c 札幌・道央圏Sapporo(250)
2022年7月27日(水)
今どきの和装店 夏涼しい甚兵衛
c 札幌・道央圏Sapporo×250

家内が「茶道の時に使う和装品の何だか」を探すというので和装店に行った。あまり無いおもしろい体験ではあった。
近年の状況だから 呉服店・和装店はどんどん減って 目抜き通りから消えてしまったのはどこの街でも同じだろう。
目当ての和装店「きらくや」は札幌の桑園駅近くのマンションビルの一階にあった。このあたりは「歴史的には繊維問屋街だったところ」なので 最近の和装の状況から縮小されて問屋街の一角に移って来たのだろう。
入口には売れ筋を展示するのが普通だが 豪華な衣装と思いきや シーズン物のユカタが並べられていた。

内部は豪華な衣装や和装具などが展示されていて まあイメージに合致する呉服屋・和装店だった。

新しい傾向としては ペット用の和服が展示されていたこと。最近は結構売れているらしい。「ネコ(イヌ)かわいがり」する人が増えているためだろうか。隅っこに男物のコーナーもあったので そこで時間をつぶすことにした。

将棋の藤井聡太五冠の写真もある。なるほど 男物の和服もカッコいいではないか。「甚平と作務衣」が目に留まった。特にこの暑いシーズンには快適な甚平を試着してみた。綿100%で3千円を切っている。
甚平は暑い時に快適なのはもちろんだが 「何か日本文化を守らなければ」という妙な気持ちが無かったわけでもない。しかしミャンマー製というのは少し引っかかったが 今どきは万事そんなものなのかもしれないと つい買ってしまった。
近年の状況だから 呉服店・和装店はどんどん減って 目抜き通りから消えてしまったのはどこの街でも同じだろう。
目当ての和装店「きらくや」は札幌の桑園駅近くのマンションビルの一階にあった。このあたりは「歴史的には繊維問屋街だったところ」なので 最近の和装の状況から縮小されて問屋街の一角に移って来たのだろう。
入口には売れ筋を展示するのが普通だが 豪華な衣装と思いきや シーズン物のユカタが並べられていた。

内部は豪華な衣装や和装具などが展示されていて まあイメージに合致する呉服屋・和装店だった。

新しい傾向としては ペット用の和服が展示されていたこと。最近は結構売れているらしい。「ネコ(イヌ)かわいがり」する人が増えているためだろうか。隅っこに男物のコーナーもあったので そこで時間をつぶすことにした。

将棋の藤井聡太五冠の写真もある。なるほど 男物の和服もカッコいいではないか。「甚平と作務衣」が目に留まった。特にこの暑いシーズンには快適な甚平を試着してみた。綿100%で3千円を切っている。
甚平は暑い時に快適なのはもちろんだが 「何か日本文化を守らなければ」という妙な気持ちが無かったわけでもない。しかしミャンマー製というのは少し引っかかったが 今どきは万事そんなものなのかもしれないと つい買ってしまった。
2022年7月12日(火)
国道274からの新景観 「新しい山が出来た」
c 札幌・道央圏Sapporo×250

国道274で札幌に近づくと近郊の山々が見えてくる。ここは長沼町の夕張への分岐付近から見たところだが 最近はほかに新しい山が出て来たように見える。
これはファイターズが作っている「エスコンフィールド球場」で 高さは70mあるらしい。1か月前ぐらいに移動式の屋根を閉じたので 遠くから見ると新しい山が出来たように見える。

近くに行ってみると屋根材が所々にあるので 屋根の工事中のようだ。今年一杯で完成して 来年春のシーズンから使われるとのこと。新しい名所の誕生だ。JR千歳線からはいつも真横に見えるのだが 国道274からは「札幌近郊に新しい山が出て来た」ように思ってしまう。
これはファイターズが作っている「エスコンフィールド球場」で 高さは70mあるらしい。1か月前ぐらいに移動式の屋根を閉じたので 遠くから見ると新しい山が出来たように見える。

