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202511(水)

2025年の積雪 十勝ヒュッテ


2025年の積雪 十勝ヒュッテ

 新年あけましておめでとうございます。関係の皆様におかれては本年もまたご協力のほどよろしくお願いいたします。
 ごく最近の十勝ヒュッテの状況は「雪が少なく・寒い十勝らしい天候」です。南西方向には剣山に連なる尾根が青く見えています。

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 デッキの階段からして「今年は積雪が少ない」のが明らかです。
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 真南には林の向こうに剣山が透けて見えます。
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 駐車スペースでは積雪は10センチも無い。
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 開拓開始の時に夕張から移植したエゾ松は 例年の積雪期には隠れるが 今年はまるまる露出している。
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 これは昨年収穫のあったハスカップだが「こんなに露出したら十勝の寒気で芽が大丈夫だろうか」と心配になった。
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 伐採しない木々は根元がほぼ出ている。もちろん笹藪は全く倒れていない。
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 屋根の積雪もほとんどないので このまま推移するなら今年の除雪は必要ない。もう一つの候補地だったニセコなら 既に2メートルぐらいは積もっているだろう。さすが十勝と思う。
 とは言え2月以降は 南岸低気圧が来て一晩でドカッと積もるので 油断はできないが。
 追記: 大晦日から元旦にかけて北海道は大荒れだったが 帯広の積雪は10cmとのことで ヒュッテ付近でもあまり変わらなかったと推測してます。



20241230(月)

クリスマス後の日勝峠越え 雪少なし


クリスマス後の日勝峠越え 雪少なし

 クリスマス後に初めて日勝峠を越えた。頂上トンネル(日高側)付近はこんな感じ。午後3時の気温はさすがに低く―13℃だった。

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 出発は江別。―5℃で日当たりのいい路面は解けている。上空は青空だが 正面は厚い雪雲で 大雪の岩見沢はこの方向だ。
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 夕張川沿いの国道274。―5℃
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 鵡川を渡り モトツトンネル手前では―9℃まで下がった。
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 日高町から日勝峠を登り始める。―6℃
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 2合目の覆道付近は日陰のせいもあり―9℃
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 6合目付近では―12℃まで下がった。
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 日勝峠を越えて十勝側8合目では―13℃。路肩の雪は少なめだが 路面は安定。
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 ようやく十勝清水まで下ると―7℃~―10℃だった。
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 午後3時半 十勝ヒュッテに到着したら―10℃。今年の十勝は雪がないと聞いたが 確かに少ない。10センチぐらいだろうか。まあ雪が少ないのは有難いのだが。。。



2024121(日)

雪が降る前の牛馬 十勝清水


雪が降る前の牛馬 十勝清水

 札幌に戻るので午後にヒュッテを出発。次に来る時は真っ白の世界だろう。

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 通りに出ると放牧地の向こうに剣山。当然 放牧牛はもういない。麓の牛舎に移ったのかと思った。
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 下る途中で放牧牛の群を発見。「意外に遅くまで外飼いされているんだ」と驚いた。
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 初冬の日向ぼっこでくつろいでいるようだ。ゆっくりと頭を上げてこちらを見ていたが 夏期なら寄ってくるのだが。
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 更に下って「ばん馬のT牧場」を覗いた。手前の大きい白い馬はゆっくりと干し草を食べていた。向こう側の茶色は少し小さめだ。
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 この茶色の馬は恐らく道産子だろう。ほとんど動いていない。ここの馬達は真冬でも確か屋外生活のはずだ。
 このように「牛馬の動作は目立って緩慢」になってきた。冬の到来を感じる。



20241128(木)

11月下旬の日勝峠越え 十勝清水~夕張


11月下旬の日勝峠越え 十勝清水~夕張

 11月下旬の曇りの日 十勝清水から夕張方面に日勝峠を越えた。
 午後1時半出発 5℃。初冬の夕暮れは早いので陽の傾きを実感する。遠景は芽室岳のあたり。

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 道道55号の防風林はあらかた葉っぱが落ちてしまった。
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 十勝側の8合目はこんな具合。路肩に雪が残る。1℃
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 頂上トンネル付近(標高1000m)は意外と穏やかだった。1℃
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 日高側に越えた9合目。付近の白樺の白が目立つ。
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 やはり日高側の方が雪は多い。5合目4℃
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 沙流川沿いに日高町に近づく。6℃
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 福山近くのハッタオマナイ岳の冠雪はすごみがある。3℃
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 夕張紅葉山を過ぎて川沿いを走る。もう4時前に夕闇が迫ってくる。一部に川霧が見える。1℃
 全コースで道路は十分に冷えているので 寒波が来ればすぐに雪道になる。もうそんな時期になってしまった。夜の日勝峠越えは避けた方が良い。



20241124(日)

初冬の十勝清水・芽室 冬枯れ・秋撒き小麦・日高山脈


初冬の十勝清水・芽室 冬枯れ・秋撒き小麦・日高山脈

 いよいよ11月下旬。周辺の景色を見ようと十勝ヒュッテを下って芽室方面に。カラマツの葉が散って道路際に集まっていた。

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 カラマツの防風林の向こうに青空が透けて見えた。
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 収穫の終わった畑(確かコーンだった)の北東に然別山塊が。
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 耕地は茶色と緑色。多分 秋まき小麦だろう。
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 この日は快晴で山がよく見えた。
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 日高山脈が南に向かってズーッと伸びていた。
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 一本道は緩やかな丘を越えていく。
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 前を走るトラックには「日甜芽室のステッカー」があったので ビート運搬車だ。
 これが「十勝清水と芽室の晩秋・初冬の風景」で いよいよクマの心配をしなくてもいいシーズンの到来だ。



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 ABOUT
Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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