20221022(土)

薪割機はどれがいい? 考えてしまう


薪割機はどれがいい? 考えてしまう

 冬が近くなり ヒュッテの薪ストーブ用の薪割が必要になった。しかし 今年は天気の悪い日が多かったので若者による斧薪割もなかなか進まなかった。老体にはやはりマキ割機が必要だ。
 これはコニファーのコーラー(KOHLER)のエンジン式薪割機だ。パワー・スピードとも申し分ない。

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 一方 手軽なのは電動のマキ割機だが パワーに不足を感じる時もある。

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 これは太めの建築廃材を電動式で割った写真だが 固い広葉樹でも太さ20センチ以下ならいけそうだ。

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 帯広や札幌のホームセンターと中古機材屋さんを何軒か回った。わかったことは電動式でも力が6~7トンのモノならば十分に使えそうだ。フットスイッチ式なら手がフリーで便利。音が静か 重量は50~80kgで値段は7~9万円。電気容量が大きすぎると扱いづらい。使い勝手はメーカーによってだいぶ異なるようだ。

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 エンジン式は15トン以上と力も十分でスピードも速い。値段は15~25万円 重量は100kg超。音がうるさい・サイズが大きいなどの難点もある。
 このように木の種類と値段によりけりだ。また常時使うものでもないのでレンタルの選択もあるが 運搬重量が大きいので 自分の体力を考えるとやはり購入して定位置で使うのがよさそうだ。
 現在いろいろ考えているが なかなか結論が出ず困っている。
<補足> 伐採の季節は夏期ではなく木の水分が少なくなる冬期が良いのだそうだ。伐採後30cm程度に玉切りして少し放置。薪割は生木のうちが簡単で 乾燥すると固くて難しくなるとのこと。



20221021(金)

紅葉のコニファーにTVの取材が来た


紅葉のコニファーにTVの取材が来た

 「十勝清水旭山のコニファー」のオーナーから「10/18にUHBのWe campの取材があるので来ないか」とのお誘い。最近のコニファーの紅葉は素晴らしく 特に小川に面したキャンプサイトは一等地と言われている。
 取材班は「建物がオーナーの自作」に驚いていた。今回の目玉は最近再開した「露天の五右衛門風呂」も含むとのことで オーナーは午前中からお湯を大量に作り温度調整にも余念がなかった。
 皆さんはモミジをバックに露天の五右衛門風呂を楽しんだ。外気は9℃と寒かったが お湯に入れば適温で なかなかの絵になり モデル撮影会のようだった。

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 2時間半の取材を終えて最後のスリーショット。オーナーもご満悦だった。
 今回の内容は土曜午前1時過ぎからのUHBの「We Camp」で11月後半の2回で放送されるとのこと。どんな映像になるか楽しみだ。
<掲載写真はUHBの許可を得ました>



20221020(木)

エゾリス工房の五右衛門風呂 立派な出来だ


エゾリス工房の五右衛門風呂 立派な出来だ

 露天の五右衛門風呂は自作中のため 現在の興味の中心だ。ご近所のエゾリス工房でご自慢の風呂を見学させていただいた。
 作業場の棟続きに石組み・ガラス窓の五右衛門風呂があった。夏シーズンには沢水を沸かして楽しんでいるとのこと。

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 室内を見せていただいた。適切なサイズのヒューム管の中に風呂釜を入れ込んでいる。釜も枠も重量物なので 天井梁にチェーンブロックを掛けて設置したとのこと。作業は大掛かりだがシンプルで効率的だ。
 室内には十分なスペースの洗い場もあった。露天にしたらいいのにと言ったら 「屋根と壁が無いと夏でも寒くて入れない」とのことだった。なるほど 「露天にはそれなりの覚悟が必要」なのか。

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 焚口・火室は少し狭い気がしたが ヒューム管と釜のスペースで決まるようだ。この辺は改良して火室の容量を増やすことと煙突の位置の最適化が必要なのかもしれない。
 周囲とマッチした外観 シンプルな構造でさすがに立派でうらやましい。



20221019(水)

日勝峠は初雪か 頂上トンネル付近


日勝峠は初雪か 頂上トンネル付近

 昨日10/18午後 日勝峠越えで札幌に戻ったが 今季初の雪見で 気温0℃。頂上の稜線付近は白くなっている。路面は濡れ。今年は10/11に冬タイヤに交換済みだが いよいよ冬の峠越えのシーズンになってしまった。

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 頂上トンネルを出て日高側の9合目(気温1℃)。熊笹に雪がかぶっている。8合目までこの状態だった。

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 日高側では5合目以下(気温2℃)で紅葉が真っ盛りで 特に3合目の覆道付近はきれいだった。日が傾いてしまったのは残念。この紅葉が今週末まで持つといいのだが 難しいかもしれない。



20221018(火)

五右衛門風呂の釜を設置 力技で上げる


五右衛門風呂の釜を設置 力技で上げる

 五右衛門風呂の作製が遅々として進まなかったが 意を決して始めた。風呂釜は水が入ると200kg超と想定すると いきなりレンガや石組みに重量を持たせるのは難しいと判断。ステンレスのアングル組で釜を支える構造を取ることにした。こうすると火室を広く取れそうだし 風呂釜の交換があっても対応できる(だろう)。ちなみにこのアングル組は空調室外機の雨除け架台の流用だ。
 上部のステン板は半円形に切断した。この切り取り作業はステンなので難航した。後日に報告したい。

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 釜を伏せた状態で架台の加工と仮組をした。まあ寸法的には余裕はありそうだ。問題なのは2つの架台を合わせる時で ここには溶接機は無く ドリルもステンアングルはきつい。ジョイント金具を作ることにした。前日に「コメリ」に行って丸管用のジョイントを入手して 角アングル用に改造した。結構面倒だった。結果 仮組はまあまあの出来だった。

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 次に五右衛門風呂のサイトに釜を運んで組み込むのだが ここでハタと気が付いた。「この釜をどうやって入れる? 」Yさんはチェーンブロックで屋根の梁からぶら下げたらしい。そんなものは無いのでどうしたものか。
 一人作業で出来るのは「ゴロゴロと転がしていって ブロックで少しづつ定位置まで上げる力技しかない」 それでだめなら誰かにヘルプコールだ。
 悪戦苦闘を30分で何とか定位置まで持ちあげることが出来た。釜が倒れたら怪我をしたろう。

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 架台を入れ込んでこんな具合で落ち着いた。自作ジョイントで接続して やれやれここまでやれば崩れることは無いので ここでやめた。これから先は普通モルタルと耐火モルタルでレンガや石で下部から組んで行けばよい。後日の作業だ。

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 やっと五右衛門風呂の全容が見えてきた。デッキとの位置関係はこの写真のようになる。煙突の穴も忘れずに作った。

 五右衛門風呂を一人作業で作るのは大変だ。資材がすべてそろってから二人以上で一週間は必要かもしれない。やってみてからその大変さに気が付いた。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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