近くに行ってみると屋根材が所々にあるので 屋根の工事中のようだ。今年一杯で完成して 来年春のシーズンから使われるとのこと。新しい名所の誕生だ。JR千歳線からはいつも真横に見えるのだが 国道274からは「札幌近郊に新しい山が出て来た」ように思ってしまう。
2022年6月29日(水)
恵庭の道の駅「花ロードえにわ」充実の道の駅
c 札幌・道央圏Sapporo×250

恵庭は恵み野を中心として「庭園と花」で有名だ。国道36号線の新道沿いに道の駅「花ロードえにわ」がある。ここは充実した道の駅の一つだろう。

室内は広々として 設備も整っている。

建物の裏手に出るとガーデンフェスタのサイトで 各種展示があった。
またスマホを持っている人がうろうろしていると思ったら ポケモンのマンホールがあった。

駐車場の右手にはスタバが その奥には最近開店した新しいタイプのホテル(フェアフィールド・バイ・マリオット)があった。
ここは成長を続けている珍しい道の駅で 来るたびに新しいことを見つけられる。

室内は広々として 設備も整っている。

建物の裏手に出るとガーデンフェスタのサイトで 各種展示があった。
またスマホを持っている人がうろうろしていると思ったら ポケモンのマンホールがあった。

駐車場の右手にはスタバが その奥には最近開店した新しいタイプのホテル(フェアフィールド・バイ・マリオット)があった。
ここは成長を続けている珍しい道の駅で 来るたびに新しいことを見つけられる。
2022年6月27日(月)
恵庭の「魚半」 ただのスーパーではない
c 札幌・道央圏Sapporo×250

家内が「恵庭の魚半(うおはん)に行きたい。ただのスーパーじゃないそうよ」と言い出した。この魚半だが 千歳空港から下道で帰るときは 恵庭市街の36号線の旧道を良く使っていたので その存在は知っていた。初めは和風レストランかと思っていたのだが 実は旅行客には既に有名になっていた。「レンタカーを返す前に 魚半でお土産を買えば空港よりもはるかに安い」という口コミだ。
店舗のサイズはスーパーとしては中規模だろう。全体的に非常にきれいだが いわゆる高級スーパーほど豪華ではない。商品は普通のモノも十分に置いてある。ただし重点はずいぶん違う。

魚関係の売り場は非常に広いし 北海道モノも十分にある。

野菜・果物も北海道モノが多く 高級モノもある。

店舗の中央では北海道土産がほぼそろっている。

その隣には地方発送コーナーがあり 道産品を送る体制になっているし 値段も法外ではない。空港の店舗よりもまとまっていて 「ただのスーパーではない」のは確かだ。ただ ご近所らしいご老人も買い物をしていたので 市民のスーパーの役目も果たしているのは確かだ。
「魚半(うおはん)」の名前からして もともとは魚屋から始まったスーパーが 空港近くの地の利を生かして今のスタイルになったのではなかろうか。面白いビジネスモデルと思う。
店舗のサイズはスーパーとしては中規模だろう。全体的に非常にきれいだが いわゆる高級スーパーほど豪華ではない。商品は普通のモノも十分に置いてある。ただし重点はずいぶん違う。

魚関係の売り場は非常に広いし 北海道モノも十分にある。

野菜・果物も北海道モノが多く 高級モノもある。

店舗の中央では北海道土産がほぼそろっている。

その隣には地方発送コーナーがあり 道産品を送る体制になっているし 値段も法外ではない。空港の店舗よりもまとまっていて 「ただのスーパーではない」のは確かだ。ただ ご近所らしいご老人も買い物をしていたので 市民のスーパーの役目も果たしているのは確かだ。
「魚半(うおはん)」の名前からして もともとは魚屋から始まったスーパーが 空港近くの地の利を生かして今のスタイルになったのではなかろうか。面白いビジネスモデルと思う。
2022年6月22日(水)
千歳のキウス周堤墓群 世界文化遺産 収穫多し
c 札幌・道央圏Sapporo×250

