2. 現地・環境 Site & others(278)
2024年3月23日(土)
三月中旬の十勝ヒュッテ近辺

十勝ヒュッテ近辺の1~3月はそれなりに雪が積もった。札幌近郊に比べれば半分というところだが。峠越えで気を遣うのと屋外作業が全くできないのでヒュッテに来るのは月に1~2回になってしまった。それも一泊か二泊だ。積雪は平年並みのようだが 夜の冷え込みがきついので雪解けは遅い。とは言え ここまで来ればもう降らないだろうから 屋根の雪下ろしは一度もしないで済んでしまったことになる。
薪ストーブを一晩焚くと 翌朝はこれぐらいのツララが付く。このヒュッテの断熱は壁と床は万全だが 構造上から屋根は少し弱いので熱が逃げるようだ。
側道は農家が除雪したので路面はもう雪解けだ。キャタピラの跡は普通はブルだがここではトラクターによるものだ。
表通りに出ると南西に剣山が良く見える。
北東には芽室岳の出尾根だ。
下の牧場の向こうに十勝平野が望める。もう少し雲がないとこの方向に阿寒が見えるのだが。
東方向の然別山塊。
南方向には日高山脈が伸びる。手前は帯広岳 それから十勝幌尻岳だ。
これは十勝名物の防風林だ。十勝の青空が透けて見える。
この分だと4月初めにはヒュッテの回りの雪も解けるだろう。楽しみだ。








この分だと4月初めにはヒュッテの回りの雪も解けるだろう。楽しみだ。
2024年3月19日(火)
雪原の足跡(2) 歩幅がすごい

この日の十勝ヒュッテは気持ちのいい朝で気温マイナス8℃。目覚めたときは日が昇って明るくなっていた。「さて今日はどうしようか」と思いながら外に出た。
いつものように雪原に足跡が付いていた。上に登っているのは何だろう。キツネかアライグマか。
よく見ると横方向にも何かの足跡が付いている。「あれずいぶん大きいし歩幅は1メートルを超えてるぞ」。
見づらいので場所を変えたら 左から右に行っているようだ。
林のほうに消えている。
デカいし爪痕のようなものも確認できる。
「こりゃまずいわ」ということでその日の宿泊をやめてさっさと帰宅することにした。
万一を考えてご近所のYさんに連絡したら 後で見に行ってみるよとのこと。一時間ほどしてから返信があり「あれシカだわ。この辺の畑にいっぱいあるよ」とのことで胸をなでおろした。
時期的にこの辺りのクマはもう起きだしているそうで 昨年は上手の剣山神社の登山口で大きいクマの足跡があったそうな。今年も無事なことを祈る。





「こりゃまずいわ」ということでその日の宿泊をやめてさっさと帰宅することにした。

時期的にこの辺りのクマはもう起きだしているそうで 昨年は上手の剣山神社の登山口で大きいクマの足跡があったそうな。今年も無事なことを祈る。
2024年3月15日(金)
夕方に十勝ヒュッテに到着 道路脇の除雪

夕方5時に十勝ヒュッテに到着した。積雪は少なくなっていたが 除雪で道路脇に雪が小山になっていた。このままでは駐車ができない。
スコップ作業で車一台分のスペースを作った。15分ぐらいか。一見雪に埋まっているようだが 道路沿いの1m位だ。建物への通路は前回の除雪がほぼ残っていたので問題なかった。
デッキと階段は雪で覆われていたが 難なく通れた。
室外はマイナス3℃ 室内はプラス4℃だった。
3月になってからは晴れた日もあったはずなので やはり気温が低いのだろう。雪解けにはしばらくかかりそうだ。



3月になってからは晴れた日もあったはずなので やはり気温が低いのだろう。雪解けにはしばらくかかりそうだ。
2024年3月14日(木)
夕刻の日勝峠越え 3月中旬

3/10に十勝~日高へ日勝峠を越えた。頂上トンネル十勝側。夕刻5時前後だったが問題なく越えた。気温マイナス7℃。
道道55号。日が長くなってきたのを実感する。
日勝峠十勝側6合目。路面も問題なし。
十勝側8合目。山陰の斜面の木々。ダケカンバだろうか。好きな風景だ。
頂上一つ手前のトンネル。
日高側へ越え9合目の熊見山の斜面。ダケカンバとエゾ松の林。
7合目。白いシラカバがきれいだ。
2合目を過ぎて発電の取水ダム。
日高町に入った。気温はマイナス1℃。
日勝峠でも暗くなる前ならば問題なく越えられる。でも昼間に解けて夜に凍るのもこのシーズンなので 夜間は要注意ではある。








日勝峠でも暗くなる前ならば問題なく越えられる。でも昼間に解けて夜に凍るのもこのシーズンなので 夜間は要注意ではある。
2024年3月9日(土)
3月上旬の日勝峠へ 春山スキーのシーズン

3/9に石狩~夕張~日高で日勝峠を越えた。これは国道337の美原大橋(江別)で石狩川を越える。
国道274で夕張に入る。右は夕張川。
鵡川町福山からのハッタオマナイ岳。
モトツトンネル手前からは北側に白い夕張岳が一瞬見える。
トンネル手前に何台か駐車していた。ハッタオマナイ岳はここから尾根沿いにスキーアタックすると聞いたことがあるので そのスキー登山だろう。
日高町を過ぎて日勝峠を登り始める。路面乾燥 マイナス1℃。
日高側9合目で山スキーの7-8人のグループが帰り支度で車に向かっていた。左側の熊見山のスロープを滑ったようだ。
頂上トンネル日高側だが ここにも車があったので 頂上山の山スキーだろう。外気温マイナス3℃。最近の天候で雪が落ち着いて いよいよ春山スキーのシーズンになったようだ。
十勝側に越えて8合目。外気温はマイナス4℃。十勝の街が見える。路面はほぼ乾いていた。
道道55に入る。路面は乾燥。もう積雪も地吹雪も心配はなさそうだ。








