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20231015(日)

メスティンの活躍 香ばしいタイ料理


メスティンの活躍 香ばしいタイ料理

 最近のアウトドアグッズの進歩には目を見張るものがある。十勝ヒュッテのメンバーのM君が買ったばかりというメスティンを持ってきた。これは「洋風飯盒」だが 彼のは正方形だった。彼は某大企業に勤務するコメの専門家だ。今回はそのメスティンでタイ料理を作るとのこと。
 まずは「ピリヤニ」という混ぜご飯のようなもの。お米はタイ米(香米)を準備していた。焚きあがったら驚いたことにお米が立っていた。タイ米は粒が長いので一層際立つのだろう。
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トッピングを作るのにまずタカノツメを炒める。
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ブタバラ肉を炒める。
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ソースを混ぜる。これをトッピングして頂いた。

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 もう一品は「カオマンガイ」。これはお米を炒めてチキンをトッピング。上から辛いソースを掛けてあった。
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チキンは下ごしらえして。お米と一緒に炊く。
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出来上がり。お米に載せて仕上げをする。
 日本では1990年代のコメ不足の時 タイ米を緊急輸入したことがあり その時に「タイ米はおいしくない」「日本人にはやはりジャポニカ米だね」というのが刷り込まれてしまっていた。今回のタイ米は文字通り香ばしい。これはおいしい。新しい味覚を紹介してくれたM君に感謝。



20231011(水)

帯広で野村良太氏講演会 大盛況だった


帯広で野村良太氏講演会 大盛況だった

 10月9日 帯広で「野村良太氏の北海道分水嶺単独縦断」の講演会があった。秋の三連休は十勝ヒュッテに滞在していたので 帯広まで足を延ばした。
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 会場は帯広駅前の「とかちプラザ」で 席数は150とのことだが 立ち見が出る大盛況だった。ただ 聴衆はロマンスグレーが目立ち 平均年齢は軽く50歳を越えていたようだ。登山の人気が高齢者に支えられているのが伺えた。皆さんは年末年始のNHKの特番をご覧になっていたようで 質問もたっぷりと出た。充実の講演会だったと思う。
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 今回 十勝プラザに初めて行ったのだが 高いアトリウムが印象的で 部屋数も多く学会などにも利用されているらしい。帯広駅の南に隣接し 付近にはホテルも多数あり 立地が良いと思う。無料の地下駐車場は便利だが 今回は入口で30分ほど待たされて開始5分後の入室となった。
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 南側の庭には立派なモミジの大木があり 今年初めてきれいな紅葉を見ることが出来た。後一週間でピークだろう。
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 なかなかの紅葉だ。今年は遅い秋だが 知らぬところでどんどん進んでいた。



2023107(土)

驚きのサイゼリア 特別な戦略?


驚きのサイゼリア 特別な戦略?

 イタリアンのファミリーレストランと言えばサイゼリアがまず思い浮かぶ。ただ おいしそうには思えなかったので あまり行くことは無かった。しかし出張が続いた時に 夜の食事の場所に困ってしまい いよいよ行くことになった。
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 メニューを見てまずは驚いてしまった。「エッ 千円でディナーが食べれるのか?」これはグリーンサラダで350円だ。量も味も十分だ。
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 これはハンバーグステーキソーセージ沿えで550円。これにシザースサラダとライスを頼んだ。
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 注文書を見ると合計で何と1000円だ。
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 別の日はリブステーキで1000円。これにグリーンサラダとライスを加えて 合計で1450円で食べれてしまう。

 今年になって物価が上昇。特に飲食関係では顕著なので この値段はきわだっている。味やサービスや食材を60-70点に抑え コスパを100点にするような 何か特別の戦略があるのだろうか。神業のように思える。
 4年ほど前まで北京に滞在していた時に サイゼイリアを良く見た。またお客もたくさん入っていた。北京にもマクドナルドを始めとした外国の外食チェーンは勿論多くあるのだが サイゼリアは異色に思えたので少し調べてみた。
 中国では庶民にいわゆる洋食は導入されたばかりで イタリアンもフレンチも(もちろんそれなりのところへ行けば高級店はたくさんある) 普通の人は区別していない。
 四川・上海・広東など各地の中華料理に対して「欧米は全て洋食のカテゴリー」になる。その意味で「安い洋食がはやっている」と捉えた方がよさそうだ。もちろんの中国でのブランドの盛衰は激速なので これからどうなるのかはわからない。
 このサイゼリアは異色のイタリアンファミレスだが 十勝地方にはまだ無いようだ。これは食の十勝のためなのか これから出店してくるのかは不明だが 今後の状況は興味のあるところだ。



2023106(金)

最近読んだ本 兼坂祐著「わが農業革命」


最近読んだ本 兼坂祐著「わが農業革命」

 Kさんという友人がいて 最近 千葉・佐倉のご自宅を訪ねた折「たくさんあるので読んでくれ」とお父上の著書を頂いた。兼坂祐著「わが農業革命」―世界一安い米づくりに挑む (中公新書)だ。読みながら帰途についたのだが実に面白く またその具体に感心した。1988年出版と古い本だが 当時の大問題だった「コメの自由化」に対する具体策を明確に示している。度重なる海外調査の後 跡取りのいない水田を集めて 後楽園球場の10倍ほどの水田を1人の専業農家に経営させて コストのかからない日本の農業のあるべき姿を示した。十勝の農業の大規模化もこの方向なのだろうが 今のところ国外の農業に太刀打ちできているようには思えない。著者は海外の現地調査から明快な数値を示しながら議論を展開し 説得力がある。次の十勝を考える上で大いに参考になるだろう。
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 お父上の書斎でお話を伺った。横には彼が半世紀前にネパールから持ち帰って愛用しているヤク・バッグがあった。彼が農学部を選択した時にお父上から「良いところに行った」と言われたそうだ。親の背中を見て子は育つと言うが 理想的な育ち方をしたと感心した。



2023105(木)

今年のスズメバチ 持ち帰り型駆除剤は効く


今年のスズメバチ 持ち帰り型駆除剤は効く

 十勝ヒュッテのように山林を開拓したところではスズメバチは避けられず 悩みのタネだ。春から夏にデッキでリラックスしていると スズメバチが定時巡視で飛んでくる。開拓当初はペットボトルにファンタを入れてトラップしていたが 目立った効果はなかった。3年前から「持ち帰り型駆除剤」を使うようになった。これはスズメバチの誘引して毒エサを持ち帰えらせ巣を丸ごと死滅させるもので 一個800円位だ。昨年も今年も見えるところには巣はないので 効果があるようだ。
 隣りの山荘では今季は灯油タンク付近と玄関の上に巣が出来て 撤去したが刺されたと物騒なことを聞いた。
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 9-10月は活動が活発な時期なので デッキにはスズメバチが訪問してくる。妙な動きをしなければ刺されることは無いようだ。ただし巣の回りは別だが。
 これからの秋のシーズンはヒュッテにユーザーが来るので 9月中旬に駆除剤を2個追加した。気温が下がって峠に雪が降る時期になると 女王バチは来年に向けて越冬準備をする。効果に期待する。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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