2023712(水)

十勝清水から道道85で然別越え


十勝清水から道道85で然別越え

 十勝清水から糠平温泉まで行くことになった。地図を見ると普通は国道274で鹿追・士幌へ 国道273で上士幌を通って糠平温泉に行く。他に道道85で然別湖を通る最短ルートもある。天気はまずまずだったので然別湖ルートを選択した。写真は扇ヶ原展望台にあった北側からの鳥観図で 然別山塊がよくわかる。

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 274に入りしばらく行くと「美蔓(びまん)展望台」がある。日高山脈はやや曇っていた。

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 鹿追市街を過ぎて道道85で然別の山を登りだすと「扇が原展望台」になった。日高山脈は残念ながら霞んで見えない。

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 東ヌプカウシヌプリ登山口のシラカバ。いつもながらきれいだ。

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 白樺峠から湖畔方面に下り始めると一車線の道路になる。駒止湖の横あたりはやや怖い。

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 下りきって然別湖畔から先に進む。この辺は一車線なので対向車が来ると譲り合う。踏み外すと湖に落ちるだろう。

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 しばらくすると片側一車線の舗装道路になる。湖畔周辺の道路もやがては整備されるのだろうか。

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 やや進むと「然別湖北岸野営場」があった。

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 月曜なのに数張りのテントが残っていた。ここまで来るのは大変だが きれいな星空とかカヌーが楽しめる上級者のキャンプ場と見た。小動物・大動物が出てきそうではあるが。

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 ヤンベツ川に沿って平坦な所を進むと「山田温泉」の建物があった。ここは閉鎖したものの 町に寄贈されて再開の可能性を探っているそうだ。再開されれば素晴らしいと思う。

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 もうそろそろ下るだろうと期待していたら 逆に幌鹿峠への登りになった。それを過ぎて糠平温泉への下り道はきついつづら折れだが道はシッカリしていた。
 10年以上前にこのルートを夜間に通ったことがあるが 先がどうなっているのかわからずにかなり緊張した記憶がある(同乗者は怖かったろう)。距離は短いが時間的に早くはないので 糠平温泉に行くだけなら遠回りでも274・273のルートを使うのがよいだろう。



2023711(火)

帯広の「ひまわり温泉」住宅街のモール泉


帯広の「ひまわり温泉」住宅街のモール泉

 帯広にはモール泉がたくさんあるが そのいくつかは住宅街にある。「ひまわり温泉」もその一つで 自衛隊の東側・麦音の北側の住宅街の中にある。私はナビに頼らないと行き着けない。

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 ここのお湯は PH=9の「ナトリウム炭酸水素泉」で成分総量0.53gの中々いい。

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 ここには小さいながら露天風呂があり 横にはカシワの大木があり 実に気持ちがいい。

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 お休み処も小さいが充実している。

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 フリーWiFiで仕事もできる。

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 売店の一角に「十勝石」があった。なるほど黒曜石だったのか。銭湯料金位だったのでつい買おうかと思ったぐらいだが なぜここにあるのかはわからなかった。



2023710(月)

暑くて食欲がない時のキャンプメシ 「ブタジン」


暑くて食欲がない時のキャンプメシ 「ブタジン」

 昨日7/9は帯広も札幌も30℃越え 北見は35℃だったそうだ。
当然 食欲減退で何を食べていいかわからない。スーパー・フクハラに行ったら「ブタジン」があったので 野菜とともに買ってきた。
 ホーエー豚のタレ付ジンギスカンで「ブタジン」フライパンでチャチャチャとやって出来上がり。レトルトご飯・中国紅茶を付けて デザートは百円ダンゴ。
 おいしくいただいた。夏バテ防止に有効と思う。



202379(日)

苫小牧の薪作りプロジェクトを見学


苫小牧の薪作りプロジェクトを見学

 森林の専門家の友人K氏が 苫小牧で森林関係のNPOをやっている。彼のプロジェクトではナラノキの間伐材を利用して本格的な薪作りをしているので 見学させてもらった。場所は室蘭本線遠浅駅の近くだった。
 広大な敷地にブルーシートで上部を覆ったユニットが30位並んでいる。

