c 札幌・道央圏Sapporo(253)


2022820(土)

オロロンライン 日本海沿いの素晴らしいルート


オロロンライン 日本海沿いの素晴らしいルート

 珍しく天気が良かったので オロロンラインで増毛へ行った。このルートは石狩から留萌までの231号とそれから先 稚内までは主に232号をつなぐもので 総延長は約300kmだ。今回は南側の100kmだ。
 札幌から北上して石狩河口橋を過ぎると 海岸沿いのなだらかな丘陵になる。眺望は非常に良い。ただし海の色は前日の雨のせいか茶色気味だった。望来を過ぎて厚田に向かうと海の色はいつもの青に戻った。

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 浜益を過ぎると道路は海岸沿いになり 前方に雄冬岬が見えてくる。雄冬岬は約5kmの長いトンネルを通るので実感に乏しいが きれいな覆道もある。

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 増毛は酒蔵・海鮮・フルーツが楽しめるところだ。増毛からの帰途 陽はだいぶ傾いて斜光になるので景色は素晴らしい。

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 このあたりには新型の防風板がある。従来は傾いた鉄板を組み合わせたものだが これは透明の板(アクリル板?)で海が透けて見える優れモノだ。

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 浜益を経て厚田に戻る。ここまで来ると石狩湾の向こうに札幌・小樽の山々が見える。いい眺めだ。

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 厚田で少し時間待ちし「日本海に沈む夕日」を堪能した。

 超整理法(1993年 中公新書)で有名な野口悠紀雄氏が「札幌から日本海を北上するルートは アメリカ西海岸のサンフランシスコからシアトルへ向かうオレゴン海岸沿いの旧道(101号)と似ていて おすすめのコースだ。札幌に来て時間のある時はレンタカーでよく走る」という主旨を何かの本で書いていた。私もオレゴンの海岸道路をドライブしたことがあるが 確かによく似ていて 素晴らしいコースだった。
 十勝で海岸を走るとすれば 朝日を見ながら襟裳から広尾方面に走ると同じような景観になると思うが そんな早朝の用事が見当たらないので なかなか体験できない。



2022730(土)

愛犬の主治医 32年のお付き合い


愛犬の主治医 32年のお付き合い

 愛犬シュバは不治の病(変性性脊椎症)で後脚がダメになり 前脚もつらいので ほぼ寝たきり状態だ。最近は床ずれが出来て その治療をしていた。昨日は主治医を訪ね 完治を確認してもらった。
 ところで シュバは病院が大好きだ。「病院が近づくとワーワー喜ぶし 診察中も実におとなしい」。

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 理由は簡単で いつもオヤツをもらえるためだ。「病院 イコール オヤツ」と思っている。この日も大きめのを数個頂いて バリバリと食べていた。「寝たきりと食欲は関係がない」ようだ。

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 1990年に札幌の北のはずれに新居を建てた時に犬を飼い始めた。最初は混血のラブラドール その後はジャーマンシェパードが3代続いている。犬の主治医は当時開業したばかりだったが 4代の犬すべての予防注射・不妊手術・看取りなどをお願いしてきた。我が家が7年前に街中に引っ越してからも そのままお願いしている。このように32年に渡り信頼する主治医だ。
 この病院(あいの里動物病院)は有能で優しい院長と奥様だけで始まったが その後はペットブームとともにどんどん大きくなり 複数の獣医にスタッフを加えて総勢10名を超える 地域一番の大動物病院になっている。



2022729(金)

札幌円山の「古本らくだや」 丁度いいサイズ


札幌円山の「古本らくだや」 丁度いいサイズ

 アマゾンで古本を買ったら翌日に到着したのでびっくりした。何と市内の「古本らくだや」というところからだった。一度は行ってみようと地下鉄円山公園駅近くの店舗を訪ねた。マンション一階で予想よりも小さい店舗だった。
 内部は普通の古本屋のスタイルだ。本を厳選しているかは不明だが 自分の書棚と同じ傾向の本が並んでいた。これだけコンパクトならブラブラと本を探すにはかえって好都合だ。巨大古本屋には何でもあるが ブラブラの本散歩はとても難しい。

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 奥にはCDもそこそこの数があり これぐらいだと全部を見てみようという気になる。

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 たまたまだが「カントリー&ウエスタン」の3枚セットが千円であったので購入。
 カントリー&ウエスタンは私が学生の頃には一世を風靡していた。この音楽は1920年代のアメリカで始まったが 「アメリカの演歌・歌謡曲に相当する」と思う。今 アメリカの田舎に行っても こんな雰囲気はどこにも残っていないだろう。
 しかし「なぜ1970年代の日本ではやったんだろう?」と常々不思議だったのだが 今回CDで聞き直して思い当たったのは 「歌詞の英語が簡単だったため?」ではなかろうか。テーマは愛・失恋・家族など身近で平易だ。今どきの日本人の英語力はマアマアだが 1970代は自分も含めてひどいものだった。そんなことも当時の理由だったのかもしれない。



2022727(水)

今どきの和装店 夏涼しい甚兵衛


今どきの和装店 夏涼しい甚兵衛

 家内が「茶道の時に使う和装品の何だか」を探すというので和装店に行った。あまり無いおもしろい体験ではあった。
 近年の状況だから 呉服店・和装店はどんどん減って 目抜き通りから消えてしまったのはどこの街でも同じだろう。
 目当ての和装店「きらくや」は札幌の桑園駅近くのマンションビルの一階にあった。このあたりは「歴史的には繊維問屋街だったところ」なので 最近の和装の状況から縮小されて問屋街の一角に移って来たのだろう。
 入口には売れ筋を展示するのが普通だが 豪華な衣装と思いきや シーズン物のユカタが並べられていた。

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 内部は豪華な衣装や和装具などが展示されていて まあイメージに合致する呉服屋・和装店だった。

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 新しい傾向としては ペット用の和服が展示されていたこと。最近は結構売れているらしい。「ネコ(イヌ)かわいがり」する人が増えているためだろうか。隅っこに男物のコーナーもあったので そこで時間をつぶすことにした。

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 将棋の藤井聡太五冠の写真もある。なるほど 男物の和服もカッコいいではないか。「甚平と作務衣」が目に留まった。特にこの暑いシーズンには快適な甚平を試着してみた。綿100%で3千円を切っている。
 甚平は暑い時に快適なのはもちろんだが 「何か日本文化を守らなければ」という妙な気持ちが無かったわけでもない。しかしミャンマー製というのは少し引っかかったが 今どきは万事そんなものなのかもしれないと つい買ってしまった。



2022712(火)

国道274からの新景観 「新しい山が出来た」


国道274からの新景観 「新しい山が出来た」

 国道274で札幌に近づくと近郊の山々が見えてくる。ここは長沼町の夕張への分岐付近から見たところだが 最近はほかに新しい山が出て来たように見える。
 これはファイターズが作っている「エスコンフィールド球場」で 高さは70mあるらしい。1か月前ぐらいに移動式の屋根を閉じたので 遠くから見ると新しい山が出来たように見える。

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 近くに行ってみると屋根材が所々にあるので 屋根の工事中のようだ。今年一杯で完成して 来年春のシーズンから使われるとのこと。新しい名所の誕生だ。JR千歳線からはいつも真横に見えるのだが 国道274からは「札幌近郊に新しい山が出て来た」ように思ってしまう。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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