食べある紀行(326)


2013523(木)

5月21日 四万十市、美味し過ぎて連泊してしまいましたーッ!


5月21日 四万十市、美味し過ぎて連泊してしまいましたーッ!

 昨夜の社長さんのアドバイスどおり、まず足摺岬を一周します。

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 ところで、どちらが足摺岬なんでしょうね。多分、灯台のある方なんでしょうね。(笑)
 それにしても、田宮虎彦の小説のような雰囲気はまったく感じませんでしたが…。


 四万十市に戻り、今度は四万十川の河口付近を経由して川の反対側を回ります。

 再び四万十市に戻り、昼食です。ごくありふれた定食屋さんのため、画像はありません。

 気合いを入れ直して、午後からは自転車でこまめに市内を走り回ります。その途中で見かけた「天然うなぎ」の看板!…思い切って入ってみました。炭や一風さんです。さて、どうなるのでしょう…。
 正規の値段にすると、食べる人がいなくなるので、天然ものは出してないそうです。

 なので、天然ものはあきらめ、安心して、ごりのから揚げとカツオの塩タタキを注文。(汗、汗)

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 もう一軒、気になるお店を発見してしまったので、この日は四万十市に連泊することにしました。

 そのお店は、「味劇場 ちか」と言います。表からは想像できないような吹き抜けのある大きなお店でした。

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 これも塩タタキです。お店によって作り方はいろいろのようです。

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 そして、これはカワエビ(テナガエビ)のから揚げです。

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 どれくらい手が長いかというと…

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 そして、圧巻だったのはこのビリガツオ。その日の夕方、一番最後に港に上がったカツオのことを言うそうで、居酒屋さんにしてみれば最も新鮮なカツオということになります。

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 なので、歯ごたえが半端ではありません。普通のカツオの切り方の半分くらいの厚さにとどめています。そうでなければ、とても噛み切れないくらいの弾力でした。
 画像は、相当食べてからハッと気が付き、あわてて写したものです。


 土佐の小京都と言われている四万十市は、かつての中村市ですが、建物的にはそのような風情をあまり感じませんでした。

 しかし、食べ物については大満足。何と言ってもこの私を連泊させたのですから。(大大喜)



2013523(木)

5月20日 室戸岬往復~桂浜~須崎~四万十


5月20日 室戸岬往復~桂浜~須崎~四万十

 天気が良く、暑くて美味しい日々が続きます。今回は、20日の分です。

 早朝散歩は、高知城へ行ってきました。さすがにカツオの街です。歩道にもカツオが泳いでいます。(メイン画像)


 室戸岬を往復しました。徳島側から海沿いを走れば効率よく回れますが、祖谷はどうしても行ってみたかったので、こうなってしまいました。

 安芸の野良時計と吉良川町の在郷家です。

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 室戸の海と、空海悟りの地・御くろどです。

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 そして、四国屈指の観光地、桂浜です。個人的には,坂本龍馬に大して関心はないのですが、何度も高知に来て桂浜に行ったことがないのは悔しいので、仕方なく(?)行ってみました。…どうしようもなく、桂浜でしたね。

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 気を取り直して(?)須崎に向かいます。ここには、かの有名ななベ焼きラーメンがあるのです。めん好きには絶対にはずすことのできない聖地のようなものです。見事、期待に応えてくれました。「鍋やきらーめん まゆみの店」さんです。

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 この日は、四万十市に泊まることにします。
 ホテル近くの「居酒屋いなか」さんで夕食をとっていると、たまたま隣りのテーブル席に座った社長さんのような人が、連れの仲間をほったらかしにして、地元の見どころや食べ物などを親切にレクチャーしてくれました。

 総じて四国人は旅人に親切ですね。お遍路さんへの応対で慣れているせいかもしれません。

 いただいたのは、↓↓↓↓のとおりです(びんた(カツオ)、いさぎ、たちうおの造り、巻貝(流れこ(とこぶし)、つめたか、きりあい(チャンバラ)、にがにし)、青さのりの酢のもの)。もちろん地酒です。

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 この日も充実のうちに暮れていきます…。明日は、どうしようかなあ…。



2013522(水)

5月19日 高松~脇町~祖谷~高知


5月19日 高松~脇町~祖谷~高知

 旅に出てからずっと良い天気が続いていましたが、この日は、若干雨模様。おかげで、祖谷ではおもしろい写真が撮れたような気がします。(メイン画像)