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 冬の間にスノーモービルで伐採地から玉切りを運搬して その後はメンバーが時間に応じて薪にしているらしい。

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 ユニットは70巾 x 150高さ x 300長さで 木製のバレットの上に並べられている。上部は厚手のブルーシートで覆っているが ほとんどが吹き曝しだ。「これで大丈夫なの?」と聞いたら「問題なく乾燥する」とのこと。

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 一部は薪棚の中で保管・乾燥をしている。この1スパンは屋外保管の2ユニットに相当するそうだ。

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 裏側も解放なので 風通しは抜群だろう。

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 玉切りのままでの購入希望もたまにはあるそうだ。これで0.7立方米らしい。

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 このブルーシートのビニルハウスは冬の作業場だそうだ。手前に不思議な台があったが「チェーンソーの目立て台」だそうだ。確かにこれは便利だろう。

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 ビニルハウスの内部には おなじみの時計型薪ストーブがあった。作業程度ならこれで十分とのこと。確かに冬の苫小牧は寒いが 雪は少ないはずだ。

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 ここの薪は私の自家製薪よりも太い薪ストーブ用だ。長さは35センチにしているそうだ。2年物は十分に乾燥しているが キノコが生えたところもある。

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 「手割りと機械割りでどう違うと思う?」と質問された。考えたこともなかった。結果はこの写真のようで 左が手割りで 右が機械割りだそうだ。明らかに差があり 左はそろっていて右はばらついている。K氏曰く「手割りでは 木材の弱いところを通って自然に割れるが 機械割りは強制的になる」らしい。
 「百聞は一見にしかず」で たくさん勉強をさせていただいた。感謝。



202378(土)

清水町の旧旭山小学校「剣の郷創造館」 開拓の歴史


清水町の旧旭山小学校「剣の郷創造館」 開拓の歴史

 閉校の校舎は記念館や集会所としてよく利用されるが 清水町の旧旭山小学校は「剣の郷創造館」になっている。場所は道道55号から剣山神社に上がる信号付きの交差点の近くだ。十勝ヒュッテに行くたびに いつか行こうと思っていたが 今回は都合が良かった。玄関横にいた管理の方に案内して頂いた。

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 旧職員室は資料室に。年表によると創立は大正2年(1913年)で 丁度110年前だ。閉校は平成12年(2000年)のようだ。

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 当時の写真・オルガン・記念誌などだ。

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 これは何と二宮金次郎像だ。元は校庭の一角にあったそうだ。

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 これらは当時モノの理科教材。

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 昭和58年(1983年)当時の旭山地区の民家の地図。ずいぶんたくさん人が住んでいて この小学校の付近が中心街で 何と診療所もあったらしい。なるほどここに常時青の信号機があるのが理解できた。

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 開拓百年(平成14年 2002年)までにはドンドン離農が進み 1/3以下までも減少したようだ。なるほど十勝地方の各地で起こっていた事なのだと理解した。最近はそれ以上の減少はなく 一戸当たりは大規模になっているようだ。

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 左側には教室(複式学級)で 手前は共通の作業スペースだそうだ。良く出来た構成なので 人さえいればだが 今でも立派に機能すると思われる。正面の扉の向こうは体育館だそうだ。

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 清水町に統合する前は御影村で 体育祭もあったようだ。

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 一角に「故郷の樹木標本」があった。清水営林署が作って各学校に配ったもののようだ。最近の薪作りで樹木の種類・名前がわからず困っていた。「これイイわ」
 ということで「この剣の創造館では旭山地域の歴史を知る」ことが出来る。一度立ち寄られることをおススメする。信号横の大矢商店(閉店)の方が管理人なので そこで聞くと良いと思う。



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 ABOUT
Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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