2023年10月24日(火)
五右衛門風呂の煉瓦積み(3)天板と煙突

次は上面を積めば一応は完成だ。しかしステンレスの天板が斜めなので 施工時に煉瓦が滑り落ちるし 積めても使用時に落ちるかもしれない。さて困った。
対策として横バーを渡して両端を固定することにした。これで上面にも煉瓦を張れるが 横バーは簡単なビス止めなので耐久性には問題があるかも。
反対側も同様の横バーで 煉瓦を乗せた。
この上から耐熱モルタルで隙間を埋めた。
反対側も同様にした。見てくれはよくないが 最終仕上げをすれば何とかなるだろう。
煉瓦積みを終わり 横方向から見た。『まあまあの出来だな』と自画自賛。しかし 何か変な感じがした。よ~く見ると『アレッ 風呂釜が左に傾いている』『釜の水平を確認してからモルタル固定をやるべきだった!』しかしモルタルはすでに固まっていたので手遅れだ(注)。来年 火入れをする前に微調整するしかないだろう。大ショックだ。
ヒュッテのデッキと風呂釜の位置関係はこうなっている。来年 このデッキを伸ばせば 段差が40センチ位で風呂に入れるだろう。デッキ延長のための束石は施工済みだ。
気の早い話だが この露天風呂が完成して湯船に入ると 南側はこのような景色で(もちろん雑物は整理するが) 剣山と白樺林がきれいに見えるはずだ。今から楽しみだ。
(注) コンクリートの施工温度は5℃以上と聞く。秋になり気温が10℃を割ると施工は無理だ。マイナスの最低気温など問題外だ。再開できるのはおそらく来年のGWあたりだろう。
対策として横バーを渡して両端を固定することにした。これで上面にも煉瓦を張れるが 横バーは簡単なビス止めなので耐久性には問題があるかも。






(注) コンクリートの施工温度は5℃以上と聞く。秋になり気温が10℃を割ると施工は無理だ。マイナスの最低気温など問題外だ。再開できるのはおそらく来年のGWあたりだろう。
2023年10月23日(月)
五右衛門風呂の煉瓦積み(2) S親方の活躍

資材が全部そろったところで 創設メンバーの一人のSさんが親方として煉瓦積みを指導してくれた。ポイントは『モルタルは耳たぶの柔らかさ』『煉瓦は密着性をよくするために濡らす』だった。
耐火煉瓦は外側のコンクリートブロックとステンレス構造体の間に耐火煉瓦を積んでいく。
焚口から見て右側半分で薪が燃えることになる。左側の天板の穴は煙突の位置だ。風呂釜は左右のステンレス構造体で支えているが 念のために釜の底に煉瓦片とエルボの支えを入れておいた。
裏側に釜からの排水の鉄パイプを出すので 同径の塩ビパイプを差し込んで仮スペースを確保した。
焚口から見て左側半分が炎道になるように煉瓦で仕切りをつけた。これで炎は釜の周辺を回って煙突に向かうはずだ。
鉄製の焚口を張り付けるために 鉄アングルを横に渡した。
上にモルタルと耐火煉瓦を積んでいく。モルタルが乾くと焚口は問題なく固定された。
横壁はすべて耐火煉瓦で覆った。後で煉瓦の間から煙が漏れないことを期待する。やっと窯らしい様相になったが 2週間もかかってしまった。何れにしろS親方の適切な技術指導に感謝する。
追加: 錆びた五右衛門風呂の釜に排水パイプを取り付ける方法ですが ホームセンターの水道資材売り場を訪ねているうちに 上の図のようなアイディアになりました。両ネジの延長配管とリングで絞めて どうしても出てしまう隙間は『耐熱パテ』を使えばクリアできそうです。








2023年10月22日(日)
五右衛門風呂の煉瓦積み(1)資材準備

昨年秋から作り始めた五右衛門風呂だが ほぼ一年間放置状態だった。春先に愛犬が亡くなり何をやってもつらかったことも一因だった。とはいえこのままだとさらに越冬してしまうので さすがに焦って9月中旬から再開はしていた。この度 10/17に煉瓦積みを終えたので その過程をまとめることにした。
この計画は風呂釜を廃棄物のステンレスの構造体で支え 回りを煉瓦で囲むものだ。昨年に基盤の水平を取ってコンクリートを流し 四隅のコンクリートブロック・構造体・風呂釜は設置済みだった。
耐火煉瓦は高価だが幸いコニファーからかなりの量を頂戴した。多分80個位になったと思う。心より感謝する。
耐火煉瓦の不足が心配されたので 節約のために小石の利用を考えた。ご近所情報では奥の山荘群の更に先の久山川の河原で調達しているらしい。今回 確かに調達はできたが その付近でクマの声がしたことがあると聞いたので 早々に引き上げた。なおこの辺の河川は公有地で木石採取には許可が必要と思うが ご近所も活用しているので お目こぼしいただくことにした。
と言うことで最低量の小石と川砂は準備できた。『窯の内側は耐火モルタル 外側は普通モルタルにする』のでそれぞれ2袋と1袋を用意した。セメントは札幌から運び ほかに左官コテ・容器・水も準備。これで基本的な資材はすべてそろったことになる。『素人の初めての煉瓦積み』には『資材の調達が一番時間のかかる』ものらしい。
この計画は風呂釜を廃棄物のステンレスの構造体で支え 回りを煉瓦で囲むものだ。昨年に基盤の水平を取ってコンクリートを流し 四隅のコンクリートブロック・構造体・風呂釜は設置済みだった。



2023年10月21日(土)
然別湖のカフェ・ムバンチ ピザもおいしい

目的の然別湖畔にはランチ時に到着。ネーチャーセンターの二階の『カフェ・ムバンチ(無番地)』に直行した。
混まないだろうと予想したが さすがランチタイムは席がほとんど埋まっていた。しかし待ちはなし。
お目当てはベーグルのフレンチトースト990円だったが 直前で売り切れになりでがっかり。
次善の選択で『ホカホカピザ』を注文。予想よりもかなり小さいミックスピザだった。最近は体重増加が気になっていたので『マアいいか』と気を取り直した。地元チーズのピザはさすがにおいしかった。
窓から見える然別湖畔。なかなか良い眺めだ。美味と眺望から最近のお気に入りになった。次に来るのは1月終わりの然別湖コタンの時だろう。
(十勝ヒュッテから50km 約1時間)




(十勝ヒュッテから50km 約1時間)
2023年10月20日(金)
然別湖のホテル風水 相変わらずのいい温泉
9. 周辺の見どころ×265

せっかく然別湖に行ったのでいつものホテル風水の温泉へ。入湯料金は冬の然別湖コタンの入場券を提示すると半額の500円になるので今回も使用。ただしJAFの会員券でも同じ半額になると聞いて ややがっかり。
ここはロビーが3階で 大浴場は2階にある。エレベーターを降りると正面右側だ。
相変わらず一人だったが 途中から同年代の方が入ってきて 適温の露天風呂で長談義をしてしまった。
入浴後に湖畔を見ると天候はほぼ回復していて 紅葉のピークが過ぎていることが分かる。
ふと歩道を見ると これは珍しいマンホールの蓋。然別湖とクチビル山。この魚はミヤベイワナかもしれない。この蓋は鹿追町オリジナルか然別湖だけなのかは不明。こんど鹿追市街で確認してみたい。



