6. たき火 Outside wood fire(74)


2023429(土)

チェーンソーのレンタルは?


チェーンソーのレンタルは?

 手稲山の麓で木を自由に持って行っていいと言う願ってもない話が舞い込んだ。荒れ地造成の時に立木を重機で倒すので「好きなだけ持って行け」というもの。早速下見に行ったら 十分な量がある。これは有り難い。頂きます。
 が チェーンソーは十勝ヒュッテに保管で手元にはない。エンジン付きを買うかレンタルをするかとジョイフルに下見に行った。
 レンタル価格を聞いたら レンタル料3300円 加えてチェーンは消耗品で3300円 チェーンオイル1000円 燃料400円 〆て8千円とのこと。2日で1万1千円になる。「エッ! レンタルってそんなに高くなる?」「そうなんですよ。正直 電動チェインソーを買った方がお得ですよ」と言われてしまった。

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 写真の下段は廉価版のエンジン式3万円から。念願のハスクバーナも買えるかも。上段は電動式で 確かに1万円前後で買えてしまう。が 何事もコスパ重視なので ここはアドバイスに従い購入。ヒュッテの2台を合わせて電動が3台になってしまった。

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 当然 次は発電機の準備だが 災害用に自宅保管の発電機をチェックしたら なんと動かない。いつもの工場長からスズキの小型を借り出した。

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 15~30センチの切断が多かったが 素直な木なら電動でも難はない。大切なのは「研いだチェーンとオイルの潤滑」ということに改めて気が付いた。

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 かくして 天気のいい日に久々に丸太切りを楽しんだ。

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 で 3日後に行ってみたら 「エッ! 無くなってる!」。多くの方に声をかけてあるらしく どなたかが持って行ったのかもしれない。重機の整地作業で埋め込んだのもあるだろう。ガッカリするが 再チャレンジしかない。



20221025(火)

エンジン式の薪割機に決めた


エンジン式の薪割機に決めた

 薪割機をいろいろと調査していた。わかったことは 電動式だと破砕力6~7トン 音は静か 重量50~80kg 値段7~9万円。エンジン式は 破砕力12トン以上 スピードも速く 重量100kg超 値段15~25万円。
 電動式は自分でテストをして 針葉樹や廃材は問題ないことを確認したが エンジン式はまだだった。

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 中古屋さんを何軒か回ったら状態の良さそうなエンジン式があったので テストさせてもらった。ミナトワークスのLSE-12K (12トン)でKOHLERの6.5馬力のエンジンが付いている。これを太さ25センチの針葉樹で試したら 問題なく割れた。

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 十勝ヒュッテでは造園屋さんから回ってきた広葉樹の玉切りが大量にストックされているので 広葉樹がどこまで割れるのかは重要案件だ。テストでは広葉樹の二股の部分も難なく割れた。やはり力は電動式と比べるとダンチだ。
 と言うことでこの薪割機を購入することにした。オイル交換・メンテ後 納期一週間で話を決めた。後は設置場所と運搬方法を考えねばならない。

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 こんなことをやっていた時にたまたまヨドバシカメラに行ったら アウトドアコーナーがあって驚いたが さらに「八ヶ岳の薪」を見つけた。「どうしてヨドバシに薪があるの?」値段もびっくりだし「長野から北海道までわざわざ運ぶのか? 地産地消だろう!」。
 薪束がこんなにあちこちで売られているなら ひょっとして「薪はビジネスになるのかも知れない」。木材は再生可能エネルギーの一つとはいえ エネルギー密度はかなり低いはずだが。。

<補足>木質バイオマスの熱量単価は 1kWh 当たり木材チップが7.0 円 木質ペレットが10.1円。A重油の11.2円 灯油の12.4円と比較して安価なエネルギーとのこと(岩手県林業技術センター成果速報 No.124 )。
 また 別情報では「薪の標準的な値段は50円/kg程度」だそうだから 10kgの薪束で500円程度。10kgの荷物を長野から北海道に運ぶ運賃は相当かかるだろう。どう考えても地産地消じゃないとメリットはない。



20221022(土)

薪割機はどれがいい? 考えてしまう


薪割機はどれがいい? 考えてしまう

 冬が近くなり ヒュッテの薪ストーブ用の薪割が必要になった。しかし 今年は天気の悪い日が多かったので若者による斧薪割もなかなか進まなかった。老体にはやはりマキ割機が必要だ。
 これはコニファーのコーラー(KOHLER)のエンジン式薪割機だ。パワー・スピードとも申し分ない。

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 一方 手軽なのは電動のマキ割機だが パワーに不足を感じる時もある。

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 これは太めの建築廃材を電動式で割った写真だが 固い広葉樹でも太さ20センチ以下ならいけそうだ。

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 帯広や札幌のホームセンターと中古機材屋さんを何軒か回った。わかったことは電動式でも力が6~7トンのモノならば十分に使えそうだ。フットスイッチ式なら手がフリーで便利。音が静か 重量は50~80kgで値段は7~9万円。電気容量が大きすぎると扱いづらい。使い勝手はメーカーによってだいぶ異なるようだ。

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 エンジン式は15トン以上と力も十分でスピードも速い。値段は15~25万円 重量は100kg超。音がうるさい・サイズが大きいなどの難点もある。
 このように木の種類と値段によりけりだ。また常時使うものでもないのでレンタルの選択もあるが 運搬重量が大きいので 自分の体力を考えるとやはり購入して定位置で使うのがよさそうだ。
 現在いろいろ考えているが なかなか結論が出ず困っている。
<補足> 伐採の季節は夏期ではなく木の水分が少なくなる冬期が良いのだそうだ。伐採後30cm程度に玉切りして少し放置。薪割は生木のうちが簡単で 乾燥すると固くて難しくなるとのこと。



2022108(土)

尺ものニジマスの燻製作り


尺ものニジマスの燻製作り

 ご近所のI夫妻は釣りがお好きで トムラウシ温泉の駐車場横の沢で「尺もののニジマス」を釣り上げたとのこと。他には近くの久山川でも釣ったが ほとんどリリースしたらしい。
 サクラで燻製をしたいということで ヒュッテの焚火スペースと手持ちのスモーカーを使って頂くことにした。炭の着火は写真手前のように焚火でやるので 素早くできる。

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 非常に美しい「30cm超のニジマス」だった。一晩塩蔵してその後に塩抜き・乾燥をしたとのこと。サクラの小枝のチップの上に魚を置いた。おいしいのは低温燻製だが 川魚なので安全を考えて中温燻製を勧めた。燻蒸は>100℃ 2時間で十分と思うが 念を入れて>100℃ 4時間まで続けた。結果として申し分のないハード燻製が出来た。

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 Wさんのフルボディの赤ワインとともに頂いた。絶品のつまみで 会話も大いに盛り上がった。



2022930(金)

焚火サイトを改良した


焚火サイトを改良した

 焚火サイトは十勝ヒュッテの敷地の真ん中にあり 重要な場所だ。ここはやや掘り下げて石積みと砂利をいれていたのだが 少し傾斜していたのでイス・テーブルが水平にはならなかった。

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 今回 掘り下げて水平にした。これでたき火やBBQは楽になったと思う。

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 一方で 斜面との段差が大きくなったので 新たに土留め・砂利入れ・階段が必要になってきた。草の種をまくのも対策かもしれない。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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