愛犬シュバ(36)


2023210(金)

愛犬シュバは「靴下犬」


愛犬シュバは「靴下犬」

 愛犬シュバは四肢がダメなので 私の机の横に置いた厚いマットに寝たきりで暮らしている(死んでいるわけではありません)。自分で寝がえりは出来ないし 夜になると手足はやはり冷たくなってしまう。また暇なものだから 前肢のかゆいところを集中的になめて皮膚が赤くなることがある。犬用の靴下をはかせたり 人間の靴下をマジックテープで留めるなどの対策はしたが やはり取ってしまう。困っていた。

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 最近の成功は 私の冬用の厚手靴下だ。かかとを上下逆にすると犬の肢の形になる。名前はわからないが「貴婦人のロング手袋」の感じで 今のところはうまく行っている。



202329(木)

愛犬「シュバ」三頭目のシェパード (2) BBQ犬


愛犬「シュバ」三頭目のシェパード (2) BBQ犬

 愛犬シェバはなぜか「焚火好き」だ。焚火が始まるとその横いることが多い。暖かいのだろうと思っていた。

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 大勢のジンギスカンBBQが始まったら さっきまで私の左横にいたシュバがいなくなった。辺りを見ると 向こう側の若者達のメンバーとしてしっかり座っていた。笑ってしまった。(2018/6 手稲パラダイスヒュッテ 7歳)

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 十勝清水旭山のキャンプ場(コニファー)でも同じ挙動。子供も大好きなので 子連れのファミリーキャンパーの焚火に寄って行って座った。「オッ やっぱり焚き火が好きなんだ」と思った。

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 夜になり我々のパーティーもBBQを始めた。シュバは私の左側の定位置に座っていた(はずだ)。

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 焼き上がったので食べようとしたら「アレッ いないぞ」回りを見たら 隣のテントでは別のキャンパー達がBBQの真っ盛り。で「あの三角耳のシルエットは何だ?」これには驚いた。
 犬が知らないうちに寄って来て 横にちょこんと座られたら 肉をあげないわけにはいかないだろう。もちろんタレ・シオ・ネギはダメだが。(2019/8 十勝清水のコニファー 8歳)
 このように「焚火が好きというよりも BBQの肉を期待しての行動」だったようだ。食いしん坊め!



202328(水)

二頭目のシェパード「シェル」


二頭目のシェパード「シェル」

 昔の写真の発掘で 二頭目のジャーマンシェパード「シェル」の写真が出て来た。
 2005年頃 一頭目のシェパード「シュバ」がガンで亡くなり その後継を南区北の沢の「牧警察犬訓練所」の牧十郎さんに再度お願いしたら たまたま犬舎にいた1歳のメスを譲り受けた。牧さんは「恰好はコンテストに出るくらい立派なんだが 訓練が効かないんだよ」「犬は長く付き合うので 焦らない方がいいよ」と言われた。美形だし 一頭目のペットロスを早く解決したい思いがあり とにかく養子に迎えた。久々に犬散歩をしたらすぐに愛情が湧き心配は杞憂だった。

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 シェパードは1歳までに急激に成長して2歳で出産適齢期になるそうだ。大きめのメスだったので体重は40kgに近く 散歩の引きも強いので体力が要った。1頭目とは色も顔つきもかなり違い戸惑ったが 性格はやんちゃで Schelmisch (シェルミッシュ・やんちゃ)で名前を「シェル」にした。
 当時は3x4mのケージ(高さ1.5m)の中に犬小屋を置き 冬でも外飼いだった。郊外の住宅地なのでどこも庭にゆとりがあり 犬を飼っているお宅も多かった。シェルはケージに張り付いてうるさく吠える時もあったが 幸いご近所からの苦情は出なかった。不在時の餌ヤリを引き受けて頂いたぐらいだ。散歩は私が隣の公園や石狩川の河川敷へ連れて行き 時間がない時には深夜散歩になった時もある。

