質学的な理由で太平洋側での震度が大きかったそうだ。グッドタイミングだったなと思ったが この補強で震度5程度なら大丈夫だろうと勝手に思っている。しかし やがて来る釧路沖大地震については保証の限りではない。もちろんコンクリートの基礎が一番なのだが このような木造基礎は多少の経年変化や凍上があっても 水準器とスペーサーで修正できるメリットもある。