食べある紀行(326)


2014523(金)

山陰・山陽の旅(その8) 尾道~鞆の浦~岡山~龍野~姫路


山陰・山陽の旅(その8) 尾道~鞆の浦~岡山~龍野~姫路

 本日も天気良好!

 友人がまだ寝ているうちに起き出し、自転車に乗って朝の散歩。

 尾道のアーケードは、とっても長~い!

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 まだ、現役の銭湯のようでした。

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 尾道市街地の中心部をおよそ2往復したら、小一時間かかりました。良い運動です。
 昨年行ったラーメン店・壱番館さんの前も通りました。今回の宿のすぐ近くだったんですね。


 7時30分頃宿を出発。

 まず立ち寄ったのは鞆の浦です。ここも古いまち並みが、しっかりと残されています。(トップ画像も)

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 対潮楼からの眺め

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 岡山(かどや…岡山市北区野田屋町1)で、ものすごい品数の昼食をとり…

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 友人行きつけの喫茶店でコーヒーをいただき、友人とはそこで別れることに。本当にお世話になりました。(謝)

 また一人旅にもどります。


 次に訪れたのは、播磨の小京都と言われている龍野です。ここに宿泊し、閑静な城下町をゆっくりと散策するつもりでしたが、残念なことに適当な宿が見つかりません。
 急きょ予定を変更し、姫路に泊まることに。

 結果的に、それが正解でした。良い店に出会うことができたのです。そのことについては、いずれまた…。(笑)


 ↓ 北海道から来ていることを知ると、通常のお通しを変更し、鱧の酢の物に切り替えるという気配りが嬉しいですね。

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 瀬戸内産蒸しアナゴ

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 播州赤鶏のポン酢和え

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 さわら刺身

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 お酒は、八重墻(姫路市・ヤエガキ酒造㈱)の新酒限定にごり酒。


 そして〆の麺は、播州と言えばソーメンですね!

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 いずれも、満足いくものばかり…。さりげない気配り、目配りの行きとどいたお店でした。

・居酒屋 旬…姫路市坂元町32 ツムギビル1階


 旅先で良い店を探し当てる能力があるのかもしれません。なんか、自信持っちゃうな~。(笑)



2014522(木)

山陰・山陽の旅(その7) 岩国~広島~竹原~尾道


山陰・山陽の旅(その7) 岩国~広島~竹原~尾道

5月21日

 朝食の前に、錦帯橋を見ておくことにしました。昨夜行った店のマヌターが、普段は有料の橋の通行が、早朝に行くと支払わずに済む(人がいないので、払いたくても払えない)と教えてくれたからです。

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 後ろの山の上にちょこんと建っているのは岩国城です。

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 しかし錦帯橋が、街なかからこんなに離れているとは知りませんでした。現地に来ないと分からないものですね。



 7時にホテルを出発し、広島へ向かいます。
 ここの目的は、以前見残していた広島城のみ。適当な駐車場がなかなか見つからないので、しばしの間歩道にとめさせてもらいました。

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 次は、古いまち並みの残っている竹原市です。

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 ここでは、酒蔵が経営しているそば屋さんで昼食です。

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 たくさんのそば猪口!

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 この日の泊まりは尾道です。ここは、昨年を含めてこれまで2度訪れていますが、いわゆる観光はしたことがありません。

 友人が待ってくれていたので、一緒に千光寺へ。ロープウェイで上がり、徒歩で下りてきました。

 「行ってよかった 日本の展望スポット」の堂々第5位に選ばれた眺望です!

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 尾道は坂の多い街…。

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 …そして、猫も多い街です。(笑)

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 友人が予約してくれていた旅館の素敵なこと!!

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 今宵のお酒は、近所の酒屋さんで吟味して選んできた、「瑞冠・純吟ヤマハイ(広島県甲奴町・山岡酒造㈱)」です。初めて飲むお酒です。


 この旅館について詳しくは、後日ということで…。



2014521(水)

山陰・山陽の旅(その6) 下関~長府~防府~岩国


山陰・山陽の旅(その6) 下関~長府~防府~岩国

5月20日

 天候に恵まれていた今回の旅ですが、この日は雨模様。

 赤間神宮からスタートです。

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 海を挟んで向かい側の、手の届きそうなところに見えているのは九州です。

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 城下町・長府は、高杉晋作が挙兵したところでもあり、幕末・維新ゆかりの地です。


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 功山寺や毛利邸、古江小路(トップ画像)など古いまち並みの残っている一角を、じっくりと自転車で回り終えたあたりで、雨粒が落ちてきました。



 本格的に降り始めた頃には、防府市役所に居ました。
 明治期の防府町時代のある地番が、現在の地番ではどうなっているか調べる必要があったのです。

 昼休みにもかかわらず、職員の方が熱心に調べてくれたおかげで判明することができました。ありがたいことです。


↓ 現在の地番(本橋町)付近の風景を写真におさめました。佐波川沿いです。

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 日本三天神のひとつ、防府天満宮も…

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 次いで、柳井の街並みもパチリ!

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 この日は、岩国どまりとなりました。
 岩国にも、いい店がありました。詳しくは、後日あらためて…。

 ↓ コチの刺身をはじめ、よなき貝、でびら、せんじがらなど聞きなれないものばかりをチョイス。

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 地酒ばかりのお試しセット・スペシャルを、適当に見つくろってもらいました。(嬉)

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・五橋(純米生・純吟生)・日下無双(おりがらみ純米)
・雁木(純米大吟・辛口純米)・清流錦川

 少しずつでも、7種類も飲むと結構きいてきます。


・あじ処 栄作…岩国市麻里布町3丁目


 そして、本日の〆は…ラーメン!
 近くにあった、どげんと屋さんです。

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 「とんこつ赤うま」です。白濁スープの塩味で、ほとんど九州ラーメンですね!


・どげんと屋…岩国市麻里布町3丁目



 岩国もいい街です!すっかり気に入りました。



2014520(火)

山陰・山陽の旅(その5) 益田~津和野~萩~長門~仙崎~下関


山陰・山陽の旅(その5) 益田~津和野~萩~長門~仙崎~下関

5月19日

 本日は、天気も体調も良好です。ホテルを6時に出発しました。

 7時、津和野到着。真っ先に出迎えてくれたのは、津和野のシンボル的存在の青野山です。この山の姿を見ると、津和野に来た~という感じがします。(トップ画像)


 赤い石州瓦に掘割、白壁…。津和野は江戸時代、津和野藩の城下町として栄えました。郷愁に満ちた山陰の小京都を、観光客のいないうちに自転車で散策です。

 まず、本町通りの商家の街並み。

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 そこを抜けて殿町通りへ。花菖蒲はまだわずかしか咲いていませんでした。(惜)

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 掘割の錦鯉も変わらず元気です。

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 太皷谷稲成神社に向かいます。ここは、何故か前回行かなかったところです。

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 神社の一番上から津和野の町を俯瞰します。徒歩でも歩き回れるくらいコンパクトな町ですね。

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 森鴎外の旧居にも行きました。津和野の町の南西方向にあります。今回は、残念ながら休館日のため、中を見ることはできませんでした。

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 旧居の後ろにある山の上には、津和野城址(石垣)がほんの少し見えています。

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 順序が違っていますが、森鴎外の墓所である永明寺に向かいます。このお寺は、歴代藩主の菩提寺でもあり、1420年の創建、山口県最古の別格大禅院とのことです。

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 前回も訪れていますが、もう来られないかもしれないので、ちょっと念入りにお参りを…。(失礼してパチリ!)

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 鴎外の遺言(…余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス…墓ハ森林太郎墓ノ外一字モホル可ラス…)により、まさにその通りの墓となっています。
 作家・森鴎外とか陸軍軍医であった経歴についても、全く触れられておりません。簡素なものです。
 東京三鷹・禅林寺にも鴎外の墓がありますが、やはり同様でした。潔さを感じます。



 次の萩でもかなり乗り回したので、少しつかれ気味。


 おまけに、予定変更が相次ぎ、結果的に下関まで来てしまっています。

 …なので、本日のブログはここまでとします。詳しくは、後日ということで。(笑)


※萩から下関までの間の画像は、都合により「補足編」の方で別途紹介させていただく予定です。



2014519(月)

山陰・山陽の旅(その4) 松江~出雲大社~石見銀山~益田


山陰・山陽の旅(その4) 松江~出雲大社~石見銀山~益田

5月18日

 本日も天気良~し、体調は…まあまあ(笑)

 9時過ぎには、出雲大社に到着していました。

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 巨大なしめ縄と、たくさんの酒樽は昔のまま。

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 数えると29銘柄ありましたが、そのうち18銘柄は飲んだことのあるものでした。


 以前泊まったユースホステルが、記憶どおりの場所にあったのには感激しました。

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 出雲と言ったら、やはり蕎麦は外せません。早い時間帯からノレン(「営業中」の文字)の出ている店が、一軒だけあったので即入店。割子そばを頼みます。3段重ねのそばが特徴ですね。そばそのものは、北海道の田舎系と良く似た感じです。

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・手打そば・いとう…出雲大社神門駅北三軒目


 世界遺産に登録された石見銀山遺跡は、初めて訪れました。
 一般車両の乗り入れは禁止されているので、この日も折りたたみの自転車が大活躍です。

 昨年行った備中高梁・吹屋の町並みと大変よく似ています。

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 次に向かった三隅町の棚田が大誤算でした。とんでもない山奥にあった上、看板も不親切でなかなかたどり着けないのです。
 えらく時間をくってしまいました。(トップ画像も)

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 おかげで、この日は津和野に泊まる予定でしたが、手前の益田どまりになってしまいました。

 でも、そのおかげで良い宿と居酒屋さんに恵まれたので、もんくは言えません。

 まずは、ホテルから程近くの居酒屋さんで一日の労をねぎらいます。
 店主さん自ら釣って来た魚や、採って来た山菜なので新鮮なものばかりです。

 ワラビのお浸しにヒラマサの刺身、カサゴの煮つけ…。鯛の薄造りはポン酢でいただきました。

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 お酒は、ご当地益田の地酒・菊弥栄(きくやさか・㈱岡田屋本店)。料理の邪魔をしないサラッとした感じのお酒でした。

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・仕出し・万福…益田市駅前町21


 そして本日の〆は、すぐ近くのそば屋さんで割子です。

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・出雲そば・竹の家…益田市駅前町19



 本日も、良い1日でした。チャンチャン!



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食いしん坊主
日本全国を歩き回り、美しい風景を写真に撮り、美味しいものを食べ(特にラーメン・日本そばなどの麺類)、地酒を飲み、合間には山菜・キノコ採りを企んでいます。ちょっと欲張りかも…。

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