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 シェルの思い出は二度の脱走だ。一度目は 私の出張が続き散歩不足でストレスがたまったためと思う。積雪で地面が上がるとケージを簡単に越えれてしまう。真っ青になって近所を探し回った。歩道でご婦人に聞いたら「とぼとぼ向こうに歩いていきましたよ」 「吠えませんでしたか?」と伺ったら「大丈夫でした」とのこと。その方向に行くと 向こうからとぼとぼと歩いてきた。首を垂れて上目遣いで「ゴメンなさい」と言っていたに違いない。この姿にジンとしてしまったが 全く私の責任だった。
 二度目も散歩不足の結果と思う。この時は1時間位あちこち探しても見つからず あきらめかけていたら 向こうから知り合いの若者にリードを引かれて帰って来た。「どこにいましたか?」と聞いたら「○○公園でブラブラしていたのでお宅の犬と思い連れて来た」とのこと。こんな犬が公園にいたら 皆さんびっくりするし 万一の人身事故にもなりかねない。飼い主の責任を痛感した。
 このシェルは6歳の頃 私の出張中に腸ねん転で死んでしまった。車に乗せて動物病院に運び込んだ家内にはひどく怒られたし シェルにもすまないことをした。この頃の自分は仕事が立て込んで精神的にも余裕がなかった。今でも胸が痛む。



202326(月)

愛犬「シュバ」三頭目のシェパード (1)幼少期


愛犬「シュバ」三頭目のシェパード (1)幼少期

 札幌市の郊外に移ってから犬を飼い始めた。石狩川が近く 冬は豪雪だが 他の季節は良い環境だった。現在の愛犬「シュバ」は三頭目のジャーマンシェパードだが 写真整理で子犬の頃の写真を見つけたので紹介します。
 民間の警察犬訓練所で警察犬の孫として2011年7月30日に生まれた雌犬。書類の登録名は○○ウスユキソウだが 真っ黒い毛並みだったので 初代のSchwarzシュバルツ(黒)の名前「シュバ」を継いだ。3か月間は母犬と過ごし 予防注射後の4か月目に引き取った。(4か月 自宅庭で)

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 耳の先が折れていて イヤイヤかわい。ペットショップのケージの中の犬と同じようなものだった。真っ黒 しかし 肢は太い。

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 最初の冬。今の3~4倍は平気で食べ 爆発的に大きくなったが まだ細身だった。(7か月)

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 出張不在の時には古巣の警察犬訓練所に預かってもらう。(9か月)

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 最初の春。水芭蕉園で。まだ童顔が残っていた。(9か月)

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 最初の夏。石狩川河川敷。(1年1か月)

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 2回目の秋。(1年4か月)

 訓練は都合90日ぐらいになったが 今のシュバのきちんとした性格はこの頃に身に付いたと思う。



202325(日)

モンベルのドッグキャリーハーネス 要介護犬に


モンベルのドッグキャリーハーネス 要介護犬に

 愛犬のすべての脚が不自由になりほぼ一年が経過した。2階の居室から食事のたびに1階まで降ろすが これが重労働で困っていた。ほとんどの筋肉が減退して体重は7kg減ったが それでも24kgはある。両手で抱えて階段を上下するのは非常に大変だった。

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 いろいろ考え また試した結果 モンベル製のドッグキャリーハーネスが最適ということになった(写真では下が頭方向になる)。価格は5千円で モンベルショップでも置いていない所もあるので サイズを考えて注文・取り寄せが現実的だろう。

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 犬をゴロンとあお向けにひっくり返して肢を上向きにし ハーネスをかぶせてから前後の肢にヒモを回す。腹ばいにして 3か所をワンタッチのコネクターをつなぐ。ただ 犬の体の断面は人間と違って縦長なので結構難しい。

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 リードを肩掛けて持ち上げる。体重が20kg程度ならこれで楽に移動できる。
 昼間は付けたままだが 一日の終わりには逆の手順で外す。飼い主にとっては面倒な作業だが 最近はだいぶ慣れた。

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 そんな具合でドタバタはするが通常の食事にも支障はない。
 今までいろいろな補助具を使ったが このハーネスは優れモノだと思う。主治医もこれ良いですねと言っていた。要介護犬の必需品ではなかろうか。



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 ABOUT
Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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