2023518(木)

手稲パラダイスヒュッテ 堅牢な作り


手稲パラダイスヒュッテ 堅牢な作り

 5/13-14は年一度のパラダイスヒュッテの小屋番だった。薪作りの場所から 午後1時ごろに手稲山に向かう。手稲山も北側から見ると荒々しい火山の面影がある。

画像
 初めて気が付いたが 国道から登り始めてすぐに北海道新幹線トンネル工事の現場があった。旧千尺ゲレンデの下方になる。(写真は帰り道に撮影)

画像
 駐車スペースからの山頂を望む。新緑前の時期でも木々の色は微妙に違うことに驚く。

画像
 一年ぶりのパラダイスヒュッテ。2代目は再建されてから30年も経過したが実にしっかりしている。
 約50年前に初代パラダイスヒュッテ(当時は築45年)に行った時 1階に寝かされたのだが 壁のログの隙間や床から外気が吹き込んで寒くて震えていたのを思い出す。それぐらい初代の建付けはひどかった。

画像
 1階の居間・食堂にマックス・ヒンデルが1925年に描いた概念図(設計図)がある。初代の創建は1926年。

画像
もちろん 1994年建築の二代目でも玄関・ストーブ・台所などもそのまま再現されている。

画像
 2階は寝室で当初はベッドだった。30人は楽に宿泊できる。

画像
 初代は束石を使った構造で地下室は無かったが 2代目はコンクリートの基礎で その中に研修室と水洗トイレなど今流の設備が組み込まれて堅牢な作りだ。これは山スキーOBを主体とした再建委員会の尽力のおかげだろう。

画像
 この日は宿泊者もなかったので 夕食は極めて簡単。ラム肉をたっぷり入れた野菜炒めだ。山小屋では本来こういうシンプルな食事で十分なのだ。あとは薪ストーブの近くで読書と居眠り。小屋番として結構な幸せを味わった。



2023517(水)

札幌の木こり (2) 銭函マキ


札幌の木こり (2) 銭函マキ

 友人の「森の達人」苫小牧のKさんに「札幌圏で薪作りをやりたいのだが」と相談していたら 「地域の人と仲良くなって 耳を澄ませていれば聞こえてくる」というアドバイスを得た。予言は正しくて「薪にするなら持っていってイイよ」という話が出て来た。
 場所は国道5号から国道337が分岐する小樽市銭函で 国道と線路の間に新規造成中。立木を重機で倒して敷地の隅に重ねてあった。樹種はハルニレだろう。広葉樹だし よく燃える薪になると思う。

画像
 長さ0.6と1.2メートル位の2種に切りそろえた。一部は中心部が腐っているものもあった。

画像
 例外的に真っすぐで長い木があった。20メートル位と思うが 樹木の種類は違う。後で調べないといけない。

画像
 60センチ長さに玉切りにする。こんな木ばかりだと作業は楽なのだが。ただしずっしりと重いので腰に悪い。<今回の作業はトラック運搬を除き 自分一人の作業なので 短くしないと運べない>

画像
 直径は25~30センチ位か。電動チェーンソーではぎりぎりだ。

画像
 オッとイイ木と思うのもあったが 鳥の巣穴があった。これは中空なのでマキには向かない。

画像
 昼食はこの通り キャンプチェアーを出して おにぎりと飲み物だ。休憩もここで。

画像
 実はここまで数日かかったが 翌日にユニック付きの4Tトラックに積み込む。

画像
 何のかんの言いながらも荷台一杯になってしまった。

画像
 薪割・乾燥の作業予定地に運んで(約10キロ)荷下ろし。
 切りたての春の木なので水分をたっぷり含んでいる。マキ割が心配だが マアどうにかなるだろう。問題は2年間の自然乾燥が必要なことで それが済んでやっと「銭函マキ」が出来上がる。
 今のところの感想は「木こりは典型的な肉体労働」「薪の値段のほとんどは人件費と輸送費」「薪作りにはスペースが必要」だ。また予想よりも大量なので 売るほど出来るのではなかろうか(笑)。



2023516(火)

然別湖ネーチャーセンターの薪ストーブ


然別湖ネーチャーセンターの薪ストーブ

 最近 十勝に行かない時は 札幌でもっぱら「ストーブの薪作り」をしている。一所懸命にやっているので 一連の作業が済めば売れるほど多量の薪が出来るかもしれない(笑)。そんなこともあり どこに行っても薪やストーブに目が行ってしまう。先週 然別湖に行き いつものネーチャーセンターに立ち寄ったら 大きい薪ストーブに気が付いた。

画像
 これは立派なストーブだ。メーカーはわからないが広い一階全体の暖房としてはこれぐらいの容量が必要なのだろう。この日は霧雨で外気温4℃だった。

画像
 ここのストーブで気が付いたことが二つ。一つは「薪が非常に太い」こと。太さが20センチ位のもある。火持ちはいいと思う。付近の林で調達しているのだろうが これだけ本格的な薪を使えるのはうらやましい。

画像
 もう一つは横にあった「プロパンガスのボンベとバーナー」だ。安全上の問題はさて置き この太さの薪に着火するにはこれ位は必要なのだろう。

画像
 ここに来ると毎回新しい情報が得られる。今回は植村直己の「マッキンリーの山頂に残された旗」という特別展が6/4まで「東京板橋の植村冒険館」で行われているとのこと。東京に行ける機会を作りたいものだ。



2023515(月)

然別湖畔「ムバンチ」ベーグル・フレンチトースト


然別湖畔「ムバンチ」ベーグル・フレンチトースト

 然別湖ネイチャーセンターの二階に軽食レストラン「ムバンチ」がある。住所が無番地なのだろう。多種のメニューの中でおススメは黒板にある「ベーグル・フレンチトースト」。数量限定らしい。

画像
 店内は広々して余裕がある。窓からの然別湖の眺望も良い。

画像
 小動物・鳥・魚などの写真も飾られていた。

画像
 鋳鉄製の小さいフライパンに アツアツ状態でサーブされた。右上はバニラアイスクリーム。上からかけてもいいのかもしれないが 今回は別々に頂いた。

画像
 切れ目からメイプルシロップを注ぎ込んだ。食事というよりもおいしいデザートだろう。1,200円だったかな。自分は甘党ではないと思っていたが 大満足で完食した。.
 糖分をシッカリ取ってから 向かいのホテル風水の日帰り温泉(12時から)に出かけた。



2023514(日)

然別湖畔の無料の足湯 名湯・絶景


然別湖畔の無料の足湯 名湯・絶景

 然別湖のホテル風水に隣接して足湯があると聞いた。行ってみたらこれも絶景・名湯だった。

画像

画像
 冬季の然別湖コタンの時の「氷上露天風呂」のお湯はここから凍った湖面上をパイプラインで引くのだそうだ。確かに泉質は同じと思った。

画像
 なお ホテル風水の温泉も泉源はこの足湯横のマンホールだそうで 源泉に一番近いのはこの足湯と言うことになる。

画像
 場所はホテルのすぐ下で 敷地は別なので 無料で入れる。素晴らしい。手すりの向こう側はボートの船着き場だ。



<<
>>




 ABOUT
Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

性別
年齢60代以上
エリア清水町
属性個人
 カウンター
2019-05-16から
582,261hit
今日:178
昨日:636


戻る