9. 周辺の見どころ(265)


2021416(金)

厚岸の道の駅 絶好の眺望


厚岸の道の駅 絶好の眺望

厚岸の道の駅 絶好の眺望 4/8/2021

 釧路から国道44号で根室方面へ。なだらかな丘を越えのルートだ。厚岸の街・湾・湖を一望できる高台に道の駅があった。ここではカキのBBQが楽しめるらしいが 早めに到着したのでまだ営業していなかった。これから先 根室までの国道は最短ルートで 台地の上を通っているが 海岸線を浜中・落石と回ってみるのも 時間はかかるだろうが面白そうだ。次回は道の駅で腹ごしらえをしてから海岸を行ってみようと思う。そう言えば1970年代に有名だった畑正憲さんの動物王国はケンボッキ島だったはずだが 今はどうなったんだろうか。



2021414(水)

中標津の養老牛温泉 清潔感


中標津の養老牛温泉 清潔感

中標津の養老牛温泉 4/8/2021

 有名な養老牛温泉へは 中標津の牧場が続く中 左に摩周岳 右に武佐岳を見ながらずっと北上する。もともと3軒の宿があったが 最近2軒が閉じてしまい この「湯宿だいいち」のみが営業しているとのこと。摩周湖の約10キロ東に位置するので 伏流水が温泉の元になっているのかも知れない。
 温泉は透明で 泉温75℃ PH=7.3。主成分はナトリウム・カルシウム – 塩化物・硫酸塩で メタケイ酸・ホウ酸も141 mgある。成分総計は1.46 g/リットルで十分に濃い。
 この温泉の特徴はとにかく清潔感があること。沢に面した露天風呂は湯舟がたくさんあり リラックス出来る。宿は少し高額だそうだが 清潔で応対も良く好感が持てる。日帰り入浴は1~3時(4時までに退出)なので要注意。



2021413(火)

根室の納沙布岬 一度は行くべき


根室の納沙布岬 一度は行くべき

根室の納沙布岬 一度は行くべき場所だ 4/8/2021

 根室訪問のついでに 納沙布岬まで足を延ばした。根室市街から片道25kmで30分程度。途中には漁村が点々としている。半島・岬というと山が海に沈むのが普通だが 根室半島・納沙布岬ではなだらかな丘の牧場が海につながっている。この岬には記念碑やモニュメントがあるが 多すぎて違和感がある。何よりも驚いたのが国境の近さだ。小舟が10隻ぐらい漁をしていたが(昆布か) 何人乗っているのか肉眼で見える距離だ。日本では国境を意識することは少ないが これだけ身近に感じれる場所は他には無いだろう。大昔 日ロ(日ソ)漁業協定がなかった頃は 漁師が家族の見ている前で拿捕されていった歴史がある。一度は訪れておくべき場所だと思う。

追記: 1) 駐車場横の大きい記念碑は「四島の架け橋」で 岬は灯台のある所なので駐車場から少し歩く。2) 根室半島には見るべきところがたくさんあるようだ。花咲灯台・車石・落石灯台・春国岱・風連湖など。次の訪問も計画したい。



2021412(月)

釧路の公園では大気が見える


釧路の公園では大気が見える

釧路市の公園 恵まれた環境だ

 釧路のイメージは 道東の工業都市・石炭は閉山・製紙は近々撤退・漁業は元気などだったが 訪問後は少し変わった。特に 広々とした住宅と高台からの雄大な眺めには驚いた。しかし 周辺町村の統合で阿寒湖畔まで釧路になったが 人口減が止まらず帯広に抜かれたとの報道が話題になっている。
 コロナ禍で脚光を浴びたのは産業構造の転換と遠隔地ワーキングの可能性だろう。道東は良いところだが 観光のみで人口減を止めるのは難しい。一方で 夏は冷涼 冬でも極寒ではない気候は移住者には魅力だろう。高台に住宅を建てれば 眺望も雄大だし 万一の地震や津波の対策にもなる。
 釧路はほかの都市に比べて公園事情は恵まれている。今回は三つの公園を訪れた。米町公園は中心街の南方向の高台だ。展望台のほかに啄木などの歌碑がある。北方向の眺めは抜群で 釧路湿原の向こうに阿寒・摩周の山々が手に取るようだ(写真下の拡大図)。釧路に来ると空気(大気)が見える。

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 春採公園は海跡湖で 天然記念物のヒブナの生息地として保護されている。高台には博物館などもある。

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 柳町公園は市中心から北側の住宅街にあるが 非常に大規模なベルト状公園で 札幌大通公園に匹敵するのではなかろうか(もっと幅広かもしれない)。これらは釧路市が住むのに魅力的な例だろう。



2021411(日)

釧路の毛綱毅曠(もづな きこう)の建築群


釧路の毛綱毅曠(もづな きこう)の建築群

釧路の毛綱毅曠の建築群 4/7/2021

 釧路に行くと家内に話したら 博物館が毛綱毅曠(もづな きこう)の設計で有名だから行ってみたらと勧められた。恥ずかしながら知らなかったのでWikipediaを見たら 釧路生まれで 「1970年代の日本の前衛建築の先鋒」として知られ 作品は釧路に多く残されているとのこと。今回は彼の代表作の釧路市博物館と湿原展望台を見ることが出来た。なるほど楽しそうだと感心した。もちろん人にもよるだろうが 私は人間が住む・使うのが建物なので 楽しいことは重要だと思う。友人の建築家によると いわゆる有名な作品は住みづらく・使いづらくて 実は住みやすいのはマンションの間取りだそうだが。
 毛綱の作品は10件以上が釧路にあるのを知り 1900年代初頭のフランク・ロイド・ライトシカゴの関係に似ているなと思った。シカゴではライト建築ツアーという市内見物があるくらいだ。次の機会には釧路で毛綱毅曠の建築群ツアーをしようと思う。



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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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