十勝の新築住宅とリフォーム(133)
2021年10月14日(木)
【芽室町 新築施工ブログ】大工工事開始
十勝の新築住宅とリフォーム×133
秋晴れの中、芽室町で木工事が始まりました。

まずは、基礎に土台の位置を墨出ししていきます。
基礎から出ているアンカーボルトと土台を緊結し、
大引と根太と呼ばれる床を構成する部材を組み、
その上に根太レス合板を敷いていきます。
↓下の写真は大引と根太が組まれた状態です。

弊社では、剛床工法を採用し、
床合板に28㎜の根太レス合板を使用しています。
一般の在来木造工法では、根太床工法といって、
根太を細かく入れて、その上に12㎜の床合板を使うことが
多かったのですが、最近では剛床工法を採用する
建築屋さんも増えてきています。
剛床工法は厚い合板により水平剛性が強化され、
強固な床に仕上がります。
そして、断熱や気密の処理もしやすくなり、
建物にとってはとてもメリットの多い工法です。
私はこの工法と25年前ぐらいに出会い、
それ以降、前職時代からこの工法で家づくりをしてきました。
当時はまだこの工法に取り組んでいる建築屋さんは
ごくわずかでしたが、前職の社長がいろんな事に
チャレンジする社長だったので、
こうした先進的な技術にも出会うことができました。
そう考えると、前職では様々な勉強と経験を
させて頂いたなと、この記事を書きながら
今思っています。感謝ですね。
話がそれてすみません(笑)
ちなみに今では、この工法もかなり普及しています。
チャレンジにはリスクも伴いますが、
チャレンジしなければ更に良いものもにも出会えません。
気が小さいので思い切った挑戦はできませんが(笑)
でも、向上心と好奇心はいつでも持ち続けていたいなと
思うのでした。
Honma

まずは、基礎に土台の位置を墨出ししていきます。
基礎から出ているアンカーボルトと土台を緊結し、
大引と根太と呼ばれる床を構成する部材を組み、
その上に根太レス合板を敷いていきます。
↓下の写真は大引と根太が組まれた状態です。

弊社では、剛床工法を採用し、
床合板に28㎜の根太レス合板を使用しています。
一般の在来木造工法では、根太床工法といって、
根太を細かく入れて、その上に12㎜の床合板を使うことが
多かったのですが、最近では剛床工法を採用する
建築屋さんも増えてきています。
剛床工法は厚い合板により水平剛性が強化され、
強固な床に仕上がります。
そして、断熱や気密の処理もしやすくなり、
建物にとってはとてもメリットの多い工法です。
私はこの工法と25年前ぐらいに出会い、
それ以降、前職時代からこの工法で家づくりをしてきました。
当時はまだこの工法に取り組んでいる建築屋さんは
ごくわずかでしたが、前職の社長がいろんな事に
チャレンジする社長だったので、
こうした先進的な技術にも出会うことができました。
そう考えると、前職では様々な勉強と経験を
させて頂いたなと、この記事を書きながら
今思っています。感謝ですね。
話がそれてすみません(笑)
ちなみに今では、この工法もかなり普及しています。
チャレンジにはリスクも伴いますが、
チャレンジしなければ更に良いものもにも出会えません。
気が小さいので思い切った挑戦はできませんが(笑)
でも、向上心と好奇心はいつでも持ち続けていたいなと
思うのでした。
Honma
2021年8月26日(木)
【新築施工例】無垢材をたっぷり使った、木の香りが心地よい家
十勝の新築住宅とリフォーム×133

【外観】
外観は片流れ屋根とラップサイディングを使用したシンプルな形状。1枚1枚重ね張りされていくラップサイディングは光が当たることで影が生まれ、天気や光の加減により様々な表情を見せてくれます。今回、「パイングレイッシュブルー」という色をお選び頂きましたが、お天気によってグレーっぽく見えたり、落ち着いたブルーに見えたり。周りの木々に囲まれて、良い雰囲気です。
【リビング】
内装には、ナラの無垢フローリングやカラマツの羽目板など
ふんだんに無垢材を使い、とても温かみのある空間になりました。片流れ屋根の形状を活かして、勾配天井にしカラマツの羽目板を張りました。2階にはご主人がゆっくり過ごす、大きな本棚のあるフリースペースがあります。
【リビング】
約28坪の一部2階建てのご住宅です。冬は薪ストーブメインで暖を取ります。ゆらゆらと揺れる炎を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごします。
【リビング】
和室から眺めた雰囲気です。開放的なリビング空間になりました。
【薪ストーブ】
一人掛けソファーが置けるスペースです。暖かな炎に囲まれて、ゆっくりと本を読んだりくつろいだり。
【キッチン】
キッチンから全体を見渡せます。どこにいても家族の気配を感じられる間取りです。

