8. 他設備 Other facilities(61)


20201222(火)

排水ホースの凍結とヒーター組込み


排水ホースの凍結とヒーター組込み

排水ホースの凍結とヒーター組込み12/21/2020

 十勝ヒュッテの周辺では12月中旬以降は終日零度以下の真冬日になっている。雪は積もっていないが夜間はマイナス15℃はいっているようで 無防備の排水ホースはカチンカチンに凍ってしまった(写真左)。食器洗いが出来ないので サッサとやることにした。
 ホームセンターで凍結防止ヒーター(2m・100V/35W・サーモスタット付)を購入。ヒーターと保護材を斜めに巻き さらにガラスウールの断熱材を巻いてテープで固定した(中)。すべてを75ミリの塩ビパイプの中に入れた。最後に地面の接続部分に土を盛り 少しでも保温されるようにした(右)。試運転ではうまくいったようだ。
 この部分は基礎の北西端で 吹き曝しなので凍結は当然なのだが 言い訳としては 曲がりが無く排水がたまらなければ大丈夫だよと教えられたのが大きい。またこの床下部分には板を張って貯蔵スペースにする予定なので 最終的には防寒対策は必要ないだろうと考えてしまった。十勝の寒さからすると 甘かったということだ。



20201129(日)

100円ショップの温度計を校正した


100円ショップの温度計を校正した

100円ショップの温度計を校正した 11/29/2020

 十勝ではそろそろ外気が氷点下で 室内・外の温度差が大きくなったので 温度計は必需品だ。二つのセンサーで室内・外を一か所で表示できる温度計が最良だが まず市販の寒暖計で様子を見ることにした。100円ショップでピンクの寒暖計を買って使い始めたが どうも様子がおかしい。ストーブの近くだとすぐに40℃越えだし 外気はマイナスのはずなのに一向に下がらない。翌週に同じ100円ショップへ行って今度は白の寒暖計を買ってきた。これは良さそうだが 確証が持てない。商品パッケージには誤差があるので計った値を証明には使えませんと但し書きがあった。100円だからまあそうだろうなと思ったが 温度がはっきりしないので体調にも自信が持てなくなってしまった。
 これでは白黒つけるしかないと思い 氷水を使って温度校正をやってみた(100℃もやるべきだが この寒暖計の最高温度が50℃なので仕方ない)。氷水をかき混ぜてしばらくつけておくと 白はほぼ0℃だがピンクは8℃だ。この差にはさすがにびっくりした。ピンクをひっくり返してみると 実は玉の部分がずれていた(落としてもずれるくらいの状態)。はは~これかと思い 0℃に合わせてきっちり固定した。
 その後 白はストーブから1.5m離れた室内 ピンクは北側の窓の外側にテープで張り付けた(熱シールドでガラスから4cm離した)。両方とも今のところは良さそうな温度を示している。
 今回の件で100円ショップのモノがすべてダメというつもりはない。むしろ100円で素晴らしいものもたくさんある。ただ 大量生産の工業製品では 部品はそれなりの精度で出来るのだが 組み立てる時にトラブルが生じたりするので 検査をしないととんでもないもの出来上がることがある。まあ温度計の校正法ぐらいは覚えておいても損はないか。

追: 最初の記事では誤字がありました。更正→校正に訂正させていただきました。はずかしい限りです。



20201128(土)

キャビンの名称は十勝ヒュッテ


キャビンの名称は十勝ヒュッテ

キャビンの名称は十勝ヒュッテ (11/27/2020)

 関係各位のご協力により キャビンAは何とか宿泊の出来る様になりました。こうなると名称がTMCPでは不都合で 愛称を考えていました。メンバーの皆様にもご相談し いくつか推薦頂きました。ヌキハウス オオヌキハウス ネオパラヒュッテ などなどです。しかし このプロジェクトは5年をめどに若者に譲渡して (可不可も含めて)その先を考えてもらうという主旨があるので 個人名ではなく地域名が良いと考え 結局 「十勝ヒュッテ」に決めました。ネット検索してもかかりませんし 登録商標検索でも重複等はありません(中国から登録されてしまう前に登録しておくのも手かも知れません)(笑)。
 もちろん十勝は広すぎるのですが メンバーと関係者は日本全域にいるので まあ この名称でも機能すると思います。後日 十勝ヒュッテ(Tokachi Hutte)として(上の図のように)T-MCPの看板の上に追加しようと思います。



20201115(日)

雪が降る前に薪小屋が完成


雪が降る前に薪小屋が完成

薪小屋を建設 11/14-15/2020

 懸案の一つだった薪小屋が雪が降る前に完成した。昨年伐採した白樺は放置してあったので 薪にするには乾燥・保管する薪小屋が必要だった。骨格には建設用足場とし 札幌から運んだ2セットとK社長からを頂いた2セットを使った。
 場所は物置の北側で ジャッキの下にはタールを塗った板を敷いた。K社長とTさんが組み立ててくれて 屋根はタルキを渡し透明のプラスティックの波板を張った。側面は防炎シートを回して 番線とクランプで留めた。冬の強風にどれだけ持つかは疑問だが 上下が開放なので意外と大丈夫かも知れない。

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 向かって右側の列には割ったマキ左側の列には長時間乾燥が必要な丸太を並べた。ちなみに美しい太い丸太はスエーデントーチにしようと上段に置いた。この薪小屋の完成で1年程度のマキが貯蔵できるだろう。今回も若い方々の筋肉に大変お世話になった。感謝です。



2020113(火)

井戸掘りを始めた(1)


井戸掘りを始めた(1)

井戸掘りを始めた(1) 10/29-31/2020

 懸案の井戸掘り作業を29日から開始した。私はもちろん 重機のK社長も専門家ではないので 自前でやるというのは全くのギャンブルだ。まずは敷地内で一番低い場所を選び ユンボで可能なだけ掘り その先は鉄パイプを打ち込む方法だ。

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今まで分かったことは 黒土表層/粘土層(黄色)/礫層/山砂層になっていて 鉄管は3.7メートルまで入った

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次には足場を水平に組み 鉄パイプをひと回り太いものに換えて 回りの土が崩れないようにした。
 すでに礫層を通り越して砂層まで行っているので 次は細めの鉄パイプを抜き差しして掘り進むことになる。先の長い大作業だが 意外とうまくいくのではと思う。「日本では10メートルも掘ればどこでも水は出るはずだ」というのが心の支えではある。

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Elmtree
 もともとアウトドア大好き人間ですが 時間の制約から残念な思いをしてきました。2019年春に友人の協力を得て 十勝清水にMountain Cabinを自作するプロジェクトを始めました。若者を巻き込んで いつでもバトンタッチできる体制を心がけています。また近くの「遊び小屋コニファー」は アウトドアの大先輩としてリスペクトしています。なお 街・探検・文化については別ブログにしました。Elmtree2をご覧ください。

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