2024328(木)

茨城の「ひたち海浜公園」水仙が真っ盛り


茨城の「ひたち海浜公園」水仙が真っ盛り

 茨城に来たのだが「週末の過ごし方」のため「国営ひたち海浜公園」に行った。ここは「ネモフィラの紫色の花の丘の向こうに青空」があったり「コキアの赤い花の丘の向こうに海」が見える写真が時々紹介されるのでご存じの方もおられるだろう。3月下旬は水仙の盛りだった。
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 私は茨城生まれなのでここの歴史は多少知っている。ここは砂浜の奥に砂丘がある場所なのだが 戦後は駐留米軍の射爆場だった。横田や三沢の米軍基地から飛来したジェット機が海側から侵入し 爆弾を投下して急上昇してから爆発音がするのを聞いた記憶がある。ここは海岸の近くの砂丘地帯なのだが 東海村の原子力施設が隣接しているので「誰が見てもあまりにも危険だろう」ということで沖縄の本土復帰の頃だったかに日本に返還された。とは言え不発弾の処理もあるので民用ではなく1990年代に環境庁の大規模の公園になったというのが経緯と思う。
 さすがに国営のため入場料は極めて安い(シルバー210円)。もっとも4-5月はほぼ倍になるそうだが。
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 園内は黄色のエリアがあちこちに。これだけの水仙の群生をしげしげと見たことがなく ちょっとした驚きだった。
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 松林の中の水仙で 種類もたくさんあるようだが 緑と黄色はいいコントラストだ。
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 菜の花も今が盛りだ。
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 水仙の丘から西口のほうを眺めると 桜が咲く前の枯野に黄色い花が咲いているのがわかる。
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 要所にカフェがあり ルピナスのソフトとかが売られていた。
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 ここはディズニーランドに比べてもかなり広大なので 移動はレンタル自転車かこのトラム(乗り放題600円)がもっぱらのようだ。
 「国営公園」は札幌近郊の「滝野すずらん公園」も同じと思う。十勝にもそのうちに出来るのかもしれないが 牧場を二三カ所つなげればそれで済むので特に必要ないのかもしれない。



2024326(火)

雪解け時期の「カバノアナタケ」


雪解け時期の「カバノアナタケ」

 昨年の雪解けの頃 ちょうど今頃だったが 若手メンバーからカバノアナタケを頂いた。雪解けの頃は白樺の木の根元に雪の穴が開き 藪は隠れているので 意外に簡単に見つけられるらしい。
 ネット検索で調べてみると和名はカバノアナタケ(樺穴茸)で チャーガとかシベリア霊芝とも呼ばれている。ロシアではサポニンやポリフェノール 多糖類 ミネラルを豊富に含む白樺樹液を飲む習慣があり このカバノアナタケはお茶にして飲むらしい。

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 頂いた時はずっしりと重さを感じたが 陰干しをしていたので乾燥が進んで100gになっていた。色は中国古茶のような感じだし マア 美容健康食という位置づけなので 今度試してみようと思う。



2024325(月)

ドイツのお土産(2)お菓子のずっしり感


ドイツのお土産(2)お菓子のずっしり感

 ドイツ滞在から戻った知人のお土産にシュトーレンを頂いたことは2月中旬にレポートしたが 別のお菓子も頂いていた。バールセンというものらしい。
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 これはビスケットの一種で 中身はこんな感じ。多分 寓話に関係のある人物像のように思う。
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 裏には原材料が独英仏で書かれていたが ちょっと読む気力がなかった。
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 もう一つチョコクッキーも頂いた。普通においしかった。
 ドイツのお菓子はミルクやバターをたっぷり使った「ワーおいしい」というよりは「ずっしりとした味わい深い」のが特徴と思う。ドイツの食べ物にはそういう傾向がある。十勝でも一つの方向として参考になるのかも。



2024323(土)

三月中旬の十勝ヒュッテ近辺


三月中旬の十勝ヒュッテ近辺

 十勝ヒュッテ近辺の1~3月はそれなりに雪が積もった。札幌近郊に比べれば半分というところだが。峠越えで気を遣うのと屋外作業が全くできないのでヒュッテに来るのは月に1~2回になってしまった。それも一泊か二泊だ。積雪は平年並みのようだが 夜の冷え込みがきついので雪解けは遅い。とは言え ここまで来ればもう降らないだろうから 屋根の雪下ろしは一度もしないで済んでしまったことになる。
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 薪ストーブを一晩焚くと 翌朝はこれぐらいのツララが付く。このヒュッテの断熱は壁と床は万全だが 構造上から屋根は少し弱いので熱が逃げるようだ。
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 側道は農家が除雪したので路面はもう雪解けだ。キャタピラの跡は普通はブルだがここではトラクターによるものだ。
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 表通りに出ると南西に剣山が良く見える。
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 北東には芽室岳の出尾根だ。
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 下の牧場の向こうに十勝平野が望める。もう少し雲がないとこの方向に阿寒が見えるのだが。
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 東方向の然別山塊。
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 南方向には日高山脈が伸びる。手前は帯広岳 それから十勝幌尻岳だ。
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 これは十勝名物の防風林だ。十勝の青空が透けて見える。
 この分だと4月初めにはヒュッテの回りの雪も解けるだろう。楽しみだ。



2024322(金)

友人の土佐文旦 南国の春の香りがした


友人の土佐文旦 南国の春の香りがした

 高知出身の昔の同級生は土佐弁でまくしたてる向こう見ずな男で「勤王の志士もこんな感じだったのか」と思ったりした。彼はH自動車の海外組だったはずだが 数年前に「リタイアしたので高知に戻り家業の文旦農家を継ぐので買ってくれ」と言ってきた。もちろん大歓迎だった。以来毎年2月後半になると立派な文旦が送られてくるのが楽しみになった。
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 箱を開けると今回も「南国の春の香り」がした。「昨年は夏が長引き良いものができなかったのでワングレードにした」とのこと。とは言え立派な文旦が14個も入っていた。
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 文旦は皮が厚いので身を食べた後でお菓子を作ってみた。2度煮てから2日間自然乾燥し グラニュー糖をまぶして出来上がり。ほのかな香りと甘さの中に適度の苦味も感じられなかなか出来のいい和風菓子になった。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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