8. 他設備 Other facilities(56)


2022610(金)

水道ポンプの自作ストレーナー・テスト


水道ポンプの自作ストレーナー・テスト

 水道ポンプの配管テストをしたが うまく行かなかった。

 いつまでもグズグズと考えていた自作ストレーナー(ゴミ除け)には 二種類のステン製の金網を付けることにした。ホームセンターで調べたら たいした量を使わないのに結構な値段になることがわかった。それならということで 百均ショップに行ったら「茶こしや天かす取り器」がステン網を使っていることを発見。即 買ってきてバラした。この網の面積で十分だ。
 吸い込み口は粗目の網で 砂取り器は細目の網で覆った。これでゴミはほぼ防げるだろう。

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 約4mの吸い込み管には下端にストレーナーを取り付けて 上端はネジ込みにした。これで塩ビ接着をした後でも取り外して点検が可能だ。

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 ポンプ室に本体を設置して吸い込み側・本体・水道側を仮配管した。ポンプ室は必要十分な広さだった。
 呼び水を入れてからスイッチを入れたが 「音はすれど水は上がってこない」。
 「3分ほどしてごぼごぼと水が上がり 蛇口から勢いよく水が出て来た」。「やあ大丈夫だ」と思ったら「30秒ほどで止まってしまった」。再度やっても同じ繰り返しだった。
 吸い込み側の配管は大丈夫そうなので やはり「ヤフオクで調達したポンプ自体に問題がある」ようだ。これは困ったことだ。。。
 水道ポンプにも常識があるはずで それがわからない(笑)。教えていただける師匠(というか 一緒に遊んでくれる方)がいると本当に助かるのだが。。。また「ちゃんと動く水道ポンプが欲しい。それも格安で」。。



202263(金)

五右衛門風呂の計画 (2) 設置場所


五右衛門風呂の計画 (2) 設置場所

 自作の井戸・水道の進行とともに五右衛門風呂が欲しいという要望が出て いろいろ考えている。
 五右衛門風呂は敷地の真ん中に作って眺めを楽しむアイディアを出したらあっさりと却下された。結局 場所はヒュッテ本体と物置の間がよさそうだ。この際 洗い物のシンクやトイレも含めて水回りを一か所にするのが賢い。また風がよけられるメリットもありそうだ。

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 具体的にツメルと 風呂は南側にして開放感を持たせ ウッドデッキからの延長部を付けると 風呂上りはそのままデッキで涼めることになる。
 その隣に屋外のシンクを置くと BBQの食器・道具などを洗うのに使える。また 井戸水の浄化が必要なら浄水器も設置できるだろう。
 北側にはトイレを配置したい。ニオイを心配する人もいるが 現在の場所でも特に問題が無いので大丈夫だろう。

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 五右衛門風呂の構造 特に焚口や煙突の位置はこれから検討するが スペース的にはいけそうだ。
 この3つの設備のために まずユンボで整地をして砂利を敷きたい。基礎には長い枕木が数本あるし 柱に使える15cm角材もたくさんある。屋根は透明プラスチックの波板で十分で 同じ構造のマキ小屋も積雪の問題はなかった。
 何れにしてもこの整備は井戸・水道の進行次第で 工事時期は不明だ。しかし 水道配管とここの整地は一緒にやる必要があるだろう。



2022529(日)

水道ポンプの配管・設置


水道ポンプの配管・設置

 水道ポンプ回りの配管を始めた。なにせ初めてのことなので手探りだ。やりながら「なるほどそういうことか」と関心する始末だ。

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 右側の揚水部には自作の砂取り器を付けて下向きに配管。左側の排水部にはカットバルブと蛇口を暫定的に配管した。

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 揚水の配管は30mmの配管を基本にしたが ポンプの接続は20mmにせざるを得なかった。圧損を少なくするために出来るだけ太くしたいが まあ仕方がない。

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 ソケットを糊付けしてから4m超の塩ビ配管を井戸穴に入れてみた。水面と水底の深さに注意しながらそろりそろり入れたが ここで「大問題が発覚」した。前回4/24-25に湧水量を計測した時の水層深さは60センチだったが 今回は25センチしかない。何と半分以下だ。
 この手掘り井戸の工事は 重機と費用の限界からして まあここで手を打とうという判断だった。もちろん深さからして宙水なので 「渇水期に減るのは覚悟」だったが ここまで下がるとは予想外だ。
 これでは季節や降水の状況に応じて保水量は600~250リットルで大きく変動することになる。いまさら仕方がないが がっかりしてしまった。ちなみに五右衛門風呂には150リットル位は必要だろう。



2022528(土)

自作井戸のポンプを準備中


自作井戸のポンプを準備中

 自作井戸の作業は 何せ初めての体験なので遅々として進まない。今回は水道ポンプの準備を始めた。
 ポンプ室と同サイズの空間をデッキの上に作り 水道ポンプを置いてから細かい配管を組み込んだ後で ポンプ室に設置する手順とした。
 ちなみにポンプの台は古いアルミハシゴの再利用品で 高さは70cmだ。

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 ポンプ配管の肝は吸い込み側の付属品だろう。既製品はそれぞれ楽に1万円以上はするので悔しい。3日以上かけて自作してみた。
 まず吸込口は40mm塩ビ管に穴をあけ 下を塩ビのプラグでふさぎ 上を30mm塩ビ管につないだ。うまく行って欲しいが 全く自信が無い。
 砂取器はプラスティック製の食品減圧保存容器を流用して 上下に塩ビコネクターを付けた。パッキンとOリングがついているので 吸込み側の負圧でも大丈夫だろう。期待だけだが。
 何れも 配管後に試運転しないと分からないのだが 一回ではうまく行かないだろう。もし水道設備屋の友人がいて 一緒に遊んでくれるようだと本当に助かるのだが。そんな酔狂な方はなかなかいるものでは無い。



2022516(月)

地下ポンプ室を作る(2) 単管で補強


地下ポンプ室を作る(2) 単管で補強

 春連休の後半に来訪したM組とY組の人達に手伝ってもらい ポンプ室の骨格を作った。
 まずは木枠を防腐塗装して これを8段重ねてポンプ室スペースを作ってみた。これで丁度GLの高さになった。

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 埋め戻した時に相当な地圧がかかるので 内側から単管パイプで補強した。まあこれで大丈夫だろう。
 降りる時に必要な固定ハシゴは 頂きものの古いアルミハシゴを流用する。これならサビの心配がない。

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 木枠8段で76 x 116 x 160 cm3 の空間はやや狭いが マア必要最小限だ。地表からどれだけ出すかはフタを作る時に考えればいいが せいぜい1段(20cm)分だろう。

 基本的に現物合わせのため いろいろ考えながら進めている。ここまで来ると 次をイメージできる。汲上げパイプは? 蛇口までの配管は? 水落としは? そうそう電気配線はどうする? など 際限がない。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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