2025年2月4日(火)
然別湖コタン2025 (4)湖の氷のでき方
9. 周辺の見どころ×265

然別湖はシッカリと氷結して真っ白だ。その上にイグルーや露天風呂の浴槽など重量物を設置しているのはすごい。当然 数十センチ以上の厚さになっているのだろう。
イグルーの中に氷の断面の展示があった。下の氷は透明で上は白い氷になっている。
その横に氷のでき方の説明があった。①湖面が凍ってほぼ透明な氷が下に成長する。②降った雪の重さで氷が下に沈む。③雪に水がしみ込んで凍り白い氷になる。
確かに 氷のでき方は冷蔵庫フリーザーと湖とではだいぶ違うようだ。湖では湖面が一番低温なのと雪が積もること また水の密度(重さ)が4℃で最大なので 水が対流で下に動くことなど複雑なのだろう。自然現象はかなり難しいものだ。


確かに 氷のでき方は冷蔵庫フリーザーと湖とではだいぶ違うようだ。湖では湖面が一番低温なのと雪が積もること また水の密度(重さ)が4℃で最大なので 水が対流で下に動くことなど複雑なのだろう。自然現象はかなり難しいものだ。
2025年2月3日(月)
札幌雪祭り開幕 雪は足りたようだ
c 札幌・道央圏Sapporo×250

2025年札幌雪祭りは2/4-11だ。大通り近くの用事の帰りに開幕を明日に控えた会場を通ってみた。夕方なので写真はイマイチだったが。
一週間前までは雪が少なくて「これじゃ雪まつりが困るのでは」と思っていたが 最近の降雪で帳尻があったようだ。ここは11丁目の市民雪像会場では最後の仕上げをやっていた。
サンリオの小規模雪像。今年の大雪像は小樽の高台料亭になっている銀鱗荘もあったが まだ立ち入りはできなかった。
ホワサバって何だろうか? 開幕前なのでロープが張ってあって中に入れない。
今回一番驚いたのはこれ。4丁目の表通りに面した堂々としたドーム型の喫煙所。私のような愛煙家としては市民権を得たようなもので 嬉しい。
3丁目の一角には韓国の辛ラーメンのスケートリンクはオープンしていた。
これは外国人の家族連れ。植え込みに手を突っ込んで雪を握りしめていた。こういうのをカワイイと思ってしまうのは老人になったためかも。
今回 会場を西の端から中央まで歩きながら すれ違う人の言葉に耳を傾けた。が「意外に日本語が多かった」。明日の昼ならば外国語で一杯なのかもしれないが。ふと 「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」(1910年 啄木)を思い出した。雑踏の中で聞く日本語はそんな感じだった。






今回 会場を西の端から中央まで歩きながら すれ違う人の言葉に耳を傾けた。が「意外に日本語が多かった」。明日の昼ならば外国語で一杯なのかもしれないが。ふと 「ふるさとの訛なつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく」(1910年 啄木)を思い出した。雑踏の中で聞く日本語はそんな感じだった。
2025年2月2日(日)
然別湖コタン2025 (3)アルコール温度計
9. 周辺の見どころ×265

冬季に十勝ヒュッテに行くと 立てておいたはずのペットボトル水が床にゴロゴロ転がっていたり 缶ビールが破裂したりしている光景を目にする。これは室内がかなり冷えて凍り膨張したためだ。十勝ではアルコール飲料も普通に凍る。
然別湖コタンでわかりやすいアルコール温度計の展示があったので紹介する。飲料が凍る目安はアルコール含有量に応じて ビール(5%)で―4℃ チュウハイ(9%)で―6℃ 日本酒(14%)で―10℃ ウイスキー(45%)で―14℃だそうだ。ヒュッテでは日本酒が凍ったことがあるので ―10℃以下になる場合もあるということだろう。ちなみにエタノールの凝固点は-97.6℃だ。
この時 然別コタンの外気は―7.5℃で 小瓶のサンプルだと水とビールは凍っていた。確かにアルコール度数に依存していてまあ妥当な結果だ。
家庭用の冷蔵庫のフリーザーは―15℃程度だそうで これならウイスキーは凍らない。そういえば ロシア人から「ウオッカはフリーザーに入れてトロっとしたところをカッと飲むのがうまい」と聞いたのを思い出した。まあそうだろうなと思うが 自分でやる気はしない。食道が凍傷になると問題だろう。
然別湖コタンでわかりやすいアルコール温度計の展示があったので紹介する。飲料が凍る目安はアルコール含有量に応じて ビール(5%)で―4℃ チュウハイ(9%)で―6℃ 日本酒(14%)で―10℃ ウイスキー(45%)で―14℃だそうだ。ヒュッテでは日本酒が凍ったことがあるので ―10℃以下になる場合もあるということだろう。ちなみにエタノールの凝固点は-97.6℃だ。