昨年「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に認定された。札幌から一番近いのは千歳市の「キウス周堤墓群」なので 6/20に行ってみた。場所は道東道・千歳東から国道337だ。
駐車場の奥は仮事務所・案内所で 模型やパネル展示がある。令和5年には展示施設が建設される予定とのこと。
担当者(千歳市職員)に説明頂いた。
最初に聞かれたのは 「シュウテイボって何だと思います?」
「環状集落ですか?」
「いや 昔は戦いの砦として文化財指定されたが その後の発掘でお墓とわかり 再指定されました」 云々。
この写真は最近作られた地形モデルだ。明治期に道路 (現在の国道337号) を作る時 この遺跡の真ん中を通してしまった。今なら遺跡調査ですぐに工事は止まるだろうが 当時はそんなことは目じゃなかったのだろう。ある意味で明治期の開拓の力強さに驚く。無茶苦茶の力任せだ。

遺跡は駐車場の北側の森の中だが 入り口に世界遺産の看板があった。また無料のツアーガイドもあるそうだが(10時から15時で30分ほど) 訪ねた時間が合わず残念だった。

2号周堤墓は一番深いとのことで のぞいてみた。直径は80m位 中心からの高さは5m位だそうだ。

1号墓にはブルーシートが張られていたので発掘作業かも知れない。何れも木立の中は気持ちが良く 散策にもなる。

世界遺産に指定された縄文遺跡群は17か所からなるが このキウス遺跡は一番北にある。

縄文文化は1万年以上続いたらしいが キウス遺跡は最後の方に位置づけられ 約3200年前とのこと。「まてよ アイヌ文化とどう関係する?」と気になった。伺うと「アイヌ文化が出て来るのは約800年前」とのこと。これには驚いた。アイヌ文化はごく最近なのだ(鎌倉時代相当)。
北海道には弥生文化が無かったらしい。自分は「アイヌ民族は北海道の先住民族としてズ~ッと続いて来た」と漠然と思っていた。しかし 歴史的にかなり新しいとすると「縄文人との関係はどうなの?」単に自分の無知なのかもしれないが 北海道の民族・文化の歴史はとても興味深い。是非訪問するべき場所だろう。収穫は多い。
駐車場の奥は仮事務所・案内所で 模型やパネル展示がある。令和5年には展示施設が建設される予定とのこと。
担当者(千歳市職員)に説明頂いた。
最初に聞かれたのは 「シュウテイボって何だと思います?」
「環状集落ですか?」
「いや 昔は戦いの砦として文化財指定されたが その後の発掘でお墓とわかり 再指定されました」 云々。
この写真は最近作られた地形モデルだ。明治期に道路 (現在の国道337号) を作る時 この遺跡の真ん中を通してしまった。今なら遺跡調査ですぐに工事は止まるだろうが 当時はそんなことは目じゃなかったのだろう。ある意味で明治期の開拓の力強さに驚く。無茶苦茶の力任せだ。

遺跡は駐車場の北側の森の中だが 入り口に世界遺産の看板があった。また無料のツアーガイドもあるそうだが(10時から15時で30分ほど) 訪ねた時間が合わず残念だった。

2号周堤墓は一番深いとのことで のぞいてみた。直径は80m位 中心からの高さは5m位だそうだ。

1号墓にはブルーシートが張られていたので発掘作業かも知れない。何れも木立の中は気持ちが良く 散策にもなる。

世界遺産に指定された縄文遺跡群は17か所からなるが このキウス遺跡は一番北にある。

縄文文化は1万年以上続いたらしいが キウス遺跡は最後の方に位置づけられ 約3200年前とのこと。「まてよ アイヌ文化とどう関係する?」と気になった。伺うと「アイヌ文化が出て来るのは約800年前」とのこと。これには驚いた。アイヌ文化はごく最近なのだ(鎌倉時代相当)。
北海道には弥生文化が無かったらしい。自分は「アイヌ民族は北海道の先住民族としてズ~ッと続いて来た」と漠然と思っていた。しかし 歴史的にかなり新しいとすると「縄文人との関係はどうなの?」単に自分の無知なのかもしれないが 北海道の民族・文化の歴史はとても興味深い。是非訪問するべき場所だろう。収穫は多い。