 以前、一番札所のお参りを済ませており、今回、88番札所大窪寺をお参りしたので、すべてが完結したものとみなします。(高野山も、もちろん済んでおります)

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 今は美馬市となっている脇町は、これが3度目の訪問です。うだつの上がる街並みの中では、最も迫力があると思っています。

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 昼食は、楽庵さんの皿そばをいただきました。店主さんが出石の出身だそうです。

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 大歩危・小歩危を経由し…

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 その途中、にし利さんで徳島ラーメンをいただき…

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 西祖谷、東祖谷を回りました。写真は、落合集落とかずら橋です。

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 道の駅では、祖谷そばもしっかりいただきました。

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 そして、この日の宿泊地・高知入りです。天気は良くなっています。東祖谷に泊まる予定でしたが、時間に余裕があったので急きょ変更です。一人旅の気ままさですね。


 以前と場所も建物も変わっていましたが、はりまやばし付近のアーケード街にある司さんで夕食です。定食を肴にビールを1杯。

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 今日は、走ったなあ…。明日も頑張るぞ~ッ!



2013521(火)

5月18日 ある島~丸亀~琴平~高松


5月18日 ある島~丸亀~琴平~高松

 日の出時をねらって、裏山の展望台へ。瀬戸大橋の向こうに朝日が昇ってきます。(メイン画像)

 島のあちこちで、猫ちゃんが出迎えてくれます。島には猫が似合います。

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 島の民宿で、朝食とは思えないほどのボリュームの食事をいただいた後、しっかりとお土産までいただき出発です。

 船の時間には、まだ間があるので、貸自転車を利用して島内散策です。そこで素晴らしいモノを見せていただきましたが、それはまた後日あらためて…。

 それが、これです。橘貫五郎さんという、当時の船大工の第一人者の作と言われる精緻な彫り物です。柱を突き抜け、尻尾の方まであるのは珍しいのだそうです。生ノ浜地区にある三所(さんじょ)神社で見られます。

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 この地区には、映画「機関車先生」のロケ地となった小学校もあります。


 車も運べる大きい方のフェリーで丸亀に戻り、うどんの昼食です。元祖しょうゆうどんをいただきました。まんのう町の小縣家さんです。

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 大根をすりおろす、友人の手です。

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 琴平と言えば金毘羅さんです。でも、朝から自転車をこぎすぎて足腰の弱った私たちは、あの階段を登るなどという無謀なことはしません。参道入口近くにある日本酒の蔵元・金陵さんの見学です。(画像はありません)
 利き酒はせずに、丸亀に向かいます。

 石垣の秀麗さを誇る丸亀城です。やはり、階段は登りません。遠くから眺めてこその城の美しさなのです。(キッパリ!)

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 この日は、高松の友人宅に泊めてもらいました。もちろん、奥さん心尽くしの手料理を肴に、楽しい宴です。

 どうも、ごちそうさまでした。本当にお世話になりました!



2013520(月)

17日の続き…瀬戸内海のある島へ


17日の続き…瀬戸内海のある島へ

 新居浜から丸亀に向かい、ある島に渡ることに…。

 この島のことは、正直いってあまり人には教えたくありません。そっとしておきたい、というのが本音です。
 でも、民宿の女将さんは、PRしてくださいねと言っていたので教えちゃおうかな…?

 画像がないと説明しにくいので、写真をアップした時にということでいかがでしょうか。

 では、その時までお楽しみに。


 その、ある島とは、丸亀港から船で30分ほどのところにある塩飽本島(しわくほんじま)です。
 古くから塩飽水軍の本拠地として栄えた本島は、誇り高い歴史と伝説に彩られた島で、数々の史跡や文化財が残されています。

 笠島地区の町なみです。

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 笠島地区にある民宿・やかた船さんに泊まりました。築140年の古民家民宿で、1日1組限定です。

 夕食です。私の好きな瀬戸内の魚介類一色です!

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 友人との旧交を温め、おいしいものいっぱいの至福のひと時を過ごすことができました。感謝、感謝です。



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食いしん坊主
日本全国を歩き回り、美しい風景を写真に撮り、美味しいものを食べ(特にラーメン・日本そばなどの麺類)、地酒を飲み、合間には山菜・キノコ採りを企んでいます。ちょっと欲張りかも…。

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