2024年4月9日(火)
デッキの除雪 北海道では「雪割り」と言う

十勝ヒュッテでは4/7にウッドデッキの除雪をした。この時期の除雪を北海道では「雪割り」と言う。最初に聞いた時は「雪が割れるのか?」と不思議に思ったことを覚えている。もちろんユキワリソウと言う花があることは知っていたが 「これは氷割り」だろうと。
デッキの積雪は一か月前にはこんな具合だった。その後は多少降った上に寒かったので なかなか解けなかった。4月になってさすがにデッキ面の1/3ぐらいは露出して下の方は氷になっていた。
ウッドデッキの延命にブルーシートを張ったので 氷をはがすのは意外に簡単。作業自体は30分ぐらいで終わってしまった。
シートを剥ぎ テーブル・イスを置いて ハイ出来上がり。後は乾燥するのを待つだけだ。あちこちにツーバイ材の痛みも見えるので 乾燥したら防腐剤塗布と裏返し作業が必要だ。
サブデッキ・階段も同様に終了。
こんな感じになった。後は周りの雪が解ければ屋外作業が出来るようになる。
「雪割り」は表現の是非はさておき北海道らしい言葉だ。第一 ポカポカとした春の作業はウキウキした気持ちになる。「雪割りは北国らしい素敵な季語」と呼べると思う。





「雪割り」は表現の是非はさておき北海道らしい言葉だ。第一 ポカポカとした春の作業はウキウキした気持ちになる。「雪割りは北国らしい素敵な季語」と呼べると思う。
2024年4月8日(月)
四月上旬の十勝清水風景
9. 周辺の見どころ×265

十勝清水の代表的風景は「牧場・畑・防風林・山々」だろう。今年はやや遅れたが 雪解けを待ちかねたように春耕が始まっている。カラマツの防風林の向こうに山々がすけて見える。
日高山脈も北部まで来ると標高は低いが 山裾まで農地があるのですごく近くに見える。
農地の雪は今週のうちに完全に解けるだろう。
このあたりの牧草地には晩秋まで牛が放牧されていたが まだまだのようだ。
どこまでもまっすぐな道。
北には青い然別山塊が見える。
これは福祉施設の清水旭山学園。地卵「げんきたまご」を時々譲ってもらっている。
この牧場は「十勝アルプス牧場」「ファームイン」とあるので 民宿のような施設もあって 春のゴールデンウイークの頃には人も来るのだろう。
十勝清水もいよいよ雪解けの春になった。







十勝清水もいよいよ雪解けの春になった。
2024年4月8日(月)
四月上旬の日勝峠越え 長沼から清水へ

ほぼ一月ぶりに国道274の日勝峠越えた(長沼~夕張~日高~十勝清水)。雪解けがどこまで進んでいるか心配ではあったが 快晴で気温はプラス2℃。これは日高側の頂上トンネル付近。残雪は十分なので春スキーヤーの車が駐車していた。
まずは長沼町。遠く東には夕張岳も見える。
夕張市。川も雪解けのためか増水傾向だ。
穂別ダム。遠望は夕張岳の山塊。
鵡川・福山のモトツトンネル。標高は500m位。
日高町を通り過ぎ 日勝峠に向かう。山には雪はあるものの「青い山」を感じる。気温はプラス5℃。
日高側7合目付近の白樺林は見事だ。
十勝側に越えて8合目付近。樹相はわからないが 残雪の中に林がきれいに浮かび上がる。
日高側の6合目。正面に然別山塊(右側)と東大雪山塊(左側)が良く見える。左側で平らに見えるのはウペペサンケ その左はニペソツだろう。
4月上旬の日勝峠は 路面はほぼ乾いており 非常にきれいな残雪風景が楽しめる。全行程で気温がプラスなので 山々の雪解けは一気に進むだろう。








4月上旬の日勝峠は 路面はほぼ乾いており 非常にきれいな残雪風景が楽しめる。全行程で気温がプラスなので 山々の雪解けは一気に進むだろう。
2024年4月6日(土)
友人の寄贈品 希少本と地酒
a 他トピック Others×235

一か月ぶりに十勝ヒュッテに来たら ストーブの前のテーブルの上に本が二冊とお酒があった。メモによると釧路の友人のT氏が3/20に置いていったとのこと。
一冊は「タウシュベツ川橋梁」写真集 岩崎量示 著(北海道新聞社2018年)で 東大雪自然ガイドセンターで募ったクラウドファンディングの返礼品。
もう一冊は「ブータンの花」中尾佐助・西岡京治 著(北海道大学出版会2011年)で 有名な「青いケシの花」をはじめとしたブータンの植物と文化の写真集だ。
御礼のLINEを入れたら「終活品なので興味のある方は。。」とのこと。ありがたく十勝ヒュッテの収蔵本にさせていただくことにした。
なお お酒は釧路の地酒の福司(ふくつかさ)で「しぼりたて生酒」だった。当日来訪していたご近所のIさん夫妻と一緒に美味しく頂戴した。感謝申し上げます。
一冊は「タウシュベツ川橋梁」写真集 岩崎量示 著(北海道新聞社2018年)で 東大雪自然ガイドセンターで募ったクラウドファンディングの返礼品。
もう一冊は「ブータンの花」中尾佐助・西岡京治 著(北海道大学出版会2011年)で 有名な「青いケシの花」をはじめとしたブータンの植物と文化の写真集だ。
御礼のLINEを入れたら「終活品なので興味のある方は。。」とのこと。ありがたく十勝ヒュッテの収蔵本にさせていただくことにした。
なお お酒は釧路の地酒の福司(ふくつかさ)で「しぼりたて生酒」だった。当日来訪していたご近所のIさん夫妻と一緒に美味しく頂戴した。感謝申し上げます。
2024年4月4日(木)
薪の乾燥はだいぶ進んだ

ヒュッテ生活にとって薪は生命線の一つなので 昨年の春から夏にかけては札幌の借地でせっせと薪づくりをした。あれからほぼ一年が経過したので新しかった木でも乾燥が進んでいる。今年の夏には問題なく焚ける水分量(10%レベル)まで下がるだろう。
この一角はニレノキで これも良いレベルまで乾燥が進んでいるようだ。前後二列積みなので量は2立米を越える。ひょっとして外販できるかもしれない。
この一角はヤチダモで 薪割り前に二年経過だったので 昨シーズンは主力の薪として活躍してくれた。質のいい薪が2立米程度は残っている。
昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。


昨年は一所懸命に薪を作ったら結構な量が出来て「薪ビジネスを始める」ことを目論んだが 原木輸送・保管場所の地代・ガソリン代・市内への配送費を出すと「労賃も出てこない赤字事業モデル」とわかって挫折した。薪ビジネスは恵まれた条件でのサイドビジネスでのみ成立することが判明した(笑)。それぐらい単価が低いのが一般的で 時々スエーデン薪や本州薪が売られているのを見るが どんなに品質が素晴らしくてもエネルギーとお金の無駄と思う。
現在の保管場所は6月一杯で契約が切れるので 薪の全量を引っ越すのはかなり大変な作業だろう。一方 十勝ヒュッテには別途にイチイの玉切りがトン袋で8ツもあるので 今年は薪割り機をこちらに運んで来て作業をしたい。これまた大変なことだ。
