c 札幌・道央圏Sapporo(253)


202213(月)

札幌からニセコへ 平年並みの積雪


札幌からニセコへ 平年並みの積雪

 年末に 札幌からニセコへ向かうが 同じルートの往復は面白くないので 行は小樽・赤井川回りとした。
 小樽・朝里から毛無峠を登る。年末の日本海側は大雪と聞いたので さぞかし雪深いかもと思ったが それほどでもなかった。赤井川村のキロロスキー場を通り過ぎるが まばらというところかな。

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 このルートの国道393号はメイプルロードと呼ばれ 紅葉の名所だ。おいしいソフトクリームの山中牧場や赤井川の道の駅を通り過ぎて 樺立トンネルへ。雪の量は多分平年並みか。

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 倶知安町側に抜けてしばらく行くと 農家がポツンポツンと出て来る。この辺では正面に羊蹄山が見えるのだが 風は無いがガスがかかっているので山々は全く見えない。国道5号に入るが 倶知安は豪雪地帯で積雪は1メートルは楽に超えているだろうと思ったが キレイに除雪されていた。

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 ヒラフスキー場方向に曲がると 天気が良ければニセコアンヌプリが正面に見通せるはずだが 残念ながらスキー場の下の方しか見えない。ホテル・ペンション街の人手はまばらで やはり本格的回復ではなさそうだ。

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 道道66号ニセコパノラマラインを上がってゆくと チセ湯元温泉を過ぎたところで岩内に抜けるルートは冬期閉鎖だ。ここを右に入るとちゃんと除雪された五色温泉へのルートとなる。積雪は平年並みで(ここ2年は極端に少雪だったが) 1.5メートル位だろうか。ちゃんと除雪されているので 地吹雪でない限りは問題なく通行できるだろう。



202212(日)

ニセコの活性酒「えぞの誉」


ニセコの活性酒「えぞの誉」

 ニセコの道の駅「ニセコビュープラザ」で 倶知安の二世古酒造の冬季限定「えぞの誉」という「活性酒」を見つけた(グリーンの瓶)。これは火入れをしていない濁り酒で 飲むとピリピリとした刺激も楽しめる。発酵による炭酸ガスが出ているので もちろんキャップには穴があいているが 運び方が悪いと突然あふれ出ることもあるそうで 店員さんは買い物袋を二重にしてくれた。

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 この地域の地酒はこの二世古酒造の「二世古」だけと思っていたが しかし道の駅には「蔵人衆」や「ニセコ蝦夷冨士」という日本酒も大々的に並んでいた。調べてみると 前者はニセコ町で作った酒米を小樽の田中酒造が 後者は新潟の八海酒造が造っているらしい。いろいろあって楽しみだが どれが好みなのかを探すのは難しい。(有料でも良いから)試飲させてくれるところがあるといいのだが。



202211(土)

小樽の飯寿し三種


小樽の飯寿し三種

 小樽の飯寿しは昔から有名(と思う)で 何社かあるのだろうが今回は「小樽かね丁鍛冶」の三種盛(サケ・ハタハタ・ホッケ)を手に入れた。
 飯寿しは北海道に来てからで初めて食べたものの一つだ。当時はボツリヌス菌騒動が報道されたりしていて 恐る恐る食べた記憶がある(それ以降は冷蔵・冷凍技術の進歩で そのような話は聞かない)。サケの飯寿しは確かにおいしかったが ハタハタなどはさほどの印象だった。まあ 最近は魚の種類に依らずおいしいと思うようになったので 慣れとは恐ろしい。当時から安い食べ物では無かったが 最近は驚くほどの値段になっている。正月のごちそうとしては毛ガニを取るか飯寿しを取るかの選択だ。
 道東も含めて北海道ならどこでも新鮮な魚が取れるのに なぜ小樽が飯寿しの産地になったのかはよくわからない。魚のなれ寿しは日本各地に昔からあるので おそらくは本州の日本海側から当時の一大拠点だった小樽に伝わり 北海道の新鮮な魚と冷涼な気候が加わった結果なのだろう。十勝は食の王国なので オリジナルの漬物やなれ寿しが出てきても不思議はないと思う。



20211231(金)

餅つき伝承 ニセコ五色温泉


餅つき伝承 ニセコ五色温泉

 山クラブのOBと現役は年末にニセコの五色温泉・別館で合同の冬合宿となった。若い世代は餅つきなどしたことは無いので 餅つきを伝承しながら 楽しいひと時を過ごすことが出来た。(専用の餅つき道具一式は別館で保管してもらっている)
 臼と杵は使う小一時間前にお湯を張って 湿らせておく(くつかないため)。もち米は前の晩から水につけ十分に湿らせておく(適度な水分を与えるため)。もち米は蒸し器で20-30分でちょうどいい位になる(指で潰せるぐらいまで)。

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 臼の中に入れて まずは杵をひねりながらもち米を潰す(半殺し)。ある程度まとまるようになってから軽くつき始める。

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 餅を中央に寄せながら本格的につく。一番高い所を狙うが 「つき手」の力は強くなくてもよい

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 餅を返す「合いの手」は「つき手」の90度に位置して 水切れに注意しながら餅を時々返す。声を掛けながらやるので ビビる必要はない。なお 杵は基本的に重力で振り下ろすので 無用な力はいらない。女子でもOKだ。
 米の粒が消えて餅が出来上がったら 餅取り粉を敷いたトレーに入れる。その後は 手でちぎって アン・大根おろし・納豆・ノリで頂く。つきたての生餅は格別においしい。
 このように年一度の餅つきをやっておけば 永く伝承するだろう。食べ物を作るのは根源的に大切で また楽しいのだから。



20211229(水)

優しい味 札幌のファンズ円山


優しい味 札幌のファンズ円山

 台湾料理は中華系料理の中では 薄味でうまみがたっぷりなので日本人に好まれると思う。札幌の円山に「ファンズ円山」という台湾料理レストランがあると聞いた。北海道神宮の裏参道を少し下ったところにあった。ファンズとはずいぶんモダンな名前だなと思ったら 実は「Huang’s 黄さん」の意味で 中国流ならば「黄家餐庁」なるのかもしれない。

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 中はこじゃれた作りだ。おススメは点心で おいしそうだ(私は頼まなかったが)。お茶は台湾ウーロンの当方美人にした。

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 私はランチメニューにあった排骨飯(パイクーハン カツレツ丼?)とワンタンスープをいただいた。
 このレストランは確かに優しくほっとする味で リラックスできる。一方で 北京で普通に食べられている味の濃い中華料理(家常菜)もまた懐かしい。中国の食は「中華料理と一言でくくるのはとても無理で この多様性が良い」と思う。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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