【キッチン】
キッチンの色はシックなダークグレーをチョイス。無垢材に紛れず、バランス良く空間を引き締めてくれています。
【小上り和室】
3帖のコンパクトな小上り和室ですが、休憩や、お客様にお休み頂く個室としてお使い頂けます。窓は畳に座った時に外の景色が見やすいように低めに取り付けています。また、外が気になる場合は視界を遮れるようにプリーツスクリーンの濃い生地を下に設定しました。
【玄関】
玄関も勾配天井で天井が高く開放感があります。格子入りガラスがかわいい玄関ドア。照明器具もアンティーク風の器具を選び、かわいらしく。家庭菜園などの際に玄関が汚れないように、裏玄関も設けています。

【2階フリースペース】
一部2階のフリースペースには大きな本棚を造作しました。本好きなお施主様の特別な空間です。写真奥の窓の下に、机を置くそうです。
こちらにも一人掛けソファを置いてゆっくりくつろげそうな空間ですね。手摺子などもカラマツで仕上げました。床材は、カラマツ3層パネルと言い、そのまま1階の和室などの天井となっている面白い造り。
和室の障子を閉めてみました。今回オリジナルのデザインで製作しました。シンプルで飽きの来ないデザインです。キッチンの奥には、寝室や洗面脱衣室、トイレがあります。
先日、お引渡しをさせて頂き薪ストーブなどの取扱説明も致しました。道産カラマツをたくさん使った木の香り漂う素敵なご住宅となりました。
◆DATE………2021年8月お引渡し
設計施工:株式会社 ティーメイス
新築工事:プランニング、設備機器選定、内装・外装カラースキーム
照明プランニング、配線計画設計、施工監理
延べ床面積:91.91㎡(27.80坪)
外観は片流れ屋根とラップサイディングを使用したシンプルな形状。1枚1枚重ね張りされていくラップサイディングは光が当たることで影が生まれ、天気や光の加減により様々な表情を見せてくれます。今回、「パイングレイッシュブルー」という色をお選び頂きましたが、お天気によってグレーっぽく見えたり、落ち着いたブルーに見えたり。周りの木々に囲まれて、良い雰囲気です。

内装には、ナラの無垢フローリングやカラマツの羽目板など
ふんだんに無垢材を使い、とても温かみのある空間になりました。片流れ屋根の形状を活かして、勾配天井にしカラマツの羽目板を張りました。2階にはご主人がゆっくり過ごす、大きな本棚のあるフリースペースがあります。

約28坪の一部2階建てのご住宅です。冬は薪ストーブメインで暖を取ります。ゆらゆらと揺れる炎を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごします。

和室から眺めた雰囲気です。開放的なリビング空間になりました。

一人掛けソファーが置けるスペースです。暖かな炎に囲まれて、ゆっくりと本を読んだりくつろいだり。

キッチンから全体を見渡せます。どこにいても家族の気配を感じられる間取りです。


キッチンの色はシックなダークグレーをチョイス。無垢材に紛れず、バランス良く空間を引き締めてくれています。

3帖のコンパクトな小上り和室ですが、休憩や、お客様にお休み頂く個室としてお使い頂けます。窓は畳に座った時に外の景色が見やすいように低めに取り付けています。また、外が気になる場合は視界を遮れるようにプリーツスクリーンの濃い生地を下に設定しました。

玄関も勾配天井で天井が高く開放感があります。格子入りガラスがかわいい玄関ドア。照明器具もアンティーク風の器具を選び、かわいらしく。家庭菜園などの際に玄関が汚れないように、裏玄関も設けています。


一部2階のフリースペースには大きな本棚を造作しました。本好きなお施主様の特別な空間です。写真奥の窓の下に、机を置くそうです。


先日、お引渡しをさせて頂き薪ストーブなどの取扱説明も致しました。道産カラマツをたくさん使った木の香り漂う素敵なご住宅となりました。
◆DATE………2021年8月お引渡し
設計施工:株式会社 ティーメイス
新築工事:プランニング、設備機器選定、内装・外装カラースキーム
照明プランニング、配線計画設計、施工監理
延べ床面積:91.91㎡(27.80坪)
2021年7月2日(金)
【新得町 新築工事ブログ】サイディング工事
十勝の新築住宅とリフォーム×133
今朝は、朝一で外壁施工業者と現地打ち合わせがありました。
施工方法の打ち合わせと確認を行った後、
いよいよ施工開始です。

まずは北面の下からスタート。
今回のサイディングはラップサイディングを採用。
約20㎝幅、長さ約3mの板材を一枚ずつ貼っていきます。
ブルーグレーの落ち着いた色ですが、
きっと天気によって様々な色の表情を見せてくれるでしょう。
今日は生憎の霧雨でしたが、それでも、
曇り空の中で見る色合いは、落ち着きがあり
素敵な雰囲気でした。
来週には外壁も完成です。
内部では階段工事に取り掛かっています。
来週は内部で使用するカラ松の羽目板も入荷します。
弊社が所属する「とかちの木で家をつくる会」では、
地域のカラ松を地域で消費するという取り組みをしています。
地産地消をコンセプトに、カラマツの
利用促進を行っています。
私も、会のコンセプトに共感し、
メンバーとして加盟させて頂いていますが、
今は、まだまだ全て地域材でということが叶っていないので、
今後はもっともっと地域の木を活用できるような
家づくりをしたいと考えています。
今回の御住宅は、そんなカラ松を、
構造材の一部と内装材で使用しています。
地域の温かみを感じる空間になればいいなあと
思っています。
施工方法の打ち合わせと確認を行った後、
いよいよ施工開始です。

まずは北面の下からスタート。
今回のサイディングはラップサイディングを採用。
約20㎝幅、長さ約3mの板材を一枚ずつ貼っていきます。
ブルーグレーの落ち着いた色ですが、
きっと天気によって様々な色の表情を見せてくれるでしょう。
今日は生憎の霧雨でしたが、それでも、
曇り空の中で見る色合いは、落ち着きがあり
素敵な雰囲気でした。
来週には外壁も完成です。
内部では階段工事に取り掛かっています。
来週は内部で使用するカラ松の羽目板も入荷します。
弊社が所属する「とかちの木で家をつくる会」では、
地域のカラ松を地域で消費するという取り組みをしています。
地産地消をコンセプトに、カラマツの
利用促進を行っています。
私も、会のコンセプトに共感し、
メンバーとして加盟させて頂いていますが、
今は、まだまだ全て地域材でということが叶っていないので、
今後はもっともっと地域の木を活用できるような
家づくりをしたいと考えています。
今回の御住宅は、そんなカラ松を、
構造材の一部と内装材で使用しています。
地域の温かみを感じる空間になればいいなあと
思っています。
2021年7月2日(金)
【新得町 新築工事ブログ】内部造作
十勝の新築住宅とリフォーム×133
どんどんと緑が濃くなってきた新得町の現場では、
大工工事が着々と進んでいます。
壁の断熱材も入れ終わり、気密シートが貼られていきます。
壁を貫通する配管周りには、しっかりとテーピングをして
壁の中に湿気が入り込むのを防ぎます。
サッシは、今回もYKKのトリプルサッシ「APW430」です。

今回の御住宅は、片流れの吹上天井仕上げになります。
斜天部にはネオマフォーム66㎜を張り込み、
さらに天井下地を組んだ後、ブローイングを吹き込みます。
明日、階段が入荷になり、いよいよ階段もかかります。
どんどん完成の形が見えていき、ワクワク感も増しますね。
外壁工事も開始され、外観も仕上がっていきます。
今回はラップサイディングを採用しました。
広大な自然の中に、素敵に馴染んでくれる事でしょう。
大工工事が着々と進んでいます。


壁の中に湿気が入り込むのを防ぎます。



斜天部にはネオマフォーム66㎜を張り込み、
さらに天井下地を組んだ後、ブローイングを吹き込みます。
明日、階段が入荷になり、いよいよ階段もかかります。
どんどん完成の形が見えていき、ワクワク感も増しますね。
外壁工事も開始され、外観も仕上がっていきます。
今回はラップサイディングを採用しました。
広大な自然の中に、素敵に馴染んでくれる事でしょう。
2021年6月23日(水)
【新得町 新築工事ブログ】大工工事開始
十勝の新築住宅とリフォーム×133
新得町上佐幌で建築中の新築工事は
6月初旬から大工工事が始まり予定通り進んでいます。
まずは土台を敷く前の前作業。
土台の墨出し(位置出し)と、気密ゴムの設置です。
基礎と土台の間にゴムを敷き気密性を確保していきます。

クレーン車を使って梁などを組み上げていきます。
建込みの日はとても良い天気でした。
今回のご住宅は構造梁を見せる設計になっておりまして
見えてくる梁には、カラマツの集成材を使用しています。
随所に無垢材を使用した癒しのご住宅になると思います♪
カラマツ集成材の梁と火打梁。
カラマツの温かみのある色味と節が素敵です!!
写真からも木の香りがしてきそうです(笑)
片流れの外観。
少しずつ家の形がわかってきました。
構造用合板の上に付加断熱を施工し、
その上にタイベックシート(透湿防水シート)を貼り
外壁サイディングを貼るための準備(下地作り)をしていきます。
来週から外壁が貼られ、外観が出来上がってきます。
6月初旬から大工工事が始まり予定通り進んでいます。
まずは土台を敷く前の前作業。
土台の墨出し(位置出し)と、気密ゴムの設置です。



建込みの日はとても良い天気でした。
今回のご住宅は構造梁を見せる設計になっておりまして
見えてくる梁には、カラマツの集成材を使用しています。
随所に無垢材を使用した癒しのご住宅になると思います♪

カラマツの温かみのある色味と節が素敵です!!
写真からも木の香りがしてきそうです(笑)

少しずつ家の形がわかってきました。

その上にタイベックシート(透湿防水シート)を貼り
外壁サイディングを貼るための準備(下地作り)をしていきます。
来週から外壁が貼られ、外観が出来上がってきます。