6. たき火 Outside wood fire(87)
2023年5月16日(火)
然別湖ネーチャーセンターの薪ストーブ

最近 十勝に行かない時は 札幌でもっぱら「ストーブの薪作り」をしている。一所懸命にやっているので 一連の作業が済めば売れるほど多量の薪が出来るかもしれない(笑)。そんなこともあり どこに行っても薪やストーブに目が行ってしまう。先週 然別湖に行き いつものネーチャーセンターに立ち寄ったら 大きい薪ストーブに気が付いた。
これは立派なストーブだ。メーカーはわからないが広い一階全体の暖房としてはこれぐらいの容量が必要なのだろう。この日は霧雨で外気温4℃だった。
ここのストーブで気が付いたことが二つ。一つは「薪が非常に太い」こと。太さが20センチ位のもある。火持ちはいいと思う。付近の林で調達しているのだろうが これだけ本格的な薪を使えるのはうらやましい。
もう一つは横にあった「プロパンガスのボンベとバーナー」だ。安全上の問題はさて置き この太さの薪に着火するにはこれ位は必要なのだろう。
ここに来ると毎回新しい情報が得られる。今回は植村直己の「マッキンリーの山頂に残された旗」という特別展が6/4まで「東京板橋の植村冒険館」で行われているとのこと。東京に行ける機会を作りたいものだ。




2023年5月2日(火)
マキの値段 質にもよるが値上り

薪の値段が高騰していると思う。昨年秋にヨドバシカメラのキャンプコーナーでキャンプ用の八ヶ岳マキが1280円で売られていてびっくりした。一昔前はホームセンタなどで一束が700円位だった記憶がある。
先週 日高町を通った時にセイコーマートで ご当地名産品としてベルゲンフラクティス(帯広) の薪一束 1,350円というのを見てびっくり。いよいよコンビニでも薪を置くようになった。値段も高い。燃やして灰になるものだぞ~。
これは調べる必要アリで 早速ジョイフル(JF)とホーマック(DCM)を回ってみた。
ジョイフルでレジャー用のマキ(段ボール入り) 3キロ/6キロ 748/1,189円 。針葉樹焚き着け3キロ 600円。
ストーブ用薪 一束 968円
スエーデントーチ2,187円
ホーマックでストーブ薪 968円 袋入り980円 木端材(針葉樹) 380円
アカシア薪877円
スエーデントーチ 2,940/1,097円
拍子木薪(TIFG) 2,750/2,200円 ロゴ焼き印で ここまで来ると本物の拍子木で燃やすのがもったいない。
イオンも見てみたが たき火薪3キロ/6キロ 750/1,100円 ストーブ薪1,380円と似たようなものだった。
結果として 普通の広葉樹のマキは 箱入り6キロで 1,200円 ストーブ薪は一束1,000円位が現状のようだ。ただ スエーデントーチや拍子木のように加工度が上がると2~3倍になる。
だとすると「にわか木こり」が作成中の「手稲マキは宝の山」と言うことになる。ただし十分な乾燥を経てからだが。「マキの原価は原材料費ではなく ほとんどが人件費・加工費」のようだ。しかし スエーデントーチなどは誰でも楽しみながら自作できると思うが。
追記: 知人のいる苫小牧のNPOでは1立方メートル当たりで1.5万円位のようだ。
先週 日高町を通った時にセイコーマートで ご当地名産品としてベルゲンフラクティス(帯広) の薪一束 1,350円というのを見てびっくり。いよいよコンビニでも薪を置くようになった。値段も高い。燃やして灰になるものだぞ~。
これは調べる必要アリで 早速ジョイフル(JF)とホーマック(DCM)を回ってみた。







イオンも見てみたが たき火薪3キロ/6キロ 750/1,100円 ストーブ薪1,380円と似たようなものだった。

だとすると「にわか木こり」が作成中の「手稲マキは宝の山」と言うことになる。ただし十分な乾燥を経てからだが。「マキの原価は原材料費ではなく ほとんどが人件費・加工費」のようだ。しかし スエーデントーチなどは誰でも楽しみながら自作できると思うが。
追記: 知人のいる苫小牧のNPOでは1立方メートル当たりで1.5万円位のようだ。
2023年5月1日(月)
札幌の木こり (1) 「手稲薪」

最近 チェーンソーが急に必要なったことがあったが 他からも口がかかった。今度は運送会社で 土場を作った時に「立木を倒して境界に寄せてあるのでどうぞ」とのこと。場所は手稲山を望む前田森林公園の北側になる。石狩新港の風車も遠望できる。
若干土をかぶっているのもあり敷地境界に沿ってズ~ッと奥まである。総数は50本程度と推定。約二年経過なので 半年も乾燥をかければ良い薪になるだろう。樹種はヤチダモで火持ちはいいはずだ。「手稲薪」の誕生かもしれない。
現地で玉切りにしてトン袋に入れ ユニック車て集積所に運ぶこととした。
直径は最大で25センチ位で 電動チェーンソーでも十分に対応できる太さだ。
問題は玉切りの長さで ストーブ用とキャンプ用の両にらみで35センチ長をメドにした。これ位なら薪割機で4分割か2分割すればちょうどいいだろう。
2日間やって一番大変だったのは 倒れて重なり合った木々を整理して 切る前に片持ち状態にすることだった。
のんびり2日間でトン袋2個分ぐらいはイケたようだ。脊柱管狭窄症の身としては 全部やるなら休み休みで1か月はかかるかも。
これで札幌にいる時は「手稲薪を作る仕事」が出来たのを喜んでいる。「にわか木こり」になったと言えるだろう。スポーツジムやゴルフなどよりもよっぽど生産的だと思うが。

現地で玉切りにしてトン袋に入れ ユニック車て集積所に運ぶこととした。


2日間やって一番大変だったのは 倒れて重なり合った木々を整理して 切る前に片持ち状態にすることだった。

これで札幌にいる時は「手稲薪を作る仕事」が出来たのを喜んでいる。「にわか木こり」になったと言えるだろう。スポーツジムやゴルフなどよりもよっぽど生産的だと思うが。
2023年4月29日(土)
チェーンソーのレンタルは?

手稲山の麓で木を自由に持って行っていいと言う願ってもない話が舞い込んだ。荒れ地造成の時に立木を重機で倒すので「好きなだけ持って行け」というもの。早速下見に行ったら 十分な量がある。これは有り難い。頂きます。
が チェーンソーは十勝ヒュッテに保管で手元にはない。エンジン付きを買うかレンタルをするかとジョイフルに下見に行った。
レンタル価格を聞いたら レンタル料3300円 加えてチェーンは消耗品で3300円 チェーンオイル1000円 燃料400円 〆て8千円とのこと。2日で1万1千円になる。「エッ! レンタルってそんなに高くなる?」「そうなんですよ。正直 電動チェインソーを買った方がお得ですよ」と言われてしまった。
写真の下段は廉価版のエンジン式3万円から。念願のハスクバーナも買えるかも。上段は電動式で 確かに1万円前後で買えてしまう。が 何事もコスパ重視なので ここはアドバイスに従い購入。ヒュッテの2台を合わせて電動が3台になってしまった。
当然 次は発電機の準備だが 災害用に自宅保管の発電機をチェックしたら なんと動かない。いつもの工場長からスズキの小型を借り出した。
15~30センチの切断が多かったが 素直な木なら電動でも難はない。大切なのは「研いだチェーンとオイルの潤滑」ということに改めて気が付いた。
かくして 天気のいい日に久々に丸太切りを楽しんだ。
で 3日後に行ってみたら 「エッ! 無くなってる!」。多くの方に声をかけてあるらしく どなたかが持って行ったのかもしれない。重機の整地作業で埋め込んだのもあるだろう。ガッカリするが 再チャレンジしかない。
が チェーンソーは十勝ヒュッテに保管で手元にはない。エンジン付きを買うかレンタルをするかとジョイフルに下見に行った。
レンタル価格を聞いたら レンタル料3300円 加えてチェーンは消耗品で3300円 チェーンオイル1000円 燃料400円 〆て8千円とのこと。2日で1万1千円になる。「エッ! レンタルってそんなに高くなる?」「そうなんですよ。正直 電動チェインソーを買った方がお得ですよ」と言われてしまった。





2022年10月25日(火)
エンジン式の薪割機に決めた

薪割機をいろいろと調査していた。わかったことは 電動式だと破砕力6~7トン 音は静か 重量50~80kg 値段7~9万円。エンジン式は 破砕力12トン以上 スピードも速く 重量100kg超 値段15~25万円。
電動式は自分でテストをして 針葉樹や廃材は問題ないことを確認したが エンジン式はまだだった。

中古屋さんを何軒か回ったら状態の良さそうなエンジン式があったので テストさせてもらった。ミナトワークスのLSE-12K (12トン)でKOHLERの6.5馬力のエンジンが付いている。これを太さ25センチの針葉樹で試したら 問題なく割れた。

十勝ヒュッテでは造園屋さんから回ってきた広葉樹の玉切りが大量にストックされているので 広葉樹がどこまで割れるのかは重要案件だ。テストでは広葉樹の二股の部分も難なく割れた。やはり力は電動式と比べるとダンチだ。
と言うことでこの薪割機を購入することにした。オイル交換・メンテ後 納期一週間で話を決めた。後は設置場所と運搬方法を考えねばならない。

こんなことをやっていた時にたまたまヨドバシカメラに行ったら アウトドアコーナーがあって驚いたが さらに「八ヶ岳の薪」を見つけた。「どうしてヨドバシに薪があるの?」値段もびっくりだし「長野から北海道までわざわざ運ぶのか? 地産地消だろう!」。
薪束がこんなにあちこちで売られているなら ひょっとして「薪はビジネスになるのかも知れない」。木材は再生可能エネルギーの一つとはいえ エネルギー密度はかなり低いはずだが。。
<補足>木質バイオマスの熱量単価は 1kWh 当たり木材チップが7.0 円 木質ペレットが10.1円。A重油の11.2円 灯油の12.4円と比較して安価なエネルギーとのこと(岩手県林業技術センター成果速報 No.124 )。
また 別情報では「薪の標準的な値段は50円/kg程度」だそうだから 10kgの薪束で500円程度。10kgの荷物を長野から北海道に運ぶ運賃は相当かかるだろう。どう考えても地産地消じゃないとメリットはない。
電動式は自分でテストをして 針葉樹や廃材は問題ないことを確認したが エンジン式はまだだった。

中古屋さんを何軒か回ったら状態の良さそうなエンジン式があったので テストさせてもらった。ミナトワークスのLSE-12K (12トン)でKOHLERの6.5馬力のエンジンが付いている。これを太さ25センチの針葉樹で試したら 問題なく割れた。

十勝ヒュッテでは造園屋さんから回ってきた広葉樹の玉切りが大量にストックされているので 広葉樹がどこまで割れるのかは重要案件だ。テストでは広葉樹の二股の部分も難なく割れた。やはり力は電動式と比べるとダンチだ。
と言うことでこの薪割機を購入することにした。オイル交換・メンテ後 納期一週間で話を決めた。後は設置場所と運搬方法を考えねばならない。

こんなことをやっていた時にたまたまヨドバシカメラに行ったら アウトドアコーナーがあって驚いたが さらに「八ヶ岳の薪」を見つけた。「どうしてヨドバシに薪があるの?」値段もびっくりだし「長野から北海道までわざわざ運ぶのか? 地産地消だろう!」。
薪束がこんなにあちこちで売られているなら ひょっとして「薪はビジネスになるのかも知れない」。木材は再生可能エネルギーの一つとはいえ エネルギー密度はかなり低いはずだが。。
<補足>木質バイオマスの熱量単価は 1kWh 当たり木材チップが7.0 円 木質ペレットが10.1円。A重油の11.2円 灯油の12.4円と比較して安価なエネルギーとのこと(岩手県林業技術センター成果速報 No.124 )。
また 別情報では「薪の標準的な値段は50円/kg程度」だそうだから 10kgの薪束で500円程度。10kgの荷物を長野から北海道に運ぶ運賃は相当かかるだろう。どう考えても地産地消じゃないとメリットはない。