20241111(月)

むかわの福山駐車場 トイレの危機


むかわの福山駐車場 トイレの危機

 十勝ヒュッテに来る時にはたいてい国道274を使うが 日高町と夕張の中間に福山駐車場がある。いつもだと先を急ぐのだが この日はトイレ・休憩をしようと立ち寄った。ここはハッタオマナイ岳もきれいに眺められる良い場所だ。

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 トイレ正面に行くと何とドアが自動でスッと開いた。立派なトイレだ。
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 ロビーもお洒落で明るいし もちろんペーパーもきちんとある。ちなみにGoggle Mapによると「真冬でもトイレには暖房が入ってる」そうだ。真冬のドライバーにはすごく有難いだろう。
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 ところがドアに気になる張り紙が。「福山のトイレの存続のため禁煙及び奇麗な使用にご協力ください」とある。ということは「存続の危機」に瀕しているのか。これは協力せねばと思った。
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 外に出ると この駐車場には他には車が一台だけだった。夕張・日高町の中間点なので 皆さん先を急いであまり使われていないのかも。奥は整地された広大な空間で リクレーションエリアとしてはもってこいの場所だ。
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 奥には小川も流れていて絶好のキャンプサイトになる。許可が必要なら隣にある道路管理事務所なのかも。
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 一番奥にひび割れた記念碑を見つけた。〇基五十周年と読める。
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 ずっと手前には1996年に設置された稲里中・稲里小の看板があった。ということは「この場所は稲里中・稲里小の跡地」なのかもしれない。看板にはムカワリュウ・メロン・牛馬・キツネ・ワシ・クワガタ・イワナも見て取れる。楽しい場所に違いなく 最高のキャンプサイトと思う。
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 福山橋で鵡川の清流を渡る。上流方向は占冠のニニウと清巌峡になる。
 この福山の駐車場は絶好のロケーションなので もっと有効活用できるだろう。冒頭の案内板だが 単に「福山駐車場」ではなく「リクレーションエリア」とか「稲里中・稲里小の跡地」「五十周年記念碑」とかを付け加えれば 駐車する人は増えるのでは。道路管理事務所に提案してみようかなと思ったぐらいだ。



20241110(日)

晩秋の焚火 冬を待つ風物詩


晩秋の焚火 冬を待つ風物詩

 いよいよ初雪になったが 忘れていた焚火の報告を追加しておきたい。
 10月の最後の日は風もなく天気も良かった。こういう時は昼間から焚火がしたくなる。しかし 最近は直火の焚火が出来る所がなかなかない。十勝ヒュッテを作った目的の一つは焚火だった。
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 すこしもったいなかったが ストーブ薪を放出して井桁に組んだ。真ん中に針葉樹の木片を入れると簡単に火が起せる。少し白煙が出たが これはたまたま乾燥が不十分なためだろう。
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 こんな具合に順調に燃え上がる。
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 その後に落ち葉などを足したら直後は白煙が多かったが 最後にはすべて燃えてしまった。
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「晩秋の焚火は冬を待つ風物詩」でもある。ポカポカと暖かくて幸せ感がある。
 十勝清水では畑などでの焚火は禁止されているので 十分な準備と防火対策が必要なのは言うまでもない。もちろん冬でも焚火は出来るので 次回は雪上の焚火を紹介したい。



2024114(月)

十勝ヒュッテのウッドデッキ 冬支度


十勝ヒュッテのウッドデッキ 冬支度

 いよいよ冬が目前になったので十勝ヒュッテの冬支度をした。昨年は11月半ばだったと思うが 今年は用事があるので少し早めの対応だった。

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 メイン・サブデッキにキシラデコール(相当の国産)を塗った。
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 頂き物の厚手のビニルシートを用意してあったので広げてみたら 長さが何んと12メートル近くあって驚いた。自動車工場のカーテンだったらしい。畳んだものを運んだが どおりで重かったはずだ。サイズを合わせてカットした。
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 メインデッキは約3x6メートル。端はステープラーで固定し 煉瓦を載せる。一枚モノなので雨漏りはないはずだ。
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 サブデッキもこの通り。
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 ついでに未完成の露天風呂もビニルで覆った。
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 これでいつ雪が来ても心配はなくなった。
 今年の夏はウッドデッキの大規模メンテをやったが 天板の点検・交換も含め かなりの手間だった。このシートで冬期の水のしみ込みを抑えて 寿命を出来るだけ伸ばしたい。



2024113(日)

十勝からの戻り 残照がきれいだった


十勝からの戻り 残照がきれいだった

 ハロウインの日(10/31)に十勝清水から札幌に戻ろうと午後3時ごろに十勝ヒュッテを出発した。陽はもう傾いて日陰から見る木々は奇麗だった。
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 油断して出遅れたようで 剣山はもう山影になっていた。
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 道道55号の防風林のカシワとカラマツは奇麗に色づいた。
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 十勝清水インターから道東道へ入る。日高山脈のシルエットがきれいだ。
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 新得の広内トンネルは2本目も完成。新しく新得インターが出来るらしいがこの辺と推定。
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 狩勝トンネルに向かうと既に日陰になっていた。
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 トマム付近ももう暗い。
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 穂別インターへの下り。丁度日没だったので 進行方向がひどくまぶしい。
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 夕張インターで降りて国道274で札幌に向かう(北広島付近)。すごい残照だった。
 「秋の夕陽はつるべ落とし」とよくいうが これは「井戸で(手を離すと)つるべがポチャンと落ちる」例えだとしても 現在では死語だろう。第一に井戸もつるべも見ることがなくなった。しかしこの時期に残照が意外に長く続くのには驚いた。何か北海道らしい理由があるのかもしれない。



2024112(土)

晩秋の日勝峠越え 冬はそこまで来た


晩秋の日勝峠越え 冬はそこまで来た

 10/30の午後に日勝峠を越えて十勝ヒュッテに来た。十勝清水の農道から見る夕方の日高山脈。

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 国道274で夕張を通過し むかわ町穂別へ。この辺りのカラマツは燃えていた。
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 福山のモトツトンネル手前。紅葉の名所だが広葉樹の葉はすべて散っていた。
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 日高峠を越えて日高町へ。葉が散ったので日高山脈の一部が見渡せる。
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 日勝峠の日高側の1~2合目。この覆道付近も紅葉の名所だが もう完全に終わっていた。
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 頂上トンネル日高側。十勝側は晴れている。気温は4℃。
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 下り出して十勝側9合目。斜めの日差しにダケカンバが白く浮かび上がる。
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 6合目。十勝平野が広がる。
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 3合目付近。カラマツは最後の輝きだ。
 天気も良く穏やかな日勝峠越えだった。11月に入るともちろん通行は出来るが 天気が崩れると雪がぱらつくに違いない。いよいよ冬がそこまで来ているのを感じた。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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