家庭用の冷蔵庫のフリーザーは―15℃程度だそうで これならウイスキーは凍らない。そういえば ロシア人から「ウオッカはフリーザーに入れてトロっとしたところをカッと飲むのがうまい」と聞いたのを思い出した。まあそうだろうなと思うが 自分でやる気はしない。食道が凍傷になると問題だろう。
2025年2月1日(土)
然別湖コタン2025 (2)アイスバー
9. 周辺の見どころ×265

然別コタンの名物は氷上露天風呂・アイスバー・イグルー宿泊だろう。そんなに混んでいるようには見えなかったが 受付で伺ったら「外国人では台湾の方々が圧倒的に多い」そうだ。
これは左手にある露天の足湯。
ゲート近く右手にあるアイスバーのイグルー。
まずは氷のブロックをもらって 自分でグラスを作る。ノミのような道具で慎重にやっていた。
隣の部屋にお酒が各種並んでいたが ウイスキーやウオッカなど強いお酒が多い。
寒くはないが お酒を飲むよりは撮影して楽しんでいるようだ。
会場のほぼ中央に丸形ドームがあったので入ってみた。
中にはベッドのようなものがあり ここで宿泊するらしい。面白そうだからやってみようと聞いてみたら 岸辺のホテル風水の宿泊プランに組み込まれていて「予約はすでに10月で一杯」とのこと。寝具・防寒具は用意してくれる。なるほど暖かい場所と組み合わせないと現実的ではないなと納得した。







2025年1月31日(金)
清水町旭山の高村牧場 主にばん馬
9. 周辺の見どころ×265

十勝ヒュッテを4kmほど下ったところに「ばん馬の高村牧場」がある。ここからの久山岳と芽室岳の眺望はすばらしい。この日の朝は冷えたが 出発した10時過ぎには―2℃位まで上がっていた。
今回は撮影許可を頂く時に ご主人から少しお話を伺うことが出来た。一部は別の方に貸しているそうで 主体はばん馬だが 道産子も普通?の馬も含めて全部で100頭位いるそうだ。
馬が群がる「馬団子」が出来るのは 真ん中に牧草ロールが置いてあるためのようだ。
緑のシートの牧草ロールが置いてあった。牛のものと同じかどうかは不明。背景は久山岳。林の切れたところにはばん馬の練習場があるそうだ。春になったら見学させてもらおう。
さらに下がると剣山・久山岳・芽室岳が眺望できた。
反対側には東大雪のウペペサンケ・ニペソツが見える。
「牧場に一般人が立ち入ると防疫上良くない」と思っていたが ご主人から「中に入って撮影してもいいよ」と言われて驚いた。「牛や鳥と違って馬の場合はあまり問題ない」のだそうだ。所ジョージの番組の撮影もやったことがあるとのこと。それならば 次回はもう少し近くで撮影させてもらおうと思うが 慎重にしたい。
今回は撮影許可を頂く時に ご主人から少しお話を伺うことが出来た。一部は別の方に貸しているそうで 主体はばん馬だが 道産子も普通?の馬も含めて全部で100頭位いるそうだ。




「牧場に一般人が立ち入ると防疫上良くない」と思っていたが ご主人から「中に入って撮影してもいいよ」と言われて驚いた。「牛や鳥と違って馬の場合はあまり問題ない」のだそうだ。所ジョージの番組の撮影もやったことがあるとのこと。それならば 次回はもう少し近くで撮影させてもらおうと思うが 慎重